トラック予約受付サービス「MOVO Berth」が5年連続シェアNo.1を獲得。累計登録ドライバー数は70万人を突破! | 株式会社Hacobu
データの力で物流課題を解決する株式会社Hacobu(ハコブ、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 佐々木 太
https://hacobu.jp/news/13055/
物流の大きな転換点となった2024年。創業以来「運ぶを最適化する」というミッションを掲げるHacobuは、2024年も全力で走り続けました!MOVOプラットフォームの急拡大、ビッグデータを活用した挑戦、そして新しい仲間の加入など、フルスロットルで駆け抜けた1年を振り返ります!
2024年、おかげさまでMOVOを利用する事業所数は2万カ所を突破し、トラックドライバーの累計登録者数も70万人を超えました。入出荷情報や車両の動態情報、配送案件情報など、月間170万件を超えるトランザクションデータが集まっています。
この成長は、日々サービスを使ってくださるお客様、ユーザー、ドライバー、パートナーの皆様の支えがあってこそです。深く感謝申し上げます。
そして、このビッグデータの集積から、新たな取り組みをスタートしました。
「Data-Driven Logistics®が社会課題を解決する」。この信念のもと、2024年8月に始動したのが、「物流ビッグデータラボ」です。
アスクル様、キリンビバレッジ様、スギ薬局様、日本製紙様、YKK AP様など、先進企業に参画いただき、企業間で物流データを共有し、共同輸配送の実現に向けて動き出しました。
実際に、過去にMOVOの入荷データを分析したところ、ある1日の全運行のうち、41.3%で共同輸配送の可能性があることが判明しています。
2024年、私たちは2つの新規プロダクトを世に生み出しました。
▼企業の垣根を超えたデータ活用!共同輸配送支援サービス「MOVO X-Data」
運行データを基に非効率な運行や車両を抽出し、改善案を提示するサービスです。空車での運行や長時間労働などの課題の大きい運行を抽出し、帰り便の活用など具体的な改善案を提示します。
第一号プロジェクトとして、三菱食品様と実証実験に取り組んでいます。
車両削減やCO2排出量削減、将来的には企業間における共同輸配送実現などの可能性を秘めているプロジェクトです。
▼AIが実現する輸送量の平準化「MOVO PSI」
キリンビバレッジ様、アサヒ飲料様との共同プロジェクトから生まれた、輸送量の平準化を実現する新AIサービス。実証実験を通じて、キリンビバレッジ様では輸送コスト約9.1%・在庫日数約13.2%の削減を実現。企画着想から3年、「Data-Driven Logistics®が社会課題を解決する」という私たちの信念を実現したプロダクトです。
「物流ビッグデータラボ」は、『日本経済新聞』朝刊1面や、『日経ビジネス』の「物流危機が創る未来」特集に掲載され、NHK『おはよう日本』でも紹介されました。
「MOVO PSI」の発表ではキリンビバレッジ様、アサヒ飲料様と共同記者発表会を開催し、多くの報道関係者にご参加いただきました。
左より、アサヒ飲料 執行役員 SCM本部長 和田 博文様、Hacobu 執行役員CSO 佐藤 健次、キリンビバレッジ 執行役員 SCM部長 掛林 正人様
また、国際総合物流展のHacobuブースでは「MOVO X-Data」の記者発表会を実施。三菱食品 SCM統括 物流DX推進オフィス室長 白石 豊様をお招きし、Hacobu 執行役員 プロダクト企画本部長 VP of Product 岡幸四郎が講演しました。
さらに、執行役員CSO 佐藤 健次による物流「2024年問題」解決に向けたオピニオンなど、多くのメディアで取り上げていただきました。
物流「2024年問題」に直面した今年、5月に改正物流2法が公布され、一定規模以上の事業者に物流効率化を義務付けました。これにより、物流に関わる多くの企業様で法改正への対応が求められています。
MOVOシリーズでは、お客様の法対応をサポートするため、必要書類の簡単出力や、ドライバーの稼働状況の可視化・分析など、様々な機能をアップデート。お客様と共に、この大きな変化を乗り越えていきます。
そして嬉しいニュースが!!!開発生産性が優れたエンジニア組織を表彰する「Findy Team+ Award 2024」にて、「Frontier Award」を受賞しました。約450企業、2万チームの中から選ばれた快挙です。
特に「MOVO Vista」の開発チームは、2年前から開発生産性の可視化に取り組み、メンバー一人一人が主体的に開発プロセスの改善に向き合ってきました。これからも技術の力で物流革命を推進していきます!
もうひとつ嬉しい受賞が!!!物流の社会課題を、みんなで解決していくために、HacobuはマーケティングやPRを通じて、情報発信にも全力で取り組んできました。その想いが評価され、「物流2024年問題」をテーマにした企業広告が、第66回「日本雑誌広告賞」で金賞を受賞!1436点の中から選ばれました。
また、Hacobuのオウンドメディア「ハコブログ」では今年48本の記事を発信!国際物流総合展ほか展示会にも数多く出展し、セミナーの開催数も79回を超えました。物流に関連する最前線の情報や、お客様の物流改革のヒントをいち早く伝えることに注力しました。数多くのお客様とコミュニケーションを重ねることができて、感謝でいっぱいの一年でした。
国際物流総合展のHacobuブースの前で
2024年7月には、執行役員CHROとして吉田 毅、執行役員CEO室長として横井 直樹が就任しました。
左から、執行役員CHRO 吉田 毅、執行役員CEO室長 横井 直樹
吉田CHROは、ヤフーでの組織改革やスタートアップのM&A経験を活かし、Hacobuの組織強化を推進。横井CEO室長は、ソフトバンクと日本通運の共同事業MeeTruck社の代表取締役社長として物流DXを牽引してきた経験を持ち、新規事業開発を担当します。
新たな仲間を迎え、さらなる成長に向けた経営体制を整えました!
2024年、ビジネス職の新卒採用をスタートし、ビジネス職の新卒1期生4名が内定式を迎えました!
2期生となる26卒採用も進めており、8月にはHacobuにとって初めてのサマーインターンを実施。参加者アンケートからは高い満足度を感じることができ、社内でも新卒採用への一層の盛り上がりを感じました。
経験者採用でも多くのご縁をいただき、社員数は年初の120名から150名へ。非物流業界出身の方々も多く加わり、改めて物流課題への注目の高さを実感する1年となりました。
組織規模は拡大していく中、3年連続ストレスフリーカンパニーも受賞し、「働きがい」「働きやすさ」を生む、環境整備も推進しています。
「All in the same boat」の精神で物流課題に挑む仲間として、そして「真っ白なキャンバスにHacobuのスタンダードを描く」存在として、新しい仲間たちと共に物流革命を加速させていきます!
11月に開催した内定式の様子
2024年は、物流の大きな転換点となった1年。私たちの信念である「Data-Driven Logistics®が社会課題を解決する」の実現に向けて、大きく前進することができました。
MOVOプラットフォームの成長、物流ビッグデータラボの創設、新サービスの提供、そして新しい仲間の加入など、たくさんの挑戦と成長の機会をいただきました。これもひとえに、お客様、ユーザー、ドライバー、パートナーの皆様、そして日々物流を支えてくださっているすべての方々のおかげです。
2025年はHacobu創業10周年。物流革新の夜明けは、まだ始まったばかり。これからも「All in the same boat」の精神で、物流の未来を共に創っていきたいと思います。
引き続き、Hacobuをどうぞよろしくお願いいたします!
※1 出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2024年度版】』https://mic-r.co.jp/mr/03240/ バース管理システム市場の売上高および拠点数におけるシェア
※2 累計登録ドライバー数。利用者が「MOVO Berth」を利用する際に登録するドライバー電話番号の累計ID数
※3 利用事業所数とは、MOVO 導入拠点に加えて、MOVO を利用する事業所のIDを合計した数字