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男性の育児を積極サポート!互いを認め合いサポートし合える環境づくり

こんにちは、イメージソース広報の中丸です。

先月、男性の育休取得を促す改正育児・介護休業法が成立し、より男性を含めた社会全体で子育て世代の支援へ意識が高まるなか、弊社代表の小池も、第二子誕生に合わせ育児時短勤務をおこないました。スタッフの1/3が子育てをしているイメージソースでは、どのようにワークライフバランスを実践しているのか? 代表の小池と3歳の男の子のママである私もインタビューに参加した記事をお届けします。

職人集団のイメージが良い意味で覆されるかも? ほっこりするエピソードとともにご覧ください。

<インタビューメンバー>
代表/小池博史
広報・人事/中丸友里恵

個人のワークスタイルに合わせた社風が男性育児も支援

- 男性の子育てを推進する動きが出ていますね。

中丸:今回の改正法案は、現役子育て世代を後押しするものになったと感じています。私自身、妊娠・出産・育児を経験し、やはり心身ともにダメージを受ける出産前後はパートナーの手助けが必要不可欠だなと思います。男性の家事・育児への参加は女性の継続就業割合にも関わってきますし、長い目で見た時に、男性もキャリアを継続するうえでワークライフバランスに配慮したサポートを受けられることは、雇用者・被雇用者どちらにも大きなメリットがあると感じています。イメージソースは、裁量労働制やリモートワークなど、もともと個人の働き方を尊重する制度がありますが、今回お話する育児関連のサポートも、忙しい制作現場のスタッフの育児参加をサポートするものとなっていますので、ぜひ活用していただきたいですね。

- 育児にまつわる勤務制度にはどのようなものがありますか?

中丸:法で定められているものはもちろん、独自にイメージソース・D2Cグループのサポートを用意しています。男性の育児に関わる基本制度は下記の通りです。

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休暇付与
有給とは別途、家族の出産、看護、介護はもちろん、ボランティア休暇など、会社が認めた場合に休暇を取得できる休暇制度を用意しています。

●育児支援短時間勤務制度
3歳に達するまでの子と同居し養育する社員が申し出ることによって、1日の所定労働時間を6時間とすることができる制度です。またこの制度とは限らず、裁量労働制の社員についても時差出勤や育児時間の確保を取得、支援するなど、社員の状況に合わせて話し合いながら仕事と子育ての両立ができるよう適宜実施しています。

●ベビーシッター利用割引(D2Cグループ福利厚生)
D2Cグループは企業主導型内閣府ベビーシッター利用支援事業の承認を受けているため、ベビーシッター派遣サービスを利用した場合に割引券の利用が可能です。

そのほかにもNTTアソシエ倶楽部に加入しており、家事代行や遊び場の割引なども利用できます。

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イメージソースはもともと裁量労働制を取り入れており、予め取り決めた成果を出していただければ1日の時間の使い方は自由に決めることができるので、保育園・幼稚園の送迎や夜お風呂にいれるなど、、普段からは育児などをしている方も多いです。

出産・育児に関しては、希望がある場合どれくらいの期間・時間をあてたいのか個々人にヒアリングをおこなって、その方に合わせた働き方を提案実施しています。例えば、第二子出産を控えたディレクターは、妊婦健診時や第一子の育児をサポートしたいとの希望があったため、午前中は席を外し午後から通常勤務としたり、第一子の産後育児をサポートしたいと希望があった別のエンジニアディレクターの場合は家事・育児時間を確保できるように認めフレックス制で働いたり。そのような場合には、社内カレンダーで対応不可の時間を明確にするなどして、他のメンバーに協力を仰ぎました。

