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世界中の才能を解き放っていきたい名古屋です!こんにちは!
先に資金調達のお知らせ
フォワードはプレシリーズA?のラウンドで、1.2億円の資金調達を行いました。これで創業からの累計調達額は2億円です。関わっていただいたみなさま、ありがとうございました。今回はJAFCOさんとUFJさん、そして今COOとして入ってくれている彌野さん、昔から仲の良い未来のCFOにも株主に加わっていただき、本当に心強い状態になっています。付託に大きな成果で応えられるよう、全力を尽くして参ります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000117983.html
プロダクトローンチのお知らせ
と同時に、「エースジョブ」という採用担当向けのSaaS型サービスのβ版をローンチしました。課題が根深い採用・および採用代行(RPO)の市場を、生成AIを用いた優秀なシステムと優秀な人のサポートに置き換え、企業にとってより良い採用活動、働く人にとってより良いキャリアを歩んでいくサポートをし、弊社のミッションである「世界中の才能を、解き放て」を実現させていきたいと考えています。
エースジョブのUX含めた詳細は特許申請中のため、しばらくは先行販売を行う顧客企業にしか開示しない方針ですが、すでに約100社の人事の方々にヒヤリングを行い、非常に好意的なリアクションをいただいております。その中でも中途で10名以上を採用している企業においては導入意向率が80%を超えるという数字が出ておりますし、ROIも合うであろうというシミュレーションが立っております。興味を持っていただいた方は、ぜひ以下のランディングページにあるフォームよりお申し込みください。
https://lp.acejob.jp/
また、起業時の構想にはまったくなかった大きめの規模のシステム開発をうっかりはじめてしまった中で笑、強いプロダクトと営業のチームが必要な状態でした。そんな中でCTOはじめ素晴らしいメンバーがぞくぞくと加入してくれており、成果が出る夜明けが来ている感覚があります。※この詳細は追ってお知らせします。
私自身の原体験でも、結局事業をゼロから立ち上げる際の成否は「大きな市場」「粘り強く取り組む覚悟」に加えて「戦う人の質」が最も重要であると捉えている中で、このメンバーでうまくいかなかったら何がうまくいくのか!という状態になりつつあります。
特にエンジニアのチーム。自発的にテックビジョンの制定まで進み、組織として良い状態になってきています。
ついでにコーポレートサイトもリニューアルしたので置いておきます!
https://forward-career.jp/
これだけだとただのプレスリリースなので笑、noteっぽい話もつらつらと書いていきます。
資金調達活動の感想
スタートアップのステージにおいて、どのフェーズの調達が一番難しいのかまだ全然わからないのですが、プレシリーズA?はなかなか難しいものなんだろうなと思います。トラクション(定義は曖昧)も出ていないといけないし、それでいて代表のタレントがなくてもいけない。おそらくこの次は数字で評価できる領域が増えてきてくると思うのですが、ここは絶妙な時期なのだなと。
多くの投資家の方にお会いさせていただく機会をいただきましたが、今回ご出資いただいたみなさまは、数字やチームだけでない、技術や思想の部分まで深掘っていただき、そこを評価していただけたことを大変嬉しく思っています。いつの間にか生成AIの何がすごいか、どこにどう活用すべきかという解像度が上がってきていることを実感しています。生成AIはその支援ではなくリスクをとってプロダクトを作るべき!というスタンスをとっていきます。
ユーザーの声を集める価値
言わずもがな、とにもかくにもユーザーの課題と向き合い、その課題に対して価値を出すにはどうすれば良いかを考え抜くこと。なんかこれでしかない気がしています。これからどれだけ組織が大きくなろうとも、この軸だけはブラさずにユーザーと向き合い続けることを文化にしていきたいと思います。言い換えると、事業の立ち上げ・グロースにおいては、業界経験というよりユーザーの課題へアクセスする頻度が重要なのかなと思います。
「組織」になっていく変化
属人性の塊のようなシード期のスタートアップから組織に変貌を遂げていくプロセスは大変ですがとにかく面白い。生きていてよかった!と感動できる瞬間がたくさんありました。とはいえまだ規模は大きくない中で越境は求められるし、自分もしっかりお客さんの元へ足を運んだりプロダクト作ったりコーポレート体制作ったりとハードワークしていく所存なのですが、このプロセスを味わえることこそこのフェーズの醍醐味なんだと思います。興味ある自信のある人、きてね!笑
余談:なぜ人材領域で?
最後によく聞かれた「名古屋はなぜ(バックグラウンドとは関係ない)人材領域で事業を立ち上げているのか?」という問いについても調達の過程でよく聞かれ、整理したのでここに書いていきます。
事業の成否は人で決まるという原体験
私クリーマ時代に、GMVで2倍(50億円)の差があったライバルサービスとの差を、4年かけて逆転させたという成功体験があるんです。この要因、ひとつに絞ると、資本力でも、戦略でもなく、それらを生み出すそこで戦う人の質が良かったというポイントだったなと思っていまして。
良い人を集めるということの価値を通じて、事業の成長に貢献したいというのが第一にあります。
ちなみにその時のメンバー。誇りに思っています。
不可逆な人手不足・採用難トレンド
一方でスタートアップ的な立ち上げをするのであれば、市場規模と課題の根深さは大事。しっかりとした市場規模がある日本の人材領域は、少子化が進み、採用難が加速する流れは不可逆。人を採る難易度は上がる一方で、採用の現場では非効率な業務やサービスが蔓延っている印象です。社内のコミュニケーションコストも高く、ここにはチャンスが多くあるだろうと捉えています。
本当に良いものが埋もれない世界を作りたいという思い
私のキャリア選択における軸は、「本当に良いものが埋もれないようにしたい」という思いで選んできました。電通とクリーマでの仕事は、ブランドやクリエイターの作った「もの」の観点でした。今回は1番重要だと感じる「人の才能」で本当に良いものが埋もれない世界を作りたいなと考えて、この領域で起業しました!
ここに、創業初日にChatGPTのAPIが開いたという出来事を活かした事業運営をしていく
多くの人が感じている通り、ChatGPTをはじめとする生成AIの普及は、インターネット出現以来の変化を社会にもたらすだろうと感じています。このチャンスを活かさない手はないし、誰かにアドバイスをするのではなく自らがプロダクトにしていくことでそのリスクをいち早くとっていこうというスタンスです。
旗を立てていると、不思議とその技術に対しての解像度もあがってくるものです。自社プロダクトだけでなく、自社内のセールスやCSの仕組みにも生成AIが「AIネイティブ(=生成AIがあるからこそできる実現できるUX)」な状態で組み込まれつつあり、発明が日々発生します。開示はしませんが、競争力を担保することにもこの武器を使っていきたいなと考えています。
ということで、、発信もこれから頑張っていかないといけないですが、多くを語るのではなくしっかりと成果を出すことが一番重要です。やっていきます。