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祝21周年!FORCIA 社長へインタビュー

こんにちは!営業の芦田です。

春めいてきた今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
フォルシアは本日3月22日に、創業21周年を迎えました。
今年も無事に創立記念日を迎えられましたのは、普段お世話になっている全ての関係者の皆様のおかげです。改めて社員一同、心より感謝申し上げます。

さて、今回は創立記念日を祝して社長・COOへのインタビューを新卒1年目の芦田・山城が行いました。
創業当時のエピソードや日々変動する世の中を踏まえてのこれからに向けた言葉など、普段はなかなか聞けない創業者お二人のフォルシアに寄せた率直な想いを尋ねてみました。

第1弾のブログでは社長へのインタビューを、第2弾のブログではCOOへのインタビューをそれぞれご紹介したいと思います。ぜひ最後までご覧ください。


社長プロフィール

代表取締役社長 最高経営責任者(CEO)
屋代 浩子 Hiroko Yashiro

1988年 慶應義塾大学経済学部を卒業後、野村證券に入社。金融工学を利用したデリバティブの開発に携わった後、マサチューセッツ工科大学でMBAを取得。ゴールドマン・サックスにてデリバティブの開発、マーケティングに従事した後、2001年、フォルシアを起業。

フォルシアの創業時に大切にしたこと

ー この春でフォルシアは創業21周年を迎えますが、改めて創業当時の想いを社長に伺ってみたいです。どうしてフォルシアという会社を作ろうと思ったのですか。

皆さんご存じのように、前職は金融機関に勤めていました。その時もとても楽しかったのですが、COOと一緒に全く新しい分野に挑戦して私たちだからこその新しいバリューを生み出せたらより楽しそうだと思ったんです。自分たちがもっとワクワクすることをやってみたいと。だから起業を決めました。

ー 金融からITへ、全く異なる分野での起業ですね。

ITに挑戦したことにはそれほど強い理由はないんです。これまでやってきたことに縛られず、新しい「何か」をやってみたら楽しそうだと思いましたし、ITなら自分たちの発想次第でなんでも出来そうな感じがして。それに、単にお金を稼ぎたくて起業をしたわけではありませんから。何が何でもお金を稼ぐという会社ではなく、ビジネスとフェアネスが両立する会社を目指しました。(フェアネスについて、詳細はこちら


ー 20年間を経て、創業当初に掲げた理想には近づけたと思いますか?

そうですね...難しい。お金を稼ぐだけの方が、フェアネスを実現することに比べたらずっと易しいと思います。これまでに何度も、社員からもっと明確な目標が欲しいという意見は出てきました。でも、何度考え直してもフェアネスの理念が中心に来るんです。

どんなに業績が好調な会社でも、フェアネスの精神を忘れたら永続しないと思っています。それくらい、会社の根幹にある考え方で、私たちは重視しています。

社長業と母親業は似ている?

ー それでは、普段の社長のお仕事について教えてください。どのようなお仕事をされているのですか?

私が何をしたら良いか?ということは日々変わります。そのため、一概に「こんな仕事をしている。」と説明することは難しいのですが、会社と社員が路頭に迷わないように何をしたら良いかをいつも全身全霊で考えています。それが社長である私のミッションだと思っています。

母親業も同じではないかと思います。根幹にある想いは「子どもが自分が幸せだと感じて生きていけるようにしっかりと育てること」ですが、そのために親として何をするかという細かい行動は子どもの成長によって都度変わっていきますよね。

それと同じで、社長としての仕事は本当に色々なことをやっています。私自身は、何が正しいかは分からないけれど、責任感を持って一つ一つの物事を判断する日々です。そして、自分が下した決断に対しては責任を持つことを常に考えています。

ー では、社長が感じる仕事のやりがいはどのようなものですか?

やりがいは自分の撒いた種があちらこちらで花になって咲くところを見ることです。毎日がとても楽しくてやりがいを感じます。先ほど、社長業を子育てと重ねましたが、子育てだって同じですよね。乳幼児の頃の子育てと、反抗期の子育てとでは全然内容が違います。でも、どちらも楽しい。どの時代もそれぞれに楽しいから、たとえ今大変なことがあったとしても私は決して過去に戻りたいと思うことはないんです。

子育てでは過去の自分の言動が今日の子どもの言動に繋がっています。人生も同じで、全ての物事は過去の自分の積み重ねから起きていると思うんです。自分のやったことは良いことも悪いことも巡り巡って自分に返ってくると思っています。だから、時間を重ねれば重ねるほど私はどんどん楽しくなっていきます。

ー フォルシアを作って良かったと思うのはどんな時ですか?

ビジネスが上手くいってお客様の喜んだ顔が見られるとき、そして社員が楽しそうに仕事をしていたり、生活している様子を見るときです。これまでの仕事の積み重ねを感じます。フォルシアのサービスが世の中の一部を回して誰かの役に立っていること、社員が幸せに暮らしていること。それらは私にとってとても嬉しいことです。


COOに贈るメッセージ

ー 次に、COOについて教えてください。フォルシアはご夫婦で創業された会社ですが、これまでを振り返って、COOの仕事への取り組み方で最も尊敬されているところはどのようなところですか?

前職時代からずっと変わらずですが、ずるいことをしないところです。COOはフェアでないことが好きでないので、自分自身でもフェアでないことは決してやりません。

もしかしたら、一時的にはずるいことをした方が得する場面もあるかもしれません。でも、長期的な目で見ると、先ほどから言っている通り何事も積み重ねなんです。だから、フェアなことをやり続ける方が良いのだと思うのです。それを実直にやり続ける。

COOの判断の軸は昔からずっとぶれないんです。だからこそ、どんなことに対してもCOOの判断に対して信頼感を持てています。とても頑固ですけどね(笑)。でも、この人の下した判断なら大きく失敗することはないだろう、と。そういう安心感があるからこそやってこられたのかもしれませんね。

ー 社長のお仕事は判断されることだとおっしゃっていました。その際にCOOに意見を聞くことは多いのですか?

フォルシアは二人で作った会社なので、会社のことはほとんど何でも相談します。常に同じ情報を共有して、同じ理解度でいることを心がけています。私とCOOは考え方や感じ方が全然違いますが、違うからこそバランスが良いのかもしれませんね。

フォルシアの今

ー この2年間は新型コロナウイルスの影響もあり、思うようにいかなかった部分も多くあったかと思います。今一番困っているのはどんなことでしょうか。

社員のことが見えにくくなって、共感が薄れている感じがして、わからなくなっていることです。

ー 分からないというのは、人となりや働きぶりのことですか?

それもありますが、もっと広く、全てに関してです。

これまではオフィスで社員の顔を直接見ることでその人がどんな人でどんなことを考えているのか把握していましたが、オンラインが中心になり、出社頻度が下がってしまったことでちっとも体感できていません。社員の様子が分からないので、苦しんだり悩んだりしている人がいて手を差し伸べてあげたいと思ってもそれができない。
もちろん部署やチームごとに定期的に状況をヒアリングはしていますが、伝聞ではなかなか本音が伝わってこないんです。だから、本当は以前のように自分の目と耳でちょっとした社内の雰囲気やコミュニケーションを感じていたいと思いますね。


フォルシアの強み

ー 社長が考えるフォルシアの強みはどのようなものでしょうか。創業当時と今とで変わった部分はありますか?

フォルシアの強みは、地道であることです。フェアであろうと努力することを諦めていない、ということです。これは、創業時も今も変わっていないと思います。

お客様からの信頼も会社の業績も地道に少しずつ積み上げていくものなので、急に大きくはなりません。ですが、そうやって20年間の歴史の中で地道に積み上げてきたことによって今があるわけです。同様に、今の頑張りを積み上げていくことで来年や再来年に繋がっていきます。

フォルシアの理念であるフェアネスを徹底することでこれからももっとフォルシアは良い会社になっていくと思いますし、それを伝播していくことで会社だけでなく社員一人一人が幸せな人生を送るベースになればいいなと思っています。

最後に

ー では、最後にフォルシアの未来について、どのような会社を目指していきたいか一言お願いします。

一生ゴールにはたどり着かないものだと思っています。ですが、私やCOOが必死になって守ってきたフェアネスをもっと社員一人一人が実感してくれるようになったら嬉しい限りです。社員もそうですし、フォルシアに関わる全ての人たちが皆でフェアネスという同じ意識を共有できるようになるのが私の理想です。

今般、ロシアがウクライナに侵攻し、戦争が起きています。今起きていることをニュースや映像で見る限り、この状況はまったくフェアではないと感じます。フェアネスは人類の永遠のテーマなのかもしれません、でもそのテーマを小さいフォルシアワールドでも、あきらめずに愚直に追い続けたいと思う創業21年目です。

本日のインタビューメンバー。左から、山城、COO、社長、芦田。
(※写真撮影時のみマスクを外しております)

今回のインタビューを通じて、社長の率直な言葉から溢れ出る魅力を改めて感じました。飾らないご自身の言葉だからこそ、多くの社員に響くインタビューになったのではないかと思います。地道に積み上げていくフォルシアらしさを大切に、22年目も奮励努力してしていきます。

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