- それはユニークな点ですね。裁量労働制の自由なワークスタイルだからこそできたのでしょうか。

中丸:そうだと思います。女性の場合ですと労働基準法で、1歳未満の子どものいる労働者の授乳時間などを「育児時間」として明確に定められているのですが、男性は対象外となっています。そのため、男性の仕事と子育ての両立をサポートするための、「休暇付与」と「育児支援短時間勤務制度」はイメージソース独自でおこなっています。おむつ替えや寝かしつけ、パートナーが産後の休息をとるため家事・育児のサポートなど、家庭ごとに育児を取り巻く環境は違うので、ができるよう、希望にあわせてがあった場合は対応していきたいと思っています。

小池:出産前後はその後の夫婦関係も左右する大事な時期ですしね! 私の場合、経営者は産休・育休制度の対象となりませんが、仕事と子育ての両立をするため時短勤務をお願いすることになりました。

- 男性の育児への参画について、いつごろから取り組んでいたのでしょうか?

小池:創業当初より、その方々に任せた裁量労働制を導入していましたので、育児に限らず個人の生活にまつわる時間の采配については、業務に支障のない範囲で自由にやっていました。

中丸:実績は長いですよね。男性スタッフが多いイメージソースでは、長く働いていただくためにそういったサポートは必要だなと思っています。

実録!小池家の育児参加はどのように?会社の反応は?

- 今回育児時短勤務はどのように実践しましたか?

小池:社内共有カレンダーに、8時半から午前いっぱいと、夕方5時から夜8時までは「育児対応」と予定に入れていました。朝は朝食の準備から長女の食事のお世話、それと支度をして通園、帰宅した後は掃除・洗濯など家事全般と次女の育児のフォローや昼食の準備を行い、夜は沐浴から寝かしつけ、夕食の準備などをしていました。産後1ヶ月は妻に家事を何もさせないという約束をしたのですが、いやあ、シビれますよね(笑)。期間は、出産から1ヶ月とちょっと。その後は、妻の体力が回復してくるのを待って、午前中や夜の育児時間にも打ち合わせを入れてもOKと声を掛けるなどし、徐々に通常の勤務に戻していきました。また、スタッフの都合とも調整し夜8〜9時などの時間でミーティングを入れていただくなどしつつ、お昼から夕方5時をコアタイムとして働きました。実際にはこのスケジュール通りにいかないこともありますが、カレンダーに共有してみんないつでも見られる状態にしておくことで、すれ違いは防げたのかなと思います。

- 家庭内での反応はいかがでしたか?

小池:よかったですよ。男性の「できる限りやる」というのは時に夫婦の摩擦を生みますので(笑)、協力する時間や内容をうやむやにせず育児に参加できたことは、妻もよく思ってくれていたと感じています。

- 育児時短勤務中のエピソードを教えてください。

小池:長女が生まれた時は、常備菜を何種類かつくるなど食事づくりを頑張っていたんですが、はりきりすぎて疲れたのか僕の方が不機嫌になってしまい、妻を悲しませたことがあったんです。反省して次の日にお花を買っていきましたが(笑)、今回はそういったことが起こらないよう、食事をつくる回数を減らしたり、フードデリバリーを使ったり、時には近所のママ友や友人に長女のお迎えや食事などを頼ったりと、疲弊せずに仕事も生活も両立できるよう、うまく組み合わせていきました。平日はママ友のネットワークにかなり助けられましたね。お迎えだけでなく、時にはお風呂に入れてくれたりお弁当をつくってもらったりと、気楽に頼っていいコミュニティーができたことにも、本当に助けられました。僕の場合はそういった環境に恵まれましたが、D2Cグループで提供しているベビーシッター利用割引なども組み合わせても良いと思います。仕事としてやってくれるので気を遣わずに委託できるところがいいですよね。

- 実際に時短勤務をしてみて個人の感想や気づきは?

小池:効率よくやれば、仕事との両立ができると感じました。例えば育児対応中に少し時間ができた時はリサーチやメールチェックをしたり、参加する会議も事前にどの程度入るか段階を決めたりと、会社のための自分の時間をつくれた感じがしました。今回の機会のおかげで、仕事をこなすスキルが上がったかもしれません。

- 会社のなかでの反応はいかがでしたか?

