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“食品×インターネット”に特化し、企業規模を問わずにさまざまなEC店舗をトップ店舗に導いてきたGastroduce Japan。『楽天市場』『Yahoo!ショッピング』など、国内を代表するECモールで数々の受賞歴もあります。
“食品ジャンル日本一”を目指す当社では、20代・30代の若手メンバーが日々活躍中です。今回は、EC店舗の立ち上げやクリエイティブ制作、運用などの実務面を担うECディレクター業務について、くわしくご紹介します。
ECディレクター業務の概要
Gastroduce JapanのECコンサルティングは、大きく分けて『EC店舗の立ち上げ』と、その後の『運用管理』という2つのフェーズに分かれます。各店舗には、クライアント1社に対して、コンサルタント1名、ディレクター1名、ディレクターアシスタント2~3名が専任で担当します。特に、ディレクターチームは、ECコンサルタントが立てた戦略の実行/ディレクションを行います。
【EC店舗の立ち上げ業務】
①商品登録
②クリエイティブのディレクション
③商品ページの実装
【運用業務】
①セール企画、およびギフト企画の準備・反映
a.キャンペーン内容の設定
b.画像/バナーの作成
②メルマガ、およびLINEの作成・配信
③クライアントとのコミュニケーション
※運用開始後も、新商品販売時は適宜【EC店舗の立ち上げ業務】の作業を実施します。
ディレクター業務【EC店舗の立ち上げ業務】
①商品登録
クライアントから「この商品を登録してほしい」と連絡が入ります。商品登録時に必要な情報をシートに記入いただきます。
商品登録に必要な情報を記載するシートをクライアントに提出し、シートの記載内容をもとに商品を登録します。
②クリエイティブのディレクション
クライアントやコンサルタントが考えた方向性やイメージをもとに、ディレクターがデザイナーにディレクションして商品ページ・画像・バナーなどのクリエイティブを具体化します。
※画像撮影が必要な場合は、依頼前に社内で撮影
以下に、弊社ディレクションのこだわりポイントを記載します。
Point1:商品のアピールポイントを明確にする
ディレクターはクリエイティブに訴求点(アピールポイント※)を反映するように、ディレクションを進めます。
※たとえば「大容量」がアピールポイントの商品なら、バナーやサムネイルに“大容量”という情報がひと目で分かるように強調するなど
デザイナーから制作されたクリエイティブが提出された後は、内容を確認し必要があれば修正を依頼。制作したクリエイティブはコンサルタントやクライアントに確認をとります。
Point2:当社独自のフォーマットを使用し、スムーズに進行
デザイナーにクリエイティブの制作を依頼する際には、当社独自のフォーマットを使用し詳細を共有します。食品ECにおける実績やノウハウを反映したフォーマットには、訴求できるクリエイティブをスムーズに制作できるようにポイントが記載されています。
【フォーマットの記載内容 ※一部】
▼温度感
「加工品でヒット商品にしたいので、がっつりページを作りたい(所要時間2日)」
▼概要
「長い開発期間を経て完成した商品」
「実際に試食しましたがとてもおいしい。濃厚な味わいが特徴」
「ページは高級テイスト、かつボリュームがありお得感も出したい」
※リニューアルしたい商品ページのURL、内容量はサムネイルのみに反映したいなど補足も記載
▼ヒアリングシートのURL
▼撮影画像の格納先URL
▼商品ページのイメージ参考URL
参考となる店舗や理想的な商品ページのURL、および訴求点やイメージなどを具体的に記載
Point3:デザイナーには当社マニュアルのURLを共有
デザイナーには当社マニュアルのURLを必ず共有します。
※クリエイティブ制作の重要ポイント(商品ページに掲載するコンテンツの流れ、ページに入れたい要素 など)や事例などを細かく網羅した内容です。
このように、テンプレートを活用したディレクションにより、スムーズかつスピーディにクリエイティブの制作を進められます。
また、商品ページやテキストの配置・内容など、細かい部分まで選定せずにデザイナーさんに依頼できることは、業務マニュアルやテンプレートの存在にほかなりません。
③商品ページの実装
制作したクリエイティブについて、コンサルタントやクライアントの確認後に商品ページの実装を進めます。
ディレクター業務【運用業務】
①セール企画、およびギフト企画の準備・反映
セール企画やギフト企画の内容はコンサルタントが方向性を決めます。朝礼や終礼など、作業の進捗確認時などに企画内容を共有された段階で作業をスタートします。
主な業務は、以下2つになります。
a.キャンペーン内容の設定
b.画像/バナーの作成
※ギフト企画とは
お歳暮・バレンタインデー・お中元・クリスマスなど、ギフト商品を販売する際の企画です。
たとえばバレンタインデーの場合、バレンタインデーの1ヶ月前にはギフト商品を特集したページを実装。併せて「メッセージカードを添付できる」「○月○日までに注文の場合、バレンタインデー当日に届きます」など、お知らせ用の画像も作成して掲載します。
a.キャンペーン内容の設定
管理画面から商品のセール内容を設定します。
クーポンなどのキャンペーン設定は過去に実施した内容と近い場合も多く、過去に実施した内容をコピーして必要な部分を変えて設定する場合もあります。
※商品ページ上部の画像、商品名や販売期間などにキャンペーン内容を記載して訴求します。
b.画像/バナーの作成
セールやギフト企画(およびメルマガやLINE配信)に使用する画像やバナーを準備します。
工数を要する内容の場合はデザイナーに依頼。価格の変更など簡易的な内容の場合はディレクターで作成します。
※自身で制作する場合は、当社のクリエイティブ基準や制作のポイントが記載されたマニュアルを参考に作成します。
たとえば“○○%OFF”などの割引率や“1食あたり○○円”などの価格を画像内で大きく記載したり、テキストのサイズに差をつけてメリハリを出したりと、明瞭かつアピールできる内容を意識して制作します。
==具体的な事例をご紹介==
お茶を販売している店舗では、自家需要とギフト商品を販売中。このうちギフト商品については
▼商品画像を社内で撮影
▼ギフト商品の特集ページに誘導するバナーを制作して掲載
▼「ポイント○倍」などのキャンペーンを管理画面から設定
という上記のフローを経て、店舗で発売を開始した。
《Point》
特集ページへの動線用に設置したバナーを正方形に近い形で作成。アクセスしやすいように目に入る情報を広げるなど、より視認性の高いデザインとなるように意識し制作した。
《Point》
ブランドイメージを重視し「セール感を出し過ぎない」など、色合いにこだわりを持つクライアントの意向を考慮。赤色や黄色を避ける形で、クリエイティブを制作した。
②メルマガ、およびLINEの作成・配信
上記の「キャンペーンの設定」「画像/バナーの作成」の作業後、主にセール企画や新商品発売などを事前告知する際にメルマガやLINEから配信します。『楽天市場』『Yahoo!ショッピング』など、ECモールのイベントに合わせたお得情報も適宜配信しています。
メルマガやLINEの送信内容は基本形となるテンプレを活用します。過去に送信した内容を一部修正して送信する場合も多く、作成はそこまで難しくありません。メルマガのタイトルやLINEメッセージの冒頭には、お得感が伝わるように「○○%OFF」「1食あたり○○円」といった購買意欲を高める情報を記載。また、セール内容やスケジュールに合わせて画像を配置し訴求します。
③クライアントとのコミュニケーション
主にChatworkを利用してコミュニケーションをとります(そのほか、コンサルタントも参加するクライアントとの定例ミーティングに同席する場合もあり)。作業の進捗状況の確認、各種相談、追加依頼などをすり合わせながら対応を進めています。
たとえば「○○日に価格変更を実施したいので、ページ画像やテキストを変更したい」などのリクエストを事前にご連絡いただいてスケジュールを調整したり、作業を進める際の開始報告や完了報告をしたりと、適宜コミュニケーションをとっています。
仕事の流れ
スケジュール例
▼AM
9:00|出社
9:00~9:15|当日タスク整理
9:15~9:20|Good and New
9:20~9:35|チーム朝礼
9:35~10:00|ディレクター業務
10:00~10:15|全体朝礼
10:15~10:20|クレド(行動指針の共有)●確認●
10:20~12:00|ディレクター業務
▼PM
12:00~13:00|ランチ
13:00~17:15|ディレクター業務
17:15~17:30|全体終礼
17:30~17:45|翌日業務の準備●確認●
17:45~18:00|チーム終礼
18:00|退社
1日の流れ(午前)
▼9:00出社。9:00~9:15に、当日のタスクを整理し作業スケジュールをまとめます。
▼9:15~9:20には『Good and New』を実施。最新情報や事例を共有し、メンバーとの交流を深めます。
▼9:20~9:35には店舗を担当するチームメンバー(コンサルタント、ディレクター、ディレクターアシスタント)に向けて、当日のタスクやスケジュールを共有。優先順位などをすり合わせながら、共有事項があれば周知します。
▼9:35~10:00にはディレクター業務を進行。
▼10:00~10:15は全体朝礼に参加。共有事項やお知らせなどを確認後、10:15以降は再びディレクター業務を進めます。
1日の流れ(午後)
▼お昼休憩は好きなタイミングで1時間取得可能。休憩後にディレクター業務を進めます。
▼17:15~17:30は全体終礼。その後、17:30~17:45まで翌日業務の準備を実施します。
▼17:45~18:00にチームでの終礼を実施します。一日の振り返り(業務効率化などのアドバイスも)、進捗状況の報告、共有事項の周知が主な内容です。
▼18:00退社。
※業務量や作業進捗により、残業となる場合もあります。
《Point》
日々の作業量は多いため、チームメンバーと連携して進めていく姿勢が欠かせません。
報連相を欠かさず、ときには感謝の思いを伝えつつ、仮にミスが発生した際にはコミュニケーションをとって速やかに修正するなど、積極的に声をかけ合いながら周囲と連携して進めていく環境です。
ECディレクター業務の魅力
順調にスケジュールが進み速やかにタスクを終えた時や販売好調時など、クライアントに喜びの声をいただいた際にはやはり達成感があります。ディレクションに自信を深めるきっかけになるとともに、成長実感も得られるでしょう。
キャリアパス
入社後はディレクターアシスタントからスタートして、ディレクターから教育を受けながら仕事の流れや作業のポイントを覚えていきます。その後、全体的に作業を担えるようになった段階でディレクションやクライアントとのコミュニケーションを任せていく方針です。
ディレクターへの登用後は、アシスタントをまとめながらディレクター業務をリード。経験や知識を深めた後は、活躍ぶりに応じてディレクターサブリーダー、ディレクターリーダーなどステップアップする道があります。
事例・ノウハウを共有する文化のもとでいち早く成長
Gastroduce Japanは、ノウハウや事例を常に蓄積し共有しています。業務マニュアルはWeb上にまとめられ、なかにはディレクターレクチャーという動画もあります。それぞれを参考に仕事のポイントを把握しながら、主体的に仕事を進めていくためのコンテンツが充実している環境です。
心理的安全性の高い環境
入社後はディレクターが教育を担当します。不明点は理解できるまで遠慮なく相談でき、指示を出す際にも「こういう風にしてほしい」としっかり要点をまとめて伝えるように意識する社員が多く、安心して作業を進められる環境です。何もわからなくて手詰まりになることは、おそらく発生しないと思います。
業務理解を深めながら、徐々に判断基準や業務のポイントを磨くことで、ご自身のスキルやアイディアを存分に活かせるようになるでしょう。
着実にステップアップ
業務理解度に合わせて、業務を任せていきます。多くの場合、まずはメルマガおよびLINEの作成・配信からスタートです。その後、セール企画およびギフト企画の準備・反映までを担います。
次のステップとして、クリエイティブのディレクションやクライアントとのコミュニケーションなど、社内外のメンバーとやり取りしながら進める業務を覚えていきましょう。
当社のディレクターはほとんどの方が未経験で入社し、現在活躍中です!
Gastroduce Japanは、これまで食品EC業界で圧倒的な実績を重ねてきました。今後も業績や事業が拡大する見込みの当社において、ディレクターポジションの可能性は広がり、より貴重な存在になることでしょう。
成長意欲の高い方、そして“食”に興味のある方はきっと楽しめる仕事のはず。ぜひ、Gastroduce Japanでチャレンジしていただければと思います。