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【後半】サステナブルなエネルギー×組織であるために。ヒラソル・エナジーCEOが語るシリーズB資金調達のその先:未来につながる価値×組織×ヒト

後半では、「組織とヒト」に着目して、これからの価値提供に向けて、どんな組織、ヒトを育てていきたいのか、またCEOとして何を大事にしていきたいか、今の率直な思いを弊社CEO李旻に、語ってもらいます。


調達にまつわる投資家の評価やヒラソルの現状について、CEOとしての見解とともに、これから提供していきたい「価値と挑戦」についてはこちらからお読みください。


【前半】サステナブルなエネルギー×組織であるために。ヒラソル・エナジーCEOが語るシリーズB資金調達のその先:未来につながる価値×組織×ヒト | ヒラソル・エナジー株式会社
2017年創業のヒラソル・エナジーは、2024年2月で7周年を迎え、シリーズBの資金調達を実施しました。そこで今回は、2回(前半/後半)に渡って、弊社CEO李旻に、ヒラソル・エナジーの「これから...
https://www.wantedly.com/companies/girasol2021/post_articles/894578




このような価値を提供するために、ヒラソルで働くメンバーには、どんな意識を持っていくことが重要でしょうか?

―今のままでの良いと思いますけど、一方で会社自体が結構、急激な成長をしていきますので、成長や変化を楽しんでもらえること、また、そういった環境に耐えてもらいたいところがあります。

私自身も事業が成長することによって、「ここはできてない」「ダメじゃないか」と、指摘されることも多いのですよ。逆にそれはネガティブなことではなく、課題や問題を認めて初めて「改善できる」ということでもあるんじゃないかと思っています。最近、できてないことはネガティブではなく、むしろこれからできることがいっぱいあることなんだ、と、そんな思考になってきています。だから課題はチャンスなんです。

できないことをポジティブにとらえながら、この環境を楽しんでもらいたいです。


投資家や顧客の期待に応えていくためにこれからのヒラソルとしてどんな組織でありたいと思いますか。

―最近私は研修を受けているのですが、研修の中でリーダーシップの探求というテーマで話があって、その中でグロース・マインドセットを持っている組織というのが紹介されたんです。まだ完全に頭で消化していないのですが、この研修を受けてから、単にPDCAサイクルで仕事をまわすだけでなく、会社内の関係やチーム内の関係が大事だと考えるようになりました。ですので、お互いがもっと理解しあえる組織にしていきたいと思っています。このようなグロース・マインドセットの考え方を持った組織にしていきたい、成長に耐えきれるような組織にしていきたいと考えています。

会社って一種のシステムといいますか、機械的な部分もあると私は考えています。例え話で言うと、乾電池二つならば、そこで供給する電力はリモコンとかおもちゃみたいな感じですよね。 その乾電池を小さなモーターにすると、もっと大きなものも動かせるようになってきます。一言で言うと電池なんですけど、中身と全体の設計によっては働くパワーは違ってきます。私はこのように部分部分と全体の仕様や組み合わせを捉え、強いパワーの会社にしていきたいです。

そのためにはまずメンバー一人一人が楽しめてもらえる形にしたい、と思っています。さらに、やったことが報われるような形にしていきたいです。もちろん金銭的な意味も含めて、です。楽しむことができ、やったことが報われる、そういった組織を意識して進めていきたいと思っています。


CEO李旻にとってのヒラソル・エナジーとは何か。

仕事のどんな瞬間にワクワクするのか?

―そうですね…ヒラソルは、まず私にとって「仕事」です。はい、仕事なんです。

ただ、以前読んだ本の中で、人間は寝る時間を差し引いて、もちろん人によって違いがありますが、大方6割ぐらいが仕事に関わっているそうなんです。だとすると私の場合は8割が仕事に関わってるかと思います。

ですので、ここは素直に、ヒラソルは仕事だと言いつつも人生の一部分だと言えるのではないかと。ヒラソルを通じて、自分の人生に向き合っていますし、向き合いたいと思える仕事だと素直に思っています。

ワクワクする瞬間、絶対にありますね。例えば先日、長野県の案件でいい結果が出て、 会社内で皆さんと一緒にタッチしたときはワクワクと思える瞬間でした。基本は一人より、会社の皆さんと一緒になる時間にワクワク感を感じられます。

それとは少し別の意味合いになりますが、最近CEO業とはどんな業か、みたいなことを勉強している最中です。例えば体調が悪い日に、早退して帰宅するという選択をしたい時にあるんですが、もちろん体調の度合いによりますけれど、その時、その時間にしかできない仕事を多少自分のことを犠牲にしても優先したことで、結果良かったなと感じることもあります。そういった心境はワクワクとは違うのですが、結果として「正しい」と思う選択をしたという安心感があります。今、仕事が占めているウエイトが結構増えてきていますので、正しいことをしないと、逆にワクワクどころか「ゾクゾク」になっちゃうんですね。だからここ数か月の変化として、このゾクゾクする感じをなくすためにいろんな行動をとっているようなところがあります。ポケモンでいう、最初のかわいいキャラクターが、真ん中あたりの少しクールなポケモンの真ん中の段階に進化したところかもしれませんけど(笑)。

振り返ってみると…「全部やれた」「乗り越えた」と思うときに、ワクワクや達成感が沸いてくるんですけど、前を向いて見て進んでいるときは、会社の皆さんと一緒にいる時間以外は、ただ目の前のことを「頑張ろう」という戦闘モードに近いように思います。


どんなCEOでありたいか

―100年ソーラーの「100年」を語るならば、 つまりはヒラソルが100年の太陽光をサポートするということになりますので、会社自体もサステナブルであることが前提にあります。もちろん人間には寿命があるので、会社を特定の人がマネジメントするには限界があります。私は、若い人たちは自分よりも会社を良いものにしていけると思っています。そういった意味でも会社の新陳代謝を大事にしたいですし、現CEOとしてそのような組織になるように取り組みたいです。

新陳代謝が発生する組織というのはどうでしょうね。例えばカリスマとして高い評価の経営者がいたとして、そのカリスマ性が高いあまりに後継者がなかなかつかないなんてこともあるかもしれません。私はそれよりも後継者がつく経営者になりたいです。その意味でリタイアできる経営者を目指したい。

リタイアできるとは2つの意味があります。1つは会社の組織自体が新陳代謝できるようになること、もう一つが自分の目標を達成できるからリタイアできること、という意味です。

もちろん創業者は常に責任をとらないといけない、という側面もあるかもしれません。ですので、簡単にはリタイアできない意識も持ちつつも、リタイアできる準備として、会社の構成を考えていきたいです。先輩後輩というだけではなくて、経営の仕事自体も私一人ではなく、自分と一緒にやってくれるチームや組織みたいな意味も含まれています。

具体的にどうすればいいのか、まだ分かりませんし、今する話でもありません。今は皆さんとしっかりとヒラソルを成長させていく段階です。ただ、人材構成にこういった道しるべを置いていくことが大事だと思っています。


Wantedlyをご覧になった皆さんへ;ヒラソルCEOとして採用で大事にしていることは。

応募者の「ここを見ますよ」を教えてください。

主に3つです。まずは自ら行動する姿勢です。

次に、組織として動いていきますので協調的な部分も大事にしたいです。会社組織ですから、チームとしての役割分担だけでなく、会社として縦の役割もあるので、その部分を理解してもらえることも大事だと考えています。

最後の3つ目は、プロフェッショナリティです。 もちろんポジションによって求められるプロフェッショナリティは違いますが、プロフェッショナリティの意識を持ってチャレンジされる人の方が、 楽しめていけるのではないかなと思っています。


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