中丸:バックオフィスとしては問題ありませんでしたが、限られた時間で打ち合わせの時間を調整するのには少し苦労しましたね。

小池:現在は案件にメインのフロントで入ることはないので、遠隔でできることが多く、あまり支障はなかったと思っています。ですが、他のスタッフのサポートがあって成立していることで、全部が全部自分でできているわけではもちろんありません。6割は自分でやって4割は手伝ってもらっていた感覚かな。これが長期に及ぶと問題がおきるので、1ヶ月強という期限つきだから協力を仰げたというのはありますね。

中丸:その1ヶ月だけでも、ママの心身は違います!

小池:イメージソースの場合は、裁量労働制であることや、役回りもはっきりしていることから、遠隔でもやっていける体制を組めていると感じています。このコロナ禍でもそれが証明されました。出社していると、帰るタイミングを言いにくいことってありますからね。今回はコロナ禍で会社全体がリモートワークをベースとしていたため、それを感じにくいということはありました。経営者の場合は有給の概念はないですが、有給とりますって言いにくいのもあるじゃないですか。自分もこうしてサポートしてもらったので、スタッフのみんなにもぜひ活用していただきたいです。それと「とっていいんだよ!」っていう意識づくりが一番大切で、「子は宝だ!」っていうのを言い続けていきたいですね(笑)。

サポートするスタッフにはもちろん負荷がありますが、そこを笑顔で「いいですよ!」って言える環境を今後も継続していきたいです。一緒に動いている人たちへのリスペクトと社会全体で子どもを守っていく大切さについて、声高に言っていきたいです

ワークライフバランスが見直される時代に必要なこと

- クリエイティブ業界はハードワークなイメージがありますが、男性スタッフが多いイメージソースで、仕事と子育ての両立についてどのようなサポートが必要だと思いますか?

小池:やっぱりまずは福利厚生だと思います。それとその機能を既婚未婚など関係なく常日頃から周知させること。先ほど言ったように、子育てのための時間をとりやすい雰囲気づくりは会社全体でやるべきことと思います。

育児に限らず、スタッフそれぞれの状況を踏まえた目標設定と、それに対して取り組めているかどうかの振り返りをすることも重要で、そうすることでお互い気持ち良く働けるのだと思います。個人のやるべきことをスタッフのみんなに共有できていれば、何もネガティブなイメージはないですよね!

また、ある程度期限つきなのか長期なのかという点も、調整が必要だと思っています。今回お話した育児時短勤務のように期限つきであれば意外と短いので、その間みんなでサポートし合うことができますが、1年など長期になった場合には目標設定にズレが生じてくるので、きちんと最初に話し合ったり段階的にやるなどし、個人と会社と向かうべき標準をあわせていくこと。

中丸:いま在籍いただいているみなさん、それぞれがイメージソースに必要な存在です。ですから、サポートしていきたいし、しない選択肢はないですね!

あとはサポートを受けるている側として意識していることは、隠さず見せていくこともきちんとアピールをすること。先日若いスタッフに残業していると食事どうしているんですか?と聞かれ「パパが用意しているので知らないよ」食事の準備だって必ず毎日女性がすることでもないので、罪悪感もったり気にしないで働くことが重要なんだよと伝えたり、か、リモートワーク導入時には、正直にの時は子どもが乱入してくるかもしれませんが笑顔で見守ってくださいとか、啓蒙活動をすることで、他の子育て中のスタッフから「そういうふうに言ってもらってよかった」という声をもらったりしています。子育てに限らず、家族同様のペットがいるので、そのお世話事情なども話したりしますよ。そういうところをお互いそうなんだと受け止められる雰囲気が、イメージソースのよさでもあります!

小池:みなさん、子は宝ですので、サポートを継続していきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。制作会社は働き方がハードというイメージがあるかと思いますが、よいクリエイティブを出すためのサポートは全力で行なっていきます!

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