採用情報|株式会社FLINTERS
未来につながる、火を灯そう
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こんにちは、会田です🌷
11月も下旬となり、今年のカウントダウンも始まりましたね!
来年良いスタートができるように今できること頑張っていきましょう!!
本日は対談インタビュー記事となります!
FLINTERSの現在CTO河内
と、初代CTO杉谷さん(現在ブラックキャット・カーニバル株式会社代表)この2人に歴史を振り返りながら現在のFLINTERSについてもお話していただきました!
そして毎度のことですが、今回の記事は現在行なっているFLINTERS10周年記念ブログリレーの82日目となります。
リレーも折返しをして残り50日となりました👏その他の記事もぜひ読んでいただけたら幸いです!
杉谷さんの詳しいご経歴や、FLINTERS時代の詳細の取り組み内容については、以下にまとめてくださっているので、ご興味ございましたらご覧ください。
ー組織形成において開発ポリシーの策定を行なったことについて伺いたいと思います。 どのような想いで作られたのでしょうか?
杉谷:開発組織の立ち上げ段階では、会社として目指す旗を立てる必要があると考え、開発ポリシーの策定から手を付けました。
今思えば少々強引な部分もあったかもしれませんが、開発組織として何もない状態でしたので、開発者の意識を揃えるという点においては、後の開発においてとても効果的だったと思っています。
開発ポリシーが一定浸透し、開発組織としてある程度整ってきたタイミングで、次は技術レベルを更に高く引き上げることを目的として、技術指針 に発展させました。
河内:当時はWEBアプリケーション開発が中心でしたが、現在ではデータ領域の仕事が飛躍的に多くなってきており、会社として利用する技術を特定のものに統一していく、ということが難しくなりました。
技術指針も現在の開発状況の変化に対応させるべく、2022年3月に社員と共に考え、エンジニアリング指針として改定しました。
以前の技術指針と比べると、内容の抽象度は高くなりましたが、技術の選択は裁量を持って各開発チームに任せつつ、会社として本質的に達成したいことを明示するようにしました。
今後も会社や外部環境の変化によって、柔軟に改定することを検討していきたいと思っています。
エンジニアリング指針の改定についてはこちらの記事も参照ください。
ー その他に当時から形を変えて現在も受け継がれているものと言えば、システムリーダー定例(SL定例) がありますが、これについてはいかがでしょうか?
杉谷:SL定例は名前の通り、開発チームのリーダー達が集まり進捗報告をする会議です。
ただ、開発自体の進捗報告をメインにしていたわけではなく、上述した技術指針に沿って開発が行われているか、という点のチェックを重視していました。
あくまでも開発組織として文化形成や指針を浸透させるための手段として行っていたものです。
こちらも開発組織の立ち上げ時には、良い方法だったかなと思っています。
河内:現在では「開発定例」と名称を変え、開発チームごとの報告や質疑の時間となっていますね。
さらにチーム数が増えたことで物理的に集まりにくくなったことから非同期形式のレポートに変化させたのと、内容においても開発チームの実力も上がり、以前のような技術指針に沿っているかのチェックではなく、開発においての知見共有や、困りごとを相談し、助言しあう場になっています。
また、「マネージャーレポート」という名前で、ビジネスサイド・開発サイド関係なく、各部署の状況を週次で報告することも行っており、内容は全社に公開し社員が自由に閲覧できるようにもしています。
会社が今どういう状況なのか、自分の所属チーム以外の人達が今何をやっているのか?を知ることは、社員が会社への既存意識や貢献方法を考える上でとても大事だと思っています。
特にリモートワークメインの現状においては、情報を意識的に公開するようにしています。
ー働く環境や福利厚生については、当時から何かこだわっていた点はありますか?
杉谷:勤務時間や業務機器については、エンジニアがより高いパフォーマンスを発揮するためには?という視点で特に力を入れて制度を考えていました。
人によってパフォーマンスを出しやすい時間は異なりますし、長い時間働くことが必ずしも良いエンジニアではないと考え、裁量労働制を導入しました。
そして、PCスペックによっても業務効率が大きく変わるため、貸与する標準PCをMacBook Pro15インチ(当時サイズ)に変更し、キーボード、マウスなど周辺機器についても、一定予算上限の中で自由に社員が選択し貸与できるようにしました。
しかしこれらは社員に働きやすい環境を提供するということだけではなく、エンジニア採用においても、魅力の一つになると狙って制度化しましたが、まさにその通りになりましたね。
日々の業務効率アップと採用時のアピールというのを考えると、制度にかけるコストは充分回収できるものであると考えています。
個人的に今後エンジニア組織として必要不可欠になるであろうと考えているツールやサービスは、ChatGPTとGitHub Copilotですね。
ChatGPTについてはまだまだ今後の発展や利用方法には期待することが多いですが、私は技術の調査や学習のための道具として現在は利用することが多いです。
オンラインでの仕事が普及し、気になった時にちょっと誰かと話す、という環境が少なくなっているので、気軽に相談できる相手としては充分だと思います。
何度でも答えてくれますし、理解に辿り着くまで相談し続けるという利用法が、調べ方、聞き方のスキルを伸ばす観点でもおすすめです。
河内:OpenAI APIとGitHub CopilotはFLINTERSでは会社として導入をしています。
OpenAI APIは、SlackのBOTやコードレビューに活用していて、GitHub Copilotは、利用率が全体の3分の1くらいなので、まだまだこれから活用を推進していきたいと思っています。
新しい物を使うということも力量だと思うので、たくさん利用し使いこなしてほしいですね。
これからもFLINTERSのCoreValueでもある「先進」を意識し、新しいものは率先して取り入れてみて、働く環境と自らのパフォーマンスをアップデートし続けていきたいと思います。
ーそれでは最後にFLINTERSの社員へメッセージをお願いします
杉谷:変わりゆく状況に応じて組織が柔軟に変化していくことは避けられないですし、むしろ積極的に変わっていくことが大事だと考えています。
今後のFLINTERSにおいても多くの変化が起こると思いますが、何よりも現場のエンジニアの皆さんが、どんな時も楽しく実装できることが、エンジニアリング企業として一番だと考えています。
これからも応援しています!
ありがとうございました!
新旧CTO対談ということで、開発組織の立ち上げフェーズの話から受け継いで現在の形にしている話など10年の歴史を感じる内容だったのではないでしょうか?
今後も状況に応じて変化させたり、仕事においても柔軟に対応できる環境がFLINTERSにはあるんだなと改めて思いました!
このように社員のことを考え、頑張れる環境があるFLINTERSに少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお話しできればと思います!
ご応募お待ちしております〜〜
それでは最後までありがとうございました!