フォルシアでは新卒採用に力を入れるのは勿論のこと、スキルを持った経験者を即戦力として迎えるキャリア採用も積極的に進め、様々な職歴の社員が集っています。
今回インタビューをお願いしたのはこちらのお二方。それぞれ鉄道、金融という異業種からフォルシアに来られ、縁あって共に仕事をすることになった上杉さん、倉田さんのお二人に「大手企業を経験した人だからこそ分かるフォルシアの魅力」を聞いてみました。
自己紹介
まずは自己紹介からお願いします!
上杉さん:
大手鉄道会社に新卒で入社し、今年の夏に出向という形でフォルシアに仲間入りさせていただきました。出向元の社員数は数万人規模で、社員の年齢層はフォルシアよりも高めです。比較的若いシステム開発部署にいる社員の平均年齢も30代後半でした。中途採用者の方は少なく、離職率も低めです。
これまでの業務経験は、現場(駅)、人事を経て、システム開発部署を経験してからフォルシアに出向で参りました。今は、DXプラットフォーム部に所属し、受託開発型サービスの提案営業や、新規事業として立ち上がったSaaS型商品のマーケティングなどの業務を行なっています。
ライフラインである鉄道はこれまで当たり前に利用されてきましたが、コロナ禍でその状況は一変しました。利用者の方々の生活をお支えする使命に変わりはありませんが、さらに踏み込んで、いかにしてより良いサービスをご提供するかをこれまで以上に考えています!
その中で、私は世の中の新たな当たり前であるITを通してなにかできることはないかと考え、現在フォルシアで修業中です!
倉田さん:
前職は大手金融機関に新卒で入社しました。規模感としては同期が千人以上で、中途採用は元々少なく、職種によっては転勤などもあるような会社でした。
これまでの業務内容としては、金融事務を6年程経験後、決算、システム開発プロジェクトなど様々なジャンルの業務に携わり、その間産休・育児休暇の取得の経験なども経て、フォルシアへ転職しました。
転職したきっかけは、システム開発に携わったことをきっかけにITに興味を持ったことと、もう少し会社のことを経営含め全体的な視点から見てみたいと思ったことです。前職のように組織が大きいと、ほとんどの場合は部分的にしか会社を見ることができません。また、私はずっと経理に携わっていましたが、管理会計の方は経験がなかったので、ITと絡めて面白そう!と思いました。そして何よりこんな考え方聞いたことがない...!とフォルシアの持つ「フェアネス」の経営理念に惹かれたことも強く影響しました。
今は経理部に所属し、経理・決算業務や開示対応などの業務を行ってます!
大手企業の経験があるから分かること
転職・出向してみて気づいたフォルシアの良さはありますか?
上杉:まず入社して感じたのが、知識を共有し合う文化が部署の壁を越えてあるということです。共有してくれているからこそ、自分自身で学んで更にその先に進めていける。そして、自分で学んで終わりではなく、さらに仲間のために得た知識を共有していくぞという気概を感じます。
倉田:確かにそうですね。自分で探して学んで追い付いていくというのも大事ですが、部署を超えても情報の発信・共有を盛んにしてもらえることで学びの幅がすごく広がります。資料共有の手厚さに驚きました。
阿佐見(インタビュアー):フォルシアではesaという情報共有サービスを活用して会議の議事録から技術の知見に至るまで、社内のありとあらゆる情報を共有しあっていますよね。強制されて書くのではなく、自主的にまとめて発信して、今後自分も含め誰かが同じような状況に遭遇した時に役立てるよう、積極的に経験を生かそうとする傾向がありますね。
まだ来られて日も浅いですし、そういった資料をみても分からないときはありますよね。
上杉:そうですね、もちろん分からないことも沢山あるのですが、聞けば必ず快く教えてくれますし、対面でもオンライン上でも困っていることをシェアするとすぐに声をかけて助けてくれる印象です。また、業務以外のプライベートに関しても気軽に話しかけていただいたりお誘いしていただくことが多く、歓迎の雰囲気を強く感じます。
新卒と中途の境界線
フォルシアに入って驚かれたことはありますか?
倉田:私の前職では中途入社が割と珍しかったことと新卒入社社員数が圧倒的に多いということも相まって、中途入社の方の声が薄れてしまいがちだったのですが、フォルシアはむしろ中途が入るとそのまま「新しいカルチャーの追加分」になるのに驚きました。入ってきた人をありのまま受け入れてくれる風土を感じましたね。
阿佐見(インタビュアー):新卒と中途入社の境界線、、、私も中途入社ですがあまり感じたことがないですね...考えたこともありませんでした!
倉田:フォルシアが部長職やリーダー職として中途入社の社員を採用されてるのはカルチャーショックがありました。そういった年功序列がないフラットな面が境界線を感じない要因かもしれないですね。
上杉:たしかに、年功序列にとらわれない雰囲気がありますよね!そこは中途入社が少ない出向元ではそもそもその状況を経験する機会は少なかったかもしれません!
お二人の経験されている大手企業は中途入社があまりないとのことですが、中途入社社員がいることでの違いは感じますか?
上杉:出向元は中途入社はほとんどいないので、分野は違えどみんなで同じ釜の飯を食べてきた...という感じがありますが、フォルシアはIT企業以外から入社される方も多く、全く異なった業界での経験を持った方々が共存しあっているので様々な意見が聞けて面白いですよね!
倉田:会社にいるだけで色々な会社の話を聞けるのは勉強になるし楽しいですね。それぞれの場所で培った経験が、今後の業務に派生していくこともある気がします。
阿佐見(インタビュアー):まさに業務面では、各々がこれまでの経験から培ってきた能力によって、フォルシアの業務の効率や精度がグッと上がるという場面を何度も目撃してきましたよ!
上杉:個人的には、仕事だけでなくプライベートの面でも各分野のプロが揃っているのに驚きました(笑)。キャンプ、潮干狩り、音楽、ボルダリング、鍋、日本酒、、、詳しい方に教わりながら経験するうちに、休日の過ごし方の幅が広がりました(笑)。
阿佐見(インタビュアー):そうですよね、コロナ前はみんなで集まることが当たり前に出来ていたので、私もスノーボードや野球観戦、競馬や海釣りなど今までしたことのない経験をいっぱいさせてもらいました。
公私共々、中途社員も新卒社員も分け隔てなく関り合える雰囲気がありますね!
フォルシアで感じた「ビックリ!」
お二人が感じた大手企業にないフォルシアの良さを挙げるとすれば何ですか? これ、当たり前じゃないんだよ、的な(笑)
上杉:まず、入社して上長とレビューをしました。どの会社でも目標設定を基に一年間(または半期間)どうやって仕事に取り組むかということを話す機会はあると思いますが、その項目の中に「自分の成長に対して」の目標設定項目が大きくあるのに驚きました。会社が自分の成長まで気にしてくれるなんて!と感動しました。
倉田:私も同じように感じました!自己啓発を組織への貢献度で設定はしていましたが、フォルシアでは自分軸の成長目標(自分がどうなりたいか)だな、と。そういう意味では社会に貢献できる人間になれ、という経営メッセージとつながっている気がします。関係あるのか...ですが、よくある若手の伝統下積み業務のような仕事が少ないように思います。時間の使い方が違っていて、個人の成長が軸なんだなと感じますね。個人に成長してほしいという思いが感じられます。
阿佐見(インタビュアー):なるほど。下積み業務はその経験をすること自体に意味があり避けては通れない感じがありますが、一方で重要な業務でもありますよね。フォルシアではそういった業務もしっかりと部署の業務として行っていてその中でうまく業者に委託したりしながら、個人は自分の担当業務に集中できるようになっていますね。それは成長を重んじているということの現れですね。
上杉:それに、社内システム(勤怠入力や売上管理など様々)も自分たちでカスタマイズして作られていて驚きました。出向元はパッケージ型のシステムを導入して使っていたので、それが当たり前になっていました。
倉田:その影響もあってか、承認スピードもめちゃくちゃ早いですよね。前職だと運が悪いと2日とかは普通にかかるイメージだったので驚きました。
阿佐見(インタビュアー):確かに、社内システム促進チームの努力で、電子化も進み承認などの簡略化が進み、同時に在宅ワークもしやすくなっています。その反面会社に行けば、相談がしやすい距離感に上司や仲間がいるので、そういった両面の良いとこどりで、仕事もサクサク進めやすいし、自分で業務を動かいているという実感も得られやすいですね!
オフィス環境の違いはありますでしょうか?!
倉田:全然違います!執務スペースに休憩コーナーや植物があるなんて驚きです。前職のデスク周りは人の座席以外にも、種々の端末、本や書類用スペースが多かったのですが、フォルシアでは顔を上げれば向こうの窓、社長の席まで見渡せる、開放感がありますよね。植物だけでなく、水槽まで自分たちで管理しているなんて...
上杉:福利厚生ということで、たくさんの飲み物や軽食が用意されているのも驚きでした。個人のデスクもゆとりがあって快適です!
他に当たり前じゃないんだよと思うポイントはありますでしょうか?!
上杉:取締役と若手の頃から気軽に話せる!これはきっとフォルシアの方々にとっては当たり前になっていると思いますが、ワンフロアの広いスペースで全員が働いているからこそ実現できているのかなと思います。
倉田:私も前職では役員との連絡は秘書を通す必要があったので、取締役と話したりすれ違うこともほとんどなかったです。フォルシアでは社長が経理部や人事総務部の方へ小走りでやってくることもちょこちょこあって、身近に感じます。
上杉:つい先日、シャッフルランチ※1で社長と同じチームになり、いつもみんなで行っているようなお店でランチを食べながらワイワイお話しできたのも、とても楽しかったです。
※1シャッフルランチ...参加希望するとランダムに4人一組が組まれ、他部署の人と一緒にランチができる取り組み。現在は感染対策を取り入れた形で実施。
フォルシアに向いているのはこんな人
さいごに、どんな人にフォルシアが向いていると思いますか?
上杉:意見を言えば受け止め、真摯に検討して取り入れてくれる土壌があるので、社会や会社、自分をより良くしたいと思っている人におすすめしたいです!
倉田:若手の人!大企業で若手だと組織の為の仕事が多いイメージだけど、フォルシアでは若い人もビジネスを動かす部分にも積極的に関わっていて、自分の為の力をつけることができると感じています。
阿佐見(インタビュアー):ありがとうございました。
さいごに
大企業の良さ、フォルシアのような規模の企業の良さ、それぞれの良さがあると思います。
フォルシアでは個人としての成長が会社の成長に繋がっていると考えているため、個人としてどう会社に関わっていくか、その為にどうしていくかなど具体的に上長と話すことができます。1on1という面談を上司や先輩と設ける文化もあり、小まめに相談しやすいのも良いところです。
また120名程度の規模感故の役員を含めた、社員間の距離の近さもフォルシアの良さのひとつではないでしょうか。新卒も中途入社も隔てなく、お互いに協力し合っていく、お互いの持ち味を尊重しあえる雰囲気と文化があります。
会ったことのない部署の人ではなく、「あそこに座ってるあの人!」とお互いの顔が分かる距離感は仕事を進める上でのスピード感やモチベーションにも繋がっていきます。
自分に合っているのはどちらか、どういった環境で働いていきたいか、ぜひ一度、ご自分の頭と心で見比べてみてくださいね。