フローレンスでも2021年卒の新卒採用が始まりました。
NPOで働くことが少しずつ身近なこととなって来たかと思います。
それでも「NPOってどんなところ?」「どんな働き方ができるの?」「どんな人たちがいるの?」
そんな声も多く聞かれます。
そこで、新卒1~4年目の社員を迎えて、「なぜフローレンスに入社したのか?」「入社後に感じたギャップ」などざっくばらんに聞いてみました!
NPOで働くってどんなことかを皆さんに知ってもらえたらと思います。
なぜ、子育て支援などの分野に携わろうと思ったのですか?フローレンスに入社した決め手は何ですか?
増田:私は大学で社会福祉学を学んでいたので、社会福祉士の資格を活かせる仕事をしたいと考えていました。
ずっと福祉の現場でアルバイトをしていたこともあり、ずっと現場で仕事を続けていこうと考えていましたが、「もっと社会全体で親子を支えていければいいのに」「子どもも親も自分らしく生きられるようにどうしたらいいのか」と考えるようになりました。
そして、社会の仕組みから変えなければいけない、もっと自分自身も仕組みや制度を知らなければいけないなと思い、福祉の仕組みを変えていくことにチャレンジできるフローレンスへの入社を決意しました。
磯田:大学時代からずっと「人に関わる仕事をしたい」とざっくりと考えていましたが、大学3年生の時に研修でフィンランドとスウェーデンに訪れたことが転機となりました。フィンランドとスウェーデンの社会の仕組みや「個」を大切にする教育の考え方に感銘を受けて、日本ももっと仕組み自体が変われば課題がなくなっていくのでは?と感じました。
そうはいっても仕組みや制度を変えるのは、一般の人では難しいことなのかな・・・とも思っていました。
ちょうどその時に参加したフローレンスの新卒採用説明会で、フローレンスの活動によって小規模保育事業が制度化されたことを知り、「民間企業でもできるんだ!」と衝撃を受けました。ビジョンへの共感はもちろんでしたが、フローレンスの掲げるストラテジー「社会問題を事業によって解決する」にすごく共感して、「ここしかない!」と思いました。
村井:私は大学のゼミで「女性の働き方」などを学んでいたので、「働き方」への興味がより膨らみ、「子育て体験インターン」に参加するようになりました。活動内容は、共働き家庭に行き、保育園のお迎えやご飯、お風呂などを入れたりしながら、働く親御さんからキャリアや育児との両立などについて話を聞くというものです。
この経験を通して子育てがとても身近なものに感じるようになり、フローレンスのビジョン「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」を私も実現させたい!と思い、フローレンスに入社を決めました。
また、「どんな人がどんな思いで働いているのか」という点が自分にとっては重要だったのでした。説明会で出会った先輩社員の方とお話をして、魅力的な人がたくさん集まっている組織だと感じ、フローレンスで働きたい!と思いました。
高橋:大学で社会福祉を学んでいく中で、貧困などで困難な状況にあるご家庭や子どもを救いたい、そんな人たちを救うサービスを提供する仕事をしたいと思い、新卒でもチャレンジできるところはないかと探していた時に、フローレンスに出会いました。
選考が進む中で、フローレンスは新卒1年目でもいろいろなことにチャレンジできる環境であること、そして何よりも優しい人ばかりだなと感じる場面がたくさんありました。
行動力のある人がたくさんいますし、課題を抱えている人がいればその人に寄り添って、一緒に解決の糸口を考えてくれる人もたくさんいて、そんな魅力的な人がたくさんいる中で働くことができたら、きっと自分自身の成長にもつながると考えたので、入社を決めました。
安野:友人や家族との関わりの中で、育つ環境の大切さ・影響の大きさを実感して、私も福祉大国であるスウェーデンに留学しました。留学中、「制度とのつながりが生活をつくること」を感じ、「家族・親子に直接関わること」と「実践と制度アプローチ」の両輪をやっていきたいと思うようになりました。フローレンスは事業推進も制度に関わるようなこともしていると知り、応募しました。
当時ちょうど「こども宅食事業」を立ち上げていた頃で、いろいろな立場の事業者がひとつのゴールに向かって協働していくコレクティブインパクトの実例としてとても感銘を受けたことを覚えています。
正直、新卒としてまずは大きな企業に入社して、社会人としての一般的なスキル・経験を積んだ方が良いのではないかと考えたこともありましたが、やはり自分の中に強い関心がある「親子に関わる事業」に飛び込んでしまおうと最後は覚悟を決めました。
また、選考の段階ではまだ留学中だったのですが、オンラインで選考に参加しました。特に難しいこともなく、オンラインで選考に参加できたことから、リモートワークの体制が整っていることも実感でき、社員の働き方改革が進んでいる点も入社を決めたポイントかもしれません。
「NPO」という点については不安はありませんでしたか?
全員:法人格はあまり気にしていなかったです。周りからも「大丈夫?」と聞かれることもありましたが、給料や福利厚生の面でも一般企業と変わらないので違和感はありませんでしたし、それよりもビジョンやミッションへの共感し、フローレンスで働きたいという思いの方が強かったです。
入社後にギャップを感じたことはありますか?
増田:「業務効率を高めることを常に意識しながら働いている」ということです。ITシステムの導入によって細かなフローが仕組み化されていることがすごいなと感じました。PCスキルが追いついていない部分もあり、少し苦労しましたが、同期で情報交換などしてお互いを支え合いながら知識をつけるようにしています!
磯田:説明会の時に、産育休や社内異動などの制度の話を聞いて、とても充実しているなと思っていましたが、充実はしているけれど時代や使いやすさに合わせて、どんどんアップデートしていることがとても頼もしく思えました。今は私自身が制度を作っていく・整えていく側の人事担当者として、自分の強みを活かしてその基盤を整えていきたいと考えています。
村井:新卒1年目ですが、一人の人として対等に接してくれる風土が根付いていることにびっくりしました。「これどう思う?」など入社歴に関係なく意見を聞いてくれますし、きちんと「個」を認識してくれているなと感じます。
高橋:想像以上に1年目から本当に多くのことにチャレンジさせてもらえる環境にはびっくりしています。
そのため、情報のキャッチアップを怠らないように心がけていますが、情報量も多く大変だなと感じることはあります。そんな時は、一旦立ち止まって、今の私(仕事)にとって必要な情報は何か?を整理する時間を取っています。
何が必要なのか分からない時には、優しく声をかけてくれる先輩が周りにはたくさんいて、入社前の印象以上に優しくて魅力的な方がたくさんいるなと実感しています。
安野:何か新しいことを始めた後には、それを深化させていくフェーズがありますが、継続的に続けていくにはフローを整えたり「仕組み化」があってこそ・・・ということが難しいなと実感しています。頭では分かっていたつもりですが、まだまだ仕組み化できていない部分も多く、今後もっと良い形で仕組み化できるように日々注力しています。
最後に、フローレンスの好きなところを教えてください!
各自の想いをメッセージとして書いてもらいました。
フローレンスでは、2015年度から新卒事務局スタッフの採用を始め、次は6期生の採用となります。
「社会を変える」ための挑戦をし続けるフローレンスで一緒に未来を創っていきませんか?
説明会へのご参加を心よりお待ちしております!!