こんにちは。タレントマネジメント室の石毛彩です。
先日、Zohoのユーザー交流会というイベントにて、船井総研デジタル(以下:当社)の社員がゲスト講師として登壇しました!その様子をレポートしていきます。
そもそもZohoとは?
Zoho社が提供するビジネスアプリケーションの名称です。
大きな特徴としては、ビジネス分野において広範囲な業務に対応でき、安価であることです。
営業、マーケティング、顧客サポート、会計、バックオフィス業務に加え、生産性向上やコラボレーションを含むほぼ全ての主要業務分野をカバーする50以上のアプリケーションを提供しています。
それらのアプリケーションを、企業のニーズに合わせてカスタマイズできます。
https://www.fsdg.jp/zoho/products/
船井総研デジタルでは、そんなZoho社でのツールを活用し、実際にお客様へ導入・運用をご支援しています。
また、昨年には国内唯一のゾーホージャパン認定としてDX推進を担うデジタル人材育成トレーニングプログラム「Digital Enabler Training with Zoho」をスタートさせました。
https://www.wantedly.com/companies/fsdg/post_articles/412584
今回、ゲスト講師として登壇する伊佐次さんは、普段はエンジニアとして社内外のZoho導入・構築プロジェクトに従事しています。そして、なんと当社へ中途入社して約1年です。
本イベントでは、伊佐次さんが主導した当社でのZoho構築事例が評価され、会社を代表して登壇する運びとなりました。
若手ホープである伊佐次さんはどんな仕事をしているのか、一体どんな発表内容だったのかをレポートいたします!
開催概要
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日時:2023年6月16日(金)18:00〜20:20
会場:AP品川Aルーム/オンライン
<コンテンツ>
・事例セッション:ここまでできる!社内商談管理を効率化するための Zoho 活用術! ~商談 /問合せ対応 / データ可視化編~
・Zoho CRMセッション
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私は、オンラインではなく、会場にて参加させていただきました。
現場へ到着すると、会場はこのようにセッティングされており、登壇者の画面もスクリーンに表示されています。会場脇には軽食も用意されていました。
時間が近づくにつれて参加者さまも集まり、各テーブルに3~4名程で、最終的には15名程人が集まりました。
そして伊佐次さんも会場入りし、準備が整いました。
◆オープニング (18:00 〜 18:10)
この日はオンラインとの同時開催ということで、会場ではジュースで乾杯し、オンラインではみなさんポーズを決めてスタートです。
このようなハイブリット形式でのイベントは、なかなか体験できないので新鮮です。
◆事例セッション:ここまでできる!社内商談管理を効率化するための Zoho 活用術! ~商談 /問合せ対応 / データ可視化編~ (18:10 〜 18:40)
講師:船井総研デジタル SaaSコンサルティング事業部 エキスパート 伊佐次 崇宏
早速、伊佐次さんのセッションからはじまります。
――――内容――――
船井総研デジタルでは、はじめからZohoを上手く活用できていたわけではありませんでした。
大きな原因としては、部署ごとでZohoの活用方法が違っていたからです。
そこで、現状把握しZohoを活用した全社案件管理に繋げるように整理しました。
その際に使用したアプリケーションと活用術の一部を、このセッションではお伝えしていきます。
- Zoho CRM :商談管理
全ての商談情報の入力がなく、分析に活用できませんでしたが
利用者の入力負荷を下げるために、システムをカスタマイズすることで解決しました。 - Zoho Desk :社内問合せの一元管理(問合せ対応)
Zoho利用者からの問い合わせが多く、社内で対応しきれていなかった状況でしたが
ヘルプセンターの設置、ナレッジベースの作成・共有をすることでPJメンバー全員が確認できるように改善しました。 - Zoho Analytics :ダッシュボード化(データ可視化)
全社や部署ごとのレポート作成が定期的に発生し作成に時間がかかっていましたが、
ダッシュボードを作成することで、確認したいタイミングでいつでも閲覧できるようになりました。
今後は、Zoho以外のシステムと外部連携しながら、より使いやすいZohoへ改築していきます。
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この記事では簡潔にまとめておりますが、実際には具体的な方法を一つ一つデモを交えて解説していきます。どの項目も、働く上で多くのみなさんが悩んでいるであろう事例で、すぐに現場で実践できるような活用方法でした。
伊佐次さんもセッション中に伝えていましたが、Zohoは利用者自身で機能をアップデートしやすく、状況に応じてシステムを構築できるからこそ、今回のように様々なシチュエーションに対応できたのかと思います。
また、資料の内容も充実しており、質疑応答にも的確に受け答えする姿は、同社員として頼もしいです。
セッションが終了後すぐに、参加者さまが個別に伊佐次さんの元へいき、興味津々に話されているのが印象的でした。
◆お楽しみ会(18:40 〜 19:00)
ここでは、各テーブルで、現在のZoho使用状況、今後取り組もうとしていることなどをシェアします。
私のグループでは、すでにご自身の会社でZohoを使用されている方、また今後事業をはじめるのに備えてZohoを検討している方など、さまざまな方が参加されていました。
シチュエーションが違うからこそ、お互いに意見交換ができ、リアルな情報を得られるいい機会だと感じました。私としても、Zohoに対しての現場の意見が聞けて、とても参考になりました。
お話に花が咲き、あっという間に時間が過ぎました。
◆Zoho CRMセッション(19:05 〜 19:35)
講師:ゾーホージャパン 技術部 柿沼 伸太郎さま
ゾーホージャパンの柿沼さまより、Zoho CRM アップデート情報 / おすすめ便利機能の紹介がありました。
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セッションサマリー
- メール構文解析
- ワークフロー
- ルックアップ
- Zia など
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ここでは、機能活用方法をスライド資料をベースに解説いただいた為、記事での説明は控えさせていただきます。
後日、公式サイトへ更新されていく予定とのことですので、ご興味のある方はご確認ください。
https://help.zoho.com/portal/ja/community/zoho-japan-community
Zohoのアプリケーションは、ユーザー目線で常に改良されているので、こうして講義いただけるのは大変助かります。
サイトなどで情報を確認しようとすると、ついつい後回しになったり、見落としがちになりますが、こうして実際に説明いただくことで新しい発見があるのが、イベントのいいところだと思います。
同席していた方も、熱心に写真やメモをとっていました。
◆懇親会 ・記念撮影 (19:35 〜 20:20)
最後は軽食と共に、懇親会が開かれました。
参加者さま同士で名刺交換したり、実際にZohoスタッフさんへ話を聞いている方がいたり、各々で交流を楽しんでいる様子です。
そして、当社の伊佐次さんですが、参加者さまや、Zohoさんからも取材を受けており、休む暇なく対応していました。
みなさん、伊佐次さんの現在の業務(プロジェクト)内容やZohoの機能に関してなど、普段の気になることをたくさん質問くださったそうです。心なしか伊佐次さんも嬉しそうでした。
Zohoさんからの取材動画もアップデートされ次第、こちらに共有できればと思います。
その後は、記念撮影で締めとなりました。
本イベントへ参加してみて、会場参加/オンライン参加とハイブリット形式で開催できるのは利用者にとって、とても便利だと感じました。
会場参加では、とにかく様々な方と情報交換ができますし、実際に講師やZohoスタッフさんへもすぐに質問できる為、現場でしかできない学びがあります。
一方で、どこにいても参加できるオンラインでは、耳だけでも参加できるので利便性が高いです。
また、Zohoを利用してシステム開発しているエンジニアとZoho社のスタッフさん、それぞれ違った視点での情報が得られるので、「会社で実際にZohoをどう利用したらいいか?」、「Zoho自体の基本的な使用方法は?」などさまざまな疑問をカバーできます。
そして、エンジニアとしてだけではなく登壇ゲストとしても活躍している、伊佐次さんの姿を実際にみて
当社の業務の幅の広さに改めて感心しました。
こうして利用者のみなさまのリアルな声を聞けることが、エンジニアとして重要だと思いますし、当社ではそう考えています。
こういったところから、新しい知見をいただき、今後もサービス向上へ繋げていければと思います。
最後に、伊佐次さんへ今回のイベントの感想をきいてみたところ、
「Zohoを触って約1年で登壇するとは思っていませんでしたが、いい経験になったと感じています。今後は他の登壇者の方からも様々な事例を収集し、自社環境に活かしていきたいです。」
との回答で、本人も入社わずかで、こんな機会があることに驚いていました。
また、当社で活躍しているメンバーは真面目で謙虚なので、こういったコメントには頭が下がります。
以上、Zoho交流会イベントレポートでした!
編集後記
当社では、新卒/中途関係なく、さまざまな業務へ挑戦、経験できる環境があります。
勿論、その背景には本人の努力や闘志が必要となりますが、そんな方を全力でバックアップいたします。
(本イベントでも、事業部長の中根さんも参加しており、みなさんとコミュニケーションをとりながら、伊佐次さんをサポートしていました。)
今回の取材で、実際にそんなモデル社員の働き方を見て、少しでも興味をもってくださる方がいれば幸いです。
船井総研デジタルでは、今回の伊佐次さんのように、Zohoエンジニアの採用も強化しています。
そのほか、デジタル化推進の提案や、デジタル推進の実行支援を行うDXコンサルタント
デジタル新規事業のアプリケーション開発を行うエンジニア
このような経営者向けの営業活動のミドルオフィス・バックオフィス業務を担うカスタマーサクセス
の3職種で採用活動を行っています。
(新卒採用は上記3職種、キャリア採用はより細分化されたポジションがあります)
ご興味がある方は、各ポジションに直接ご応募いただくか、カジュアル面談にご応募ください!