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大切なことほど、案外伝わらない(デジタルとアナログの狭間で)

こんにちは、採用担当のTakedaです。
今回は月に1度、当社で実施されている Sharing & Value Session についてお伝えしたいと思います。

冒頭の写真は、9月からJoinした新たな仲間がSession内で自己紹介しているヒトコマです。
少し緊張した面持ちながら、意気揚々とした姿を見て採用担当として本当にうれしい限りです。
これからフレッシュな風がオフィスで吹くことでしょう!どうぞよろしくです!

さて、「Sharing & Value Session」は、和訳すると「全社総会」に近いかと思いますが、インパクトの場合、よく見受けられる、一方的な社長からの訓示、部門長による部の業績報告、今後の方針などを伝える情報共有の場ではありません。インパクトでは、全社員が集合するSessionの目的は大きく2つあります。

①自社でテレワークが浸透しているからこそ、Face to Faceも大事にしたい

当社は、現在、社員が22名在籍しています。
しかし、実は平日、ほとんどオフィスには社員がいないことも多々あります…(汗)
コンサルティング営業チームはクライアント訪問で、ソリューションチームはデリバリー(研修プログラムの提供)で外出・不在が多く、繁忙期にもなると、オフィスにはスタッフサポートチームの数名しかいない時もあります。

また、当社は、「働き方改革」が声高になるかなり以前から、WAH(Work at Home)やフルフレックス制度を導入し、テレワークが浸透しているため、オフィスで全社員が顔をそろえろことは、もはや奇跡に近いこと。
デジタル化が進み、情報共有は社内イントラ上やメールで十分だし、わざわざ出社せずともSkype会議で事足りる。当社でも、業務のスリム化(効率化)と同時に、コミュニケーションのスリム化も進んでいます。

けれども、オンラインだけでは、分からないこと・伝わらないことも多い、と実際に感じています。
コミュニケーションのスリム化は、業務連絡や情報伝達などではメリットが多い一方で、業務で接点のない人や部門間同士の関わり合いを容易に断絶してしまいます。

せっかく、当社は、全社員が互いに人となりを理解し、意思疎通がしやすい「ちょうどよい」組織の規模にも関わらず、デジタル一辺倒では、その良さが損なわれてしまう…。
だからこそ、月に一度は「Sharing & Value Session」で全社員で集まり、Face to Faceでの相互理解を深める機会をきちんと作りたいと思っています。

デジタルとアナログの狭間で、インパクトなりの「This is 最高にちょうど良い! !」を目指しています。


②大切なことほど、案外伝わらない -理解と共感の繰り返しと積み重ね-

ほとんどの企業で、経営理念、ミッション、ビジョン、バリュー、クレド、ウェイなど様々な言葉で、自社の目指す方向性や、存在意義が定義されています。また、組織として、組織の一員としての価値観や行動規範、基準を細かに明記している企業も多いでしょう。

けれども、自社の定義された方向性や存在意義を理解し、”自分事”として日々の仕事へ結びつけているメンバーは実際、どれくらいいるでしょうか?また、会社として浸透の取り組みがどれくらい出来ているでしょうか?
企業が存在価値を社会へ提供するうえで、このミッションやビジョンといったものの共有は、とても大切です。なぜならば、激しい環境変化・価値観の多様化の中で、トップダウン的に企業の将来指し示しすことが難しくなっている昨今、これまで以上に社員一人ひとりが、自立的に判断・行動することが必要になっているからです。だからこそ、会社の目指す方向とブレがないよう判断基準・行動基準の拠り所となるのです。

なぜ浸透しないのか?それは、腹落ち感がないから。


理想とは裏腹に、社長室の額縁に飾られたり、朝会で唱和したり、名刺に記載したりと、浸透の努力むなしく…「ビジョン?なにそれ?美味しいの?」と社員間では形骸化してしまっているのが現実ではないでしょうか。

なぜ形骸化しているのか? それは「知る」と「理解する」には大きな隔たりがあるからです。
字面をなぞって言うことは「知っている」こと。
その裏にある「背景」や、そこに至るまでの「想い・情熱」を把握してこそ「理解している」といえるのです。

さらに、”自分事”として仕事へ落とし込むためには、「頭」で理解するだけでなく、「心」で共感しなければ、より深い理解には結びつきません。

大切なことほど、繰り返さなければ伝わらない

では、一度、理解し、共感ができれば十分なのか? 答えはノーです。
人はなかなか難しいもので、すぐに行動へ移すことはできません。
日常の実務に忙殺され、あっという間に、忘却の彼方へ消え去ってしまいます。
「あー、以前になんかそんなことやったよねー」と懐かしむのが関の山。

案外、「本当に大切なこと」ほど、「根気よく繰り返していかなければ定着しない」ものなのです。
その積み重ねが、企業文化を形作り、個の強い企業になると信じています。

だからこそ、インパクトでは、月1回 自社のWhy(存在意義・提供価値)を理解する場として、Sharing&Value Session を位置づけています。

さて、だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、9月のテーマは「Philosophy of Evaluation​」

・インパクトのWhy(存在価値・提供価値)と評価制度は、なにがどのように繋がっているのか?
・なぜインパクトは「パフォーマンス(結果)」だけの評価ではないのか?

などを各々の持論も含めて、話し合ってもらいました。

インパクトのWhyと評価制度がどう結びついているか、制度自体の理解促進ももちろんですが、その制度設計の背景や意図も理解して、共感し、”自分事”として、今後の自分自身の目標や成果に繋げっていってほしいと思います。

来月も、全社員で、大切なこと、大切にしていること、大切にしたいことをShareし、自社のWhyやValueを意識する活動をしていきます!!

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