こんにちは!NXの石川です!
(HeaRでは人事部をNakama Experienceと呼んでいます)
あっという間に今年も1/3が過ぎましたね!早い……。今年は私たちにとって変革の1年になると感じています。というのも、私たちHeaRは今年2月に新規事業であるスキルテストSaaS「ジョブテスト」をリリースしました!
リリースから3ヶ月ほど経過しましたが、お客様の声からも成長を見込める注目のプロダクトだと感じています!
今回はCEOである大上(おおうえ)のインタビューを通して、当社の目指すプロダクトと新規事業のジョブテストを紹介させていただきます!
今まで3年間、採用コンサルティング事業をメインにしてきた当社がどんなプロダクトをつくっていくのか?今後の展望についてもお話できればと思いますので、ご覧いただけると嬉しいです!
※ジョブテストについてはこちらをご確認ください!
https://seishun.blog/jobtest
ジョブテストリリースから3ヶ月。手応えと次なる一手とは?
※ラジオ風に楽しむCEO大上です。
── ジョブテストをリリースして早3ヶ月ですね!その期間を振り返りいかがでしょうか?
お客様からは
「ジョブテストの結果が事前にわかっていたので、その後の面接が進めやすかった」
「『長所としてとらえられる特性は何か』など、面接で前向きなすり合わせができた」
など、具体的にジョブテスト活用後のお声を頂いております。
実際に採用シーンでジョブテストを使っていただき、プロダクトを活かせていることを聞けてとても嬉しいです。また、順調にMRRが積み上がっているという結果も出ていて安心しています!
── お客様の声、嬉しいですよね!結果がでている理由は何だと思いますか?
大きく分けて3つの理由があると考えています。
1つ目は、3年近く採用コンサルティング事業を手がけていることです。
人事や経営者層とのつながりを獲得できていたので、今までのお客様への迅速なPRにより初速で売上を確保できました。同業他社にかなり差がつけられたのではないかと感じてます。
2つ目は、採用コンサルティングを組み合わせたサービスプランの開発と提供ができることです。
SaaS単体の提供ではユーザーのタスクを完結できない場合が多々あります。しかしジョブテストでは採用担当者のタスクの完結が実現できています!
これをプロダクトの強みとして活かせたことが、結果に表れていると思われます。当社ではプロダクトとして、ユーザーの特定タスクを"すべて"終わらせることができるサービスの実現を目指しています。日常に存在しているサービスにも完結が達成できてないものがあるんです。
※タスクを完結できていない例とできている例
スキルテストSaaSという全く新しい分野のジョブテストで、現状の課題を解決できそうという反応を多くの方から頂いています。
3つ目はジョブテストのコンセプトがユニークであることです。
プロダクトのポジショニングはユニークであり、日本国内で注目を集めやすかったことが挙げられます!また、リリースタイミングでのお問い合わせに対して迅速なPR活動を行えたことで導入に至っているケースが多いです。
※インタビュー風景を撮らせてくださいとお伝えしたのにおもちゃで遊びだす大上
── ユーザーのタスク完結を重要視する上で、ジョブテストとしてはどのようなプロダクトを目指しているのでしょうか。
「愛されるプロダクトを作りたい」と社内で共有しています。具体的には以下の4項目になります。
1つ目は「『なんとなく好きになってくれる(=Like)』1万人より、『熱烈に愛してくれる(=Love)』100人のファンを獲得する方が良い」です。これはお互いがwin-winの関係を築けることがポイントになってます。
理由としては、
- 長く・多く・深く使い続けてくれるから
- 質の高いフィードバックが多いから
- クチコミで広げてくれるから
などがあります。
── 具体的に「win-winの関係」というのはどのようなものですか?
win-winの関係というのは、私たちは事業を成長させ、ユーザーはタスクとジョブの解決ができる関係のことです。特にジョブテストは採用担当者のタスクを完結できた成功例なんです。
── その場合、ユーザーとの関係性で気を付けていることはありますか?
