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運動不足が脳を壊す?!という話

以前、在宅勤務の素晴らしさを記事に書きました。通勤(痛勤)がない喜び。家族と一緒に食べるお昼ご飯。仕事がしやすい環境。いざやってみたら、「凄く良い!」ということが身に染みて分かったわけですが、ひとつ見落としていることがありました。

運動不足

寒い季節だったせいもありますが、在宅勤務になって、当然外に出ることが減りました。文字通り1歩も外に出ない日も結構ありました。コロナの事を考えると「外に出ないことは良いこと」だと思うのですが、気が付いた時には極度の運動不足に陥っていたのです。頭の片隅では「運動しなきゃなぁ」と思っていても、なかなか重い腰があがらない・・。暖かい快適な部屋から、寒風吹きすさぶ外へ出るなんて・・よほどの用がなければやる気なんて起きません。そもそも不要不急の外出はNGでしたしね。たまの休日に子供と一緒に公園に行ったとしても、子供の後ろをウロウロついて回るだけ。なので当然、息も上がらないし、汗をかくほどでもない。自分史上、最も運動不足な3ヵ月を過ごしていたのです。

それが理由かわかりませんが、運動不足期間中は、夜、眠りに就きにくく、嫌な夢を見る頻度が多かった気がします。朝も目覚めが悪いというか・・睡眠時間はたっぷりとってるはずなのに、疲れが抜けないというか・・。病気というほどではないんだけれど、なんだか気分が晴れない。別に仕事で嫌なことがあるわけでもないし、なんなんだろうこれは・・。もしかして・・5月病?(まだ5月じゃないけど)

私は悩みを持つと必ず本屋さんに行きます。一種のルーティンなんです。で、面白いもので、悩んでいる時って読むべき本がぱっと見つかるんですよね。ちなみにできるだけたくさんの本を置いてる本屋さんがお勧めです。出会う本の多さが重要ですからね。そして今回も気になる本を見つけました。その本の内容に衝撃を受けたので、ご紹介しようと思います。

有酸素運動が脳を活性化するんですって。

そもそも何故、その本を手に取ったかというと、「自分の脳ってどうやってケアしたらいいのだろうか?」という素朴な(?)疑問からでした。自分の脳のコンディションが悪ければ、良いことがあっても幸せを感じれないだろうし、楽しいさを感じたり、やる気とか、集中力とかそういった力も発揮できないんじゃないかと思っていたからです。その思いや疑問にドンピシャで答えてくれる本をついに見つけたのです。結構長い間、答えを探していたのですがようやく辿り着いたって感じです。

その名もずばり「一流の頭脳」アンダース・ハンセン著

その界隈では有名な方のようで、既にご存じの方もたくさんいらっしゃると思います。本の帯を見ると「よくあるハウツー本」「よくある自己啓発本」な感じですが、中身は違います。「運動が脳にもたらす効果とその理由」を延々と綴っているのですが、かいつまんで言うと、

「定期的な有酸素運動が脳を育てる」ということでした。

詳しくは、是非本を手に取って読んで頂きたいのですが、運動することで、集中力・やる気・記憶力・対ストレス性、その他素晴らしい効果があるそうなのです。その本曰く、ADHDや鬱にも効果があるんですって。これらの効果はたくさんの実験で証明されていて、その理由も少しづつ解明されてきているようです。老若男女問わず、お金もかからず、誰にも迷惑をかけず一人でもできる。素晴らしい。


思い出そう。毎日走っていたあの頃を。by Rimk

もう、やらない理由がないじゃないですか!

今まで運動といえば、ダイエットとか、体力作りとか、ストレス発散が目的でした。まさか運動が自分の脳を活性化しているなんて夢にも思いませんでした。だってそうでしょう?結びつかないですよね。運動と脳って。でもその本を読むとなぜ運動が脳に良い影響を与えるのか、その理由がよくわかります。人類はついこの間まで、槍を持って野山を駆け巡り、食べ物や水を求めて走り回っていたわけですから、「運動と脳が密接に関係している」というのは、よく考えれば当然なのかもしれませんね。

この本を読んで思ったのは、「仕事ができる人って朝ジョギングしてるイメージ」とか「ジムに通ってるイメージ」というのが、あながち間違ってないんだなということでした。「仕事ができる人が運動が好き」ということもあるかもしれませんが、定期的に運動しているからこそ、自分の脳が常に最高の状態に保たれて、仕事でもいい結果が出せるじゃないかなと思います。逆に、普段運動してなくても毎日ハッピーで仕事でも結果が出せるという人が、定期的に運動を始めたら・・世界を変えるような凄い人になれるのかも・・。もちろん仕事で結果を出すということが全てではありませんが、定期的な運動を始める以前より幸せで豊かな人生を歩めるんじゃなかな。そう考えています。

もうすぐ5月。せっかくのG.Wもコロナのせいでどこにも行けず。5月病なんて無縁な人でも、さすがにこうも自由を束縛されてはつらいですよね。外に出ないことが美徳とされている今、なんだか調子がよくないなとか、気分が晴れないなという方は、1日15分。週3回。息が上がるぐらいの運動、例えばジョギングとか自転車を漕ぐとかを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?もちろん外出時は三密回避・マスク着用は必須です。黙々と一人で走りましょう。さみしいけど。

私は本を読んでから2週間ほどジョギングをしていますが、まだ仕事では結果は出てません・・が、間違いなく生活の質が向上しているのは実感しています。どんよりした気分は晴れ、不安や心配がぐっと少なくなって、朝気持ちよく目が覚めます。(小さな変化ではありますが、個人的には感動しています。)

仕事でやる気が出ないとか、めんどくさいとか、結果が出ないとか、それはあなたが悪いんじゃなくて、ただ単純に運動不足なだけかもしれません。自分の人生を輝かせる為にも是非、運動を始めてみてはいかがでしょうか。就職活動や転職活動、毎日の仕事。家事に育児。日々のストレス、そういったモノを感じた時こそ、トレパン(死語)を用意して、ランニングシューズ履いて、自分の脳をケアしてあげましょう。

そうそう、運動とは別ですけどゲットイットでは人生を輝かせたい人を本気で募集しています。

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