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やっぱりAdobeが好き…!Adobe MAX Japan 2018参加レポート

こんにちは。デザイナーの吉田です。

先日、横浜で開催されたクリエイターの祭典、Adobe MAX Japan 2018に参加させていただきました。
(ご報告が遅くなってしまい申し訳ありません…。)

デザイナーとは切っても切れない「もう一生ついていきます」と魂を売ったともいえようAdobe様…
わたしとAdobeの出会いは高校生の時でした。IllustratorのバージョンはCS3。
その時、先生に「手伝ったるで!」とドヤ顔されたのが最初のことでした。
ベクター!なんだそれ!すごい!拡大も縮小もできる!文字詰めってなに!と大興奮した記憶があります。

そんな話はさておき。

切っても切れないとは言いましたが、UIデザイン界隈ではSketchの台頭により、最近やや下火気味という声も……わたしは悲しい…

しかし、これまでクリエイティブ業界を牽引してきたAdobeなら素敵な未来を描いていることに違いない!クリエイティブな未来を夢見たい!

ということで関西から人生初Adobe MAX Japanに行ってきました。
今年はどんな情報が待ってるんだろう?ワクワク!

展示で賑わう会場のようす

入場してすぐ目に入るのは協賛会社の展示ブースです。今年は文字制作会社が多く、フォント好きにはたまらない展示が盛りだくさん。

木でできた“き”がたくさん積まれている「積み“き”」など、遊び心たっぷりでした。

アンケートやツイートで様々なノベルティをいただけました。

またイベントの最後にはアプリをイメージしたオリジナルカクテルが…!


セッションのようす

さまざまなセッションがありますが、私が参加したのはXDに関するものです。

UIデザインに特化した『Adobe XD』

導入したい気持ちはあるけど、Sketchに慣れちゃったしなぁ。スクリプトもたくさんあるし
でも細かいアイコンや挿絵の作成は“Illustrator”じゃないとできないんだよね

といった声からフェンリルではまだあまり使われていない「XD」 。
最新アップデートではそんな声を払拭するようなさまざまな機能が目白押しでした。

イベント以前に発表のあった、音声プロトタイプ機能や自動アニメーションはカンプ制作ツールの枠を超えた“プロトタイプ制作ツール”としての期待が高まる機能です。

また、競合ツールにあるプラグインや、Illustrator、AfterEffectsなどの他のAdobe製品との連携も他社にはない強みとなっています。

どんどん使っていきたいです。顔文字みたいでかわいいですしね。XD

セッションについて

セッションでは、ツールの使い方やプロダクトの今後の展望についての発表はもちろん、さまざまなクリエイターによる、自身のワークフローや思想を踏まえたツールの活用方法やクライアントとの接し方などにも触れることができました。
なかでも印象的だったセッションについて少しだけ書かせていただきたいと思います。

『対話のためのデザインツール –Adobe XDとアートディレクション–』

できれば映像アーカイブがあるので、見ていただくのが良いと思います。
理想とするワークフローのひとつについて語られていて、若いデザイナーの方には特に響くのではないかなと思います。
XDが制作ツールとしての枠ではなく、タイトルの通り「クライアントを含めた、関係者を巻き込むためのツール」にするワークフローというか、デザイナーという仕事の在り方を感じることができました。

改めて、自分がツールだけにこだわっていたことを認識するとともに、これからの自分の仕事について考えるきっかけになりました。


これからの『デザイナーの価値』

今回、イベントに参加してみて感じたのは、デザイナーという仕事の今後の在り方でした。

より良いものを生み出すために、これから何をしていくべきなのか。
プロダクトを通して、社会への貢献をするためにデザイナーがどういう存在であるべきか。

個人的な話ですが、最近は表現のデザインだけではなく、コンセプトメイキングやそれに至るための人間中心設計の考え方に興味を持つようになりました。

そうして、より深くプロジェクトに関わっていくうちに、メンバーが同じ認識を持ち、同じ目標を持つことの重要性について考えるようになっていたので、今回のAdobe MAXで得たことは私にとって大きな一歩となりそうです。

フェンリルは本当に優秀なエンジニアとともに素晴らしい仕事ができる環境です。
「やりたい!」と手をあげれば、まだまだ若輩者の自分にも経験の場を与えてもらえます。

エンジニアだから、デザイナーだからという枠にとらわれず、
「誰かの役に立てたな」「良いもの作ったな」と思えるようなものづくりができればと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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