Likeな顧客の声より、Loveな顧客の声を集めることです。営業やCSの過程で色々な声を頂くことが今後増えると思いますが、顧客の属性を判断しながら事業に反映していくことがとても重要だと感じています。
2つ目は「足し算より引き算」です。
プロダクトのコア機能は絞られていた方が良いことを忘れないようにしています。「あれも追加」「これも追加」と機能が増えすぎると、何のプロダクトか分からなくなることがあるんです。初期のプロダクト設計において「All in Oneは悪」という考えを持ち、必要な機能に絞って作っています。
※真面目な写真は撮らせてくれません……。
── そのプロダクト設計にはどういったメリットがあるんでしょうか?
豊富な機能が80点で作られているプロダクトより、一番大切な機能が120点である方がスタートアップにとって勝率が高いというメリットがあります。
身近な例でいうと、
①Twitterは「140文字のSNS」に特化して運営し続けている
②Instagramは数年間「画像SNS」に特化して運営し続けた
などが挙げられます。
3つ目は「プロダクト価値から始める」です。
顧客に提供できる価値は機能的価値と情緒的価値の2つあります。
重要度は50:50ですが、サービスを提供する側が意識すべき順番は、①機能的価値②情緒的価値です。まずは顧客の課題をプロダクトの機能で解決できなければ話になりません。
しかし、機能的価値がコモディティ化するスピードは加速しているので、情緒的価値の創出にも早めに着手すべきだとは思っています。
── 機能的価値にはどういったものがあるんですか?
機能的価値は様々あります。
1. プロダクト価値
2. マーケティング価値
3. セールス価値
4. CS価値
などです。ここではプロダクト価値が起点であることが重要なポイントとなっています。
理由としては、どれだけ集客できたとしてもプロダクトがイマイチだと成約に至らないパターンや、どれだけCSが頑張ってもプロダクトで課題解決ができないと利用継続に至らないパターンが発生することが考えられるからです。
── HeaRが目指すプロダクトについて教えてください!
私たちはCxO、プロダクトマネージャーの役割を明確にしています。
CxOは事業戦略を考える役割、プロダクトマネージャーはその事業戦略をもとにプロダクトに落とし込むとどういう形になるかを考える役割としています。プロダクト事業戦略についてはその中のプロダクトマネージャーと議論している最中です。
ただ当社として揺るぎないのは、「プロダクトが現状のSaaSにプロフェッショナルサービスを組み込むことで、ユーザーの課題解決を実現するもの」であることです。
※やっと語ってる写真を撮らせてくれましたが、クッションの上……。
── 会社の今後の展望やジョブテストの今後の戦略を聞かせてください。
ジョブテスト単体の提供で解決できる部分もありますが、解決できない部分もまだまだあります。
ユーザーの課題解決を主軸に置いて、プロフェッショナルサービスやコンサル、RPOが必要ならば、解決手段としてそれらを組み合わせて「愛されるプロダクト」を提供していきたいと思っています。
──「愛されるプロダクト」っていいですよね!最後に、どんな人に仲間になってほしいですか?
ミッションに共感し、ミッションを体現することに対して強い気持ちを持っている人。私たちの言葉でいうと「青春の大人を増やす」、これを実現したいと思ってくれる人ですね。
あと、会社としてカルチャーフィットのすり合わせをじっくりしています。企業選びにおいてカルチャー面を大事にしている方は、ぜひ一度お話させてほしいです!
プロダクトマネージャー向けに言うとするならば、プロダクト作りが好きな人。例えば自社プロダクトに関してお酒を飲みながら2時間お話ができちゃう人なんていいですね(笑)
お互いにプロダクト談義をしていく中で、プロダクトマネージャーとしてのこだわりや考え方を共有したいですね!
── インタビューありがとうございました!
以上、CEOインタビューでした!ジョブストの将来性と私たちの情熱を感じていただけましたでしょうか?
今後もジョブストとHeaRについての情報を発信していきますので、ぜひご注目いただけたらと思います!
HeaRでは一緒にプロダクト談義をしてくれる方とお会いする機会を求めています!少しでも興味を持ってくれたら、ぜひご連絡ください!
ご応募お待ちしております!
※素敵な笑顔で締めさせていただきます!