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光田 健一さん
大学時代からインターネット系の企業でのアルバイトを始める。大学卒業後、新卒で凸版印刷株式会社(現:TOPPANホールディングス株式会社)に入社し、子会社で電子書籍やメディアの運営に従事。3年後に本社に戻るも、転職を決意しグリー株式会社に入社。5年間データ分析に携わった後、フリマアプリの株式会社Fablicに転職。その後、株式会社PKSHA TechnologyやDATUM STUDIO株式会社を経て、現在はイノベーションに勤務。
『自ら発案し、事業貢献できるエンジニアの育成を目指す』
― まずはこれまでのキャリアについてお聞かせください。
私のキャリアは大学時代から始まりました。在籍中からインターネット系の会社でプログラマーのアルバイトをしていたことが、その後IT業界に入るきっかけでした。卒業後、最初に入社したのは凸版印刷でしたが、すぐに子会社に出向し、約3年間電子書籍やメディア運営の仕事に携わりました。デジタル周りの仕事をやっている中で特にデータ分析が好きだったので、出向期限が来て本社に戻ることになった時に転職を考え、ちょうどグリーでデータ分析のポジションを用意してもらえたので、グリーで5年間、データ関連の仕事を行っていました。
その後、Fablicでデータ基盤の開発とプロダクトマネージャーを経験し、知人の紹介でPKSHA TechnologyやDATUM STUDIOを経て、今年の2月にイノベーションに転職しました。
ここ10年ほどはAI領域とデータ領域が私の専門となっています。特に直近の2社は両方ともAI企業だったので、そこでの経験が今の自分の専門性に繋がっています。
― イノベーションにはどういった点が決め手でご入社されたのでしょうか?
イノベーションへの入社を決めた理由としては、主に二つあります。まず、魅力的なデータをもっているのに十分に活用出来ていないという状況に興味を惹かれました。その状況がチャレンジングで面白そうだと感じたんです。
もう一つの理由は、入社前に実際に働いている社員の方々と会う機会があり、皆さんが非常に人当たりが良く、一緒に働きたいと思えたことです。特に、社員同士の仲の良さやコミュニケーションの風通しの良さが魅力的に映り、このような環境で働くことに対する期待が高まりました。
― イノベーションでの現在の役割について教えてください。
始めは、データプロジェクトといってデータ基盤を作る仕事を任されました。そして今は、データプロジェクトをメインとしつつ、SREや情シスなどを束ねる組織のエンジニア責任者を担っています。
―エンジニア責任者として今後イノベーションをどうしていきたいと考えていますか?
現状、チームの人数はそんなに多くなく、社員は十数名程度ですし業務委託を含めても20数名程度です。今後は規模をもう少し拡大していきたいと考えています。
私の専門領域であるデータ分野については、今後さらに深堀していきたいですね。データ領域はきちっとやっていけば結果は出せるので、その後、データ周りから始めて機械学習やAI周りもやっていければと思っています。
エンジニア組織全体としては、自ら事業のことを深く理解し、事業に貢献できるエンジニアの育成に力を入れたいですね。社内での育成と並行して、外部からの採用も検討しています。このような人材を増やしていくことも重要だと考えています。
『社員同士の仲の良さやコミュニケーションの風通しの良さも魅力の一つ』
―今現在、感じている課題や、伸びしろはどのあたりだと思われますか?
今のイノベーションは変革期でいろんな挑戦環境があるのですが、組織や個の成長に向けて活用しきれていないなと感じています。エンジニアメンバーのポテンシャルは高く、まだまだ引き出せると考えていて、より成長できる環境を整えていきたいです。例えば、プロジェクト型開発に切り替え、様々な開発を経験することで開発力を上げたり、様々なプロダクトに関わることで事業の理解を深めていく。すると事業に貢献できるエンジニアが増え、事業もエンジニアメンバーも成長ができる。ここが一番の伸びしろだと思います。
―逆にここは強み・魅力だと思われている部分はなんですか?
メンバー同士の仲の良さ、社内のコミュニケーションの風通しの良さというのは強みだと思っています。年齢にかかわらず分け隔てなくコミュニケーションを取れるのは魅力ですね。
『上場企業とスタートアップの両面を持つチャレンジングな環境』
―採用についてもお聞きします。目標達成に向けた採用の重要性についてはどのように考えておられますか?
採用は最も重要な仕事の一つで、会社や事業を成長させていくには、優秀なエンジニアの採用が不可欠だと考えています。
―どんな人がイノベーションにマッチすると思いますか?
スキル面では、特にデータやAI領域において、探索的なアプローチができる人材が求められています。これらの分野は比較的新しく、確立された方法論がないため、柔軟に新しいことに挑戦できる人が向いています。一方、ウェブエンジニアリングの分野だと、現状では最先端の技術よりも、しっかりと手堅くシステムを構築できる人材が向いていると思いますね。
カルチャー面で言うと、会社の歴史は長いものの、まだ多くの面で整備が不十分な状況です。そのため、与えられた仕組みの中でただ働くのではなく、一緒に会社づくりに参加し、制度面を含めて新しいものを作り上げていける人と働きたいと思っています。
いわゆるカオスな体制ですが、これは採用面接やカジュアル面談でも率直に候補者の方に伝えることが多いですね。「そういうとこから一緒にやっていきましょう」と呼びかけ、このような状況に魅力を感じる人を採用したいと考えています。現状を隠さず伝えることで、入社後のミスマッチを防ぎ、本当に一緒に会社を作り上げていける人を見つけられると信じています。
―これからイノベーションさんに入社しようと思っている方に向けて、伝えておきたいメッセージはありますか?
会社の体制としてまだまだ整ってないところはありますが、逆に伸びしろはいっぱいあると思うので、そういうところを一緒にやっていってくれる人と働きたいなと思っています。