皆さんこんにちは。谷崎です。
新卒採用が本格化してくる時期ですが、
FREEDOMは毎年、新卒採用に力を入れており
新卒入社の設計者は1人も欠けることなく全員活躍しています。
ただ、建築業界、特に設計事務所で設計者の新卒採用に力を入れている会社はそれほど多くありません。
そんな中でFREEDOMが新卒採用や育成に力を入れている理由、そして働きやすい環境作りのための取り組みについて、今回はお話ししていきたいと思います。
新卒の皆さんはもちろん、転職を考えている方にもぜひ参考にしていただければ幸いです。
目次
FREEDOMの課題感
あえて新卒採用にも取り組む理由
定着し成長できる環境とは?
最後に
FREEDOMの課題感
冒頭でもお伝えしたように、業界の中では中途・即戦力の採用がスタンダードとなっています。
それはなぜなのでしょうか。
まず、業界全体で人手不足の傾向にあるため、即戦力が欲しいという感覚になるのは仕方がないことかもしれません。
他にも、人を育てるのには時間がかかるし、社内に教育ができる体制もない、そんな状況もあるのではないかと考えています。
もちろん、以前のFREEDOMもこのような状況にありました。
しかし、即戦力を求めていたとしても、専門職のためそもそも求めるスキルを持った人材の数が少ないという課題や、
技術的に即戦力だったとしても会社の方針にフィットしないと早期離職に繋がってしまうという課題がありました。
あえて新卒採用にも取り組む理由
母数となる人材が少ない、という課題についてはすぐに解決できるものではありませんが、
スキルのある人がより長く会社にいてもらうようにする仕組みづくりはできるのではないかという考え方をしていくようになりました。
なのでFREEDOMでは、まず中途社員の採用後のミスマッチがないようにするためのブランディングや研修、制度設計に着手しました。
その施策は効果を発揮し、狙い通り定着率を上げることができました。
30%以上あった離職率も、現在は一桁台にすることができています。
この知見を活かすことができれば、
中途市場よりも母数が多く、スキル面では即戦力でなくともスタンスなどを重視して採用ができる新卒も、育成して定着させられると考えたので少しずつ体制を整え採用活動を始めていきました。
定着し成長できる環境とは?
上記の理由から新卒採用を積極的に行っている、というだけでなく、新卒から採用した人材が3年以上定着している、という結果もFREEDOMの環境を特徴付けているのではないでしょうか。
そのような環境を作るための具体的な取り組みとしては、以下の3つが挙げられるかと思います。
・新卒のための専門の教育部門の設置
・メンター制度と定期的な1on1(業務以外の対話もできる時間を設定)
・現場と人事部門の定期的な情報連携
さらに、中途・新卒問わずメンバーとの対話では、「自分のキャリアビジョンに直結する業務か」「成長を実感できているか」「高め合える環境か」といったことについてしっかりと向き合うことを会社全体で大切にしています。
最後に
中途・新卒ともに「育成は難しくて時間がかかるためできない」という考え方を取り払った結果、定着率が高く、新卒が着実に育つ環境を作っていくことができました。
働きやすい、成長しやすい環境としてFREEDOMのことを知っていただれば光栄ですし、今後、業界全体のイメージが変わっていけばより嬉しいと思っています。