スタッフインタビュー「ゲームが好き」だけで飛び込んだ。元日本一のゲーマーがeスポーツイベントの最前線で働く理由
株式会社グルーブシンクのスタッフに仕事の話を聞いていく企画、今回は2013年から12年にわたってeスポーツシーンの変遷を見守ってきたプレイヤーネーム「上海紅茶館」こと、戒能さん。
Red Bull 5Gや、全国都道府県対抗eスポーツ選手権をはじめ、さまざまなイベントに携わってきた戒能さんにお話を伺いました。
目次
スタッフインタビュー「ゲームが好き」だけで飛び込んだ。元日本一のゲーマーがeスポーツイベントの最前線で働く理由
この先どうやって食っていこうかと悩んでいたところで、仕事をはじめることにした
― グルーブシンクのスタッフとして最古参ですね。まずは自己紹介をお願いします。
― 現在の業務内容はどのようなことをしていますか? また、そのやりがいはどこにありますか?
「何とかするぞ」という粘り強さと、「割り切る覚悟」の両方が大事
― 長年の経験を踏まえて、イベント運営に必要なスキルは何でしょうか?
― 逆に、うまくいかなかったイベントにおける共通点はありますか?
― この仕事で大切にしているマインドを教えて下さい。
ここ数年「eスポーツは今がピーク」と思っているけれど、そのピークがずーっと右肩上がりで続いている印象
― これからのeスポーツ業界について、どう見ていますか?
― 戒能さんが考えるグルーブシンクの魅力は?
― どんな人と一緒に働きたいですか?
― 最後に、これから挑戦したいことは?
1989年生まれ。Alliance of Valiant Armsのチーム「DETONATOR」に所属し、数々の大会で優勝。2013年よりグルーブシンクにジョインし、現在に至る。好きなゲームは『Overwatch 2』『雀魂 -じゃんたま-』。
この先どうやって食っていこうかと悩んでいたところで、仕事をはじめることにした
― グルーブシンクのスタッフとして最古参ですね。まずは自己紹介をお願いします。
戒能(かいのう)と申します。以前は「上海紅茶館」という名前でプレイヤー活動をしていました。2013年からグルーブシンクで働いていて、今はイベントのディレクターをやっています。
2012年のころ、選手として活動をしていたのもあって、大学にちゃんと通わずにゲームばかりしていて(笑)、この先どうやって食っていこうか悩んでいたんです。
「ゲームに携わる仕事をしたいな」と漠然とおもっていたところに、弊社社長の知人を通じて声をかけてもらって、思い切って飛び込みました。
― 現在の業務内容はどのようなことをしていますか? また、そのやりがいはどこにありますか?
eスポーツ大会の運営はもちろん、インディーゲームイベントの展示、インターネット番組配信、店舗関連のイベントなど、本当に幅広いですね。
この仕事のやりがいはやっぱり、楽しんでくれている人を見ることです。会場のお客さんの笑顔とか、配信のコメントで「面白かった」と言われると、「やってよかったな」と思います。
自身がPCゲーマー上がりなので、他のスタッフよりもPC周りの設定に詳しいことが強み、とのこと
「何とかするぞ」という粘り強さと、「割り切る覚悟」の両方が大事
― 長年の経験を踏まえて、イベント運営に必要なスキルは何でしょうか?
「絶対に成立させる」という土台作りです。電源、回線、機材、選手の動線──そういう最低限の土台が整って初めてイベントが成立します。そのうえで「どう楽しませるか」を積み上げていくんです。
― 逆に、うまくいかなかったイベントにおける共通点はありますか?
シミュレーション不足ですね。選手が朝起きてから、会場に着いて、試合をして、家に帰るまでを想像できていないと、細かいトラブルが起きやすいです。
もちろん、想像できないようなことが起きたりすることもたくさんありますが、なるべくそこをしっかりと想定して、イベントに備えることが大事なのかな、と思っています。
― この仕事で大切にしているマインドを教えて下さい。
「何とかするぞ」という粘り強さと、「割り切る覚悟」の両方が大事ですね。うまくいかないこともある。でもそこで立ち止まらず、次の手を打てる人が向いていると思います。
イベント運営では、自分が参加者になったつもりで脳内リハーサルすることが大事だ、と考えているそう
ここ数年「eスポーツは今がピーク」と思っているけれど、そのピークがずーっと右肩上がりで続いている印象
― これからのeスポーツ業界について、どう見ていますか?
ここ数年「今がピーク」と思っているのですが、そのピークがずーっと右肩上がりで続いている印象があります。VTuberさんの参画や新タイトルへの移行もありますし「まだまだいろいろと面白いことができる業界」だと感じています。
― 戒能さんが考えるグルーブシンクの魅力は?
プロジェクトの中でトラブルが起きても「どうにかする」というカルチャーがあります。諦めないで、解決する方法や代案を考える人が多い。それから、ゲーム業界の変化をすぐ間近で感じられるのも、他にはない環境だと思います。
― どんな人と一緒に働きたいですか?
ゲームが好きな人はもちろん、体力があって、トラブルが発生しても、それをどうクリアするのかを楽しめるようなメンタルの持ち主がいいですね。
この仕事はBtoBとBtoCの両方を経験できるのが大きな魅力です。クライアントとも、イベント参加者とも関わることで、自身の視点がすごく広がります。あと、何より「現場の最前線」で変化を体験できるのは、この業界ならではだと思います。
― 最後に、これから挑戦したいことは?
自分がやりたいイベントがある、というよりは、「こういうことをやりたいんです!」という人のサポートをしたいです。面白いことに全力で乗れるような、そんな存在でいたいですね。
FPSゲーム出身ですが、どちらかというとRPGのほうが好きだし肉よりも魚のほうが好き、とのこと
私たちのチームには、業界・職種・経歴もさまざまなメンバーが集まっています。だからこそ、一人ひとりの視点や経験がユニークなアイデアや、想像を超えるイベントづくりにつながっています。
「自分の経歴、活かせるかな?」そんな心配は必要ありません。
これまでの経験も、ちょっとしたこだわりや得意なことも、グルーブシンクではきっと武器になります。
まずは気軽にカジュアルに、お話してみませんか?
あなたとお会いできるのを、チーム一同楽しみにしています!
というか、実は…
戒能こと「上海紅茶館」、今週末(6/7・8)のAVA大会「LEGENDUS Alliance of Valiant Arms」に出ちゃいます!!!社内でも実はざわさわしてます。。
応援してもらえれば、めっちゃうれしいです🔥🔥🔥