こんにちは!採用担当の今井です。
今回は、会社の公式ブログで公開されている「ハートビーツのインフラエンジニア(研修生)が実践している日々の振り返り」をもとに、監視運用担当のインフラエンジニアの研修内容の一部についてご紹介します。
これは研修期間だけでなく、日々の業務でも参考になると思いますので、ぜひご覧ください!
ブログの概要
振り返りのフレームワーク「KPT」を活用し、弊社のインフラエンジニア(研修生)がどのような振り返りを行い成長につなげているのかをご紹介しています。
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振り返りの目的
日々の振り返りを行うことで、課題を明確にし、課題を解決したり、自己の成長につなげることができます。
ハートビーツの研修生とは?
弊社ではインフラエンジニア(監視・運用)のポジションにおいて、未経験採用を積極的に行っています。未経験の新入社員は「研修生」という職位に就きインフラエンジニア(監視・運用)として、運用チームの「主担当」という職位を目指すことが多いです。 研修生とは、監視のスキルを学び主担当を目指す立場であり、主担当はハートビーツで1人前と言われる監視の時間帯責任者です。
運用チームでは充実した研修制度があり、 その中でも筆者は「日々のまとめのやり方と隔週で実施しているKPTが研修の仕組みとして優れている」と感じ、その2つについてブログでご紹介しています。
日々の振り返り
運用チームでは研修期間中、1日の終わりに1時間ほど、その日の振り返りを記録します。 記録場所は社内の誰でも見られる場所に記録し、 研修生の技術的な知識の認識に誤りがある場合、主担当がそれを伝え修正することができます。
また、要点を絞って振り返ることを意識することで、 見返すだけでその日起きた障害対応の内容や次からどう対応をしたら良いかを考えることができます。
KPT
KPTとは「Keep」「Problem」「Try」という3つの単語の先頭文字を繋げたもので、 振り返りに適したフレームワークです。 この取り組みは研修生と主担当の2人で実施します。
振り返り方はまず振り返り範囲を決めその始まりから終わりまでを思い出し、 「Keep」「Problem」「Try」の各項目について当てはめて考えます。
- 「Keep」は実施した活動の中でうまくできたこと、今後も続けたいことを当てはめます。
- 「Problem」は実施した活動の中で困ったことや問題点を当てはめ、その改善策をを主担当と研修生の2人で考えます。
- 「Try」は「Problem」で考えた改善策を当てはめ、実施します。また、改善策以外にももっと良くなるような取り組みなども「Try」に入れます。
「Try」の注意点として、改善策は抽象的なものをあげるとどういった動きをすればいいのかがわからなくなってしまうため、 できるだけ具体的なアクションを挙げるよう心掛ける必要があります。
研修期間中に隔週でこのKPTの一連の流れを実施することで、業務中に感じた疑問点や問題点を解決していきます。
実際に行った日々の振り返りとKPTの内容
研修生から主担当になった筆者が実際に行った「日々の振り返り」と「KPT」をご紹介します。
【日々の振り返り】
- その日起きたアラート対応で特に躓いた点やわからなかった技術の概要を振り返りとして残しておき、 1週間前の振り返りは必ず読むようにしました。
- 1週間前の振り返りを必ず読むことにより、最低でも7回は同じ振り返りを読むことになり、次のアラート対応で同じ躓きをしにくくなり、 全く知らない技術に対してアラート対応をするというような状況を徐々に少なくすることに成功しました。
- こうした日々の振り返りをすることにより、自分の自信に繋がり勉強のモチベーションを向上させることもできました。
【KPT】
- 研修生時代にアラートに対しての調査のスピードが遅いことが問題となっており、 解決策を見つけることができず困っていました。そこで主担当とのKPTを実施し問題点を洗い出したところ、不必要な箇所まで調査をしており、調査のスピードが遅くなっていることに気づいたため 「Problem」(問題点)にその事象を当てはめました。
- そして主担当のアドバイスのもと、「Try」(今後の活動で実施したいこと)にまずは発生したアラートから原因を予想しそこの調査、外したら次に予想できる箇所を調査という、一つ一つ丁寧に無駄のないよう調査をするということを当てはめ翌週実践しました。
- 実践後、無駄な調査が減り発生したアラートに対しての調査スピードが確実に上がり問題解決に繋がりました。 また、新たに問題点や疑問点が上がった際、次週のKPTで主担当と話し合うことにより自分の苦手を更に克服することができました。
まとめ
今回はハートビーツの研修で行っている、日々の振り返りやKPTについてご紹介しました。
これらを実践することで、「自分で考える力」を養うことができるようになり、業務の中でとても役立っているという声が多いです。
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