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エンジニア向けカンファレンス「iOSDC」にスポンサーとして