Gaji-Laboは6月決算の会社なので、5〜6月の時期には来期の計画を立てていることが多いです。今年もそんな感じで過ごしている時期なのですが、来期は成長の機会を増やしてパワーを得ていく1年にしたいなぁと思っています。

天秤にかけていいもの、かけるべきではないもの

来期に向けての話し合いを重ねる中で、大事なものが相反する時に何を優先すべきなのか、ということを考えてきました。成長の機会を増やすためには守りの姿勢ではなく攻めの姿勢に転じなければなりませんが、攻めの姿勢を取ることにより犠牲になるものも出てきます。

つまりは私たちが持っている価値・魅力と成長の機会は、天秤の上で常に動いているものなんだという認識に至りました。

しかし、私たちの信念として、ここに反することは「絶対に」NGという領域があることも事実です。私たちはそれを哲学とか矜持という言葉で表現したいと思っています。

Gaji-Laboの哲学・矜持についてしっかり言語化したことはなかったのですが、現時点で言語化できていることを挙げると、

• 顧客の事業推進の障壁になるふるまいをする会社にならない
• 顧客チームのコラボレーションを低下させる会社にならない

ということになります。こうした哲学と矜持の元に、成長の機会を自分たちで生み出しながら自分たちの価値や魅力を高めていく活動が必要になるということ。それをささっと描いたメモ絵は、天秤の形になっています。

「うまくやれるかはわからないけど、細かいことは気にせず、このチャンスを拾ってやってみよう」（成長の機会に天秤を傾けようとしている）
「でも、そうするといつも提供しているクオリティには達しないのでは？」（価値・魅力側を守ろうとしている）
「クライアントの事業促進の障壁にならないのであれば、やってみるほうを選ぼう！」（哲学・矜持を確認しながら、成長の機会に天秤を傾けた）

…などなど、この天秤を共通言語にすることで、チーム内での状況判断や今どこにバランスを置いているのかの意識共有が強固になった気がします。実際、そうした会話が社内で生まれていることは事実で、社内での反応やみんなの感度のよさには頭が下がります。

※この記事は『成長の機会と価値・魅力の天秤を支える土台は哲学と矜持』の一部を抜粋して編集し直したものです。内容全文はブログでご確認ください。

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