こんにちは！　フェンリルで新卒採用を担当している岡村です。

先日、新卒品質管理エンジニア3名のクロストークを公開しましたが、読んでいただけましたか？

今回は、今年3月にフェンリル大阪本社で実施した学生向けの、品質管理エンジニアセミナーの様子をご紹介します。

はじめに、品質管理エンジニアとは？

突然ですが皆さんは普段、PCやスマートフォンでアプリを利用していてこんな経験をされたことはないでしょうか？

「ダウンロードしたアプリの動作がぎこちない･･････」

「ボタンが小さくて違うところを押してしまう･･････」

「もう少し色使いが明るかったらいいのに･･････」

このようなユーザーの体験を改善し、より良いものを提供するために、フェンリルはスマートフォンアプリ／ウェブアプリ開発に取り組んでいます。

品質管理エンジニアは、QAエンジニア（QA：Quality Assurance＜品質保証＞の略）とも呼ばれ、ユーザビリティを含むプロダクト品質全般に対してQA活動を行っています。簡単にお伝えすると、フェンリルが作ったスマートフォンアプリやウェブアプリなどが期待通りに動くかどうかを確認するため、テスト項目を作成し、さまざまなテストを実施しています。

とはいえ、品質管理エンジニアという職種は、学生の皆さんには馴染みがないと思います。そこで、フェンリルでは学生の方に品質管理エンジニアの業務ややりがいを知っていただきたく、毎年、品質管理エンジニアセミナーを開催しています。

フェンリルの品質管理エンジニアセミナー

例年、本セミナーはオンラインで実施していますが、今年は二部構成にし、一部はオンライン、二部はオフラインで実施することに。よりリアルにQAの仕事を体験していただけるよう、フェンリルのオフィスで参加していただくプログラムをご用意しました。それでは、オンラインセミナーの様子からお伝えします。

オンラインセミナーでは、フェンリルの品質管理エンジニア2名が登壇し、品質管理エンジニアになった経緯や仕事内容、働く中で感じるやりがいについてお話しました。また、ワークショップを通じて、品質管理エンジニアの実務の一つ「テスト設計」を体験していただきました。

例えば、カメラアプリのテストをする場合、「撮影ボタンをタップすると、写真が撮れること」というテスト項目が考えられます。このように、アプリで期待する動作などが正しく実現できるかを確認するテスト項目を考えていただきました。

普段、当たり前で見逃してしまいそうなアプリ動作も、手順に沿って細かく考えると、テストすべき項目が意外と出てきます。これがテスト設計の面白いところでもあります！

実機を使ったテスト体験

ここからは、オフラインで開催したテスト実施体験についてお話します。

当日、参加者の方々は大阪オフィスにご来社。品質管理エンジニアが普段使用しているテスト用端末を使って、スマートフォンアプリのテスト実施に挑戦していただきました。

内容は、用意した項目に沿ってスマートフォンアプリを操作し、期待通りに動くかどうかをテストするというもの。

皆さんスマートフォンアプリを使い慣れているだけあって、スムーズに実施されていました。普段の操作では見受けられない事象が発生したときは、「どうやって動かすんだろう？」「これって正しい挙動なのかな？」と参加者同士で確認し合いながらテストを進めている姿が印象的でした。

参加者の皆さまの声

オンライン／オフラインともに、テスト設計や実施など、品質管理部門の仕事を体験していただきました。参加者の方からいただいた感想を抜粋してお伝えします！

ユーザー目線に立った場合のテスト項目など、実際の業務に少し携わることができたと感じました。
また、実際に働いている社員の方のフィードバックや考え方を知ることができ、（フェンリルの品質管理エンジニアに対する）解像度が上がりました。

品質管理という概念は知っていましたが、品質管理エンジニアという職種については今回のイベントで初めて知ることができました。

アプリなどの動作チェックの項目が考えれば考えるほどたくさん出てきて、不具合が出た時の達成感は素晴らしいものだろうと感じました。ワークショップでは、実際に考えることができて楽しかったです。

学生の皆さんは、就職活動をきっかけに新しい職種や今まで知らなかった仕事に出会えると思います。
そのなかの一つとして、品質管理エンジニアという仕事について知り、興味を持っていただく機会となるよう、今後もイベントをブラッシュアップして開催してまいります！

この記事を見て、品質管理エンジニアの仕事に興味を持った！という方はぜひ、会社説明会へお越しください。お待ちしています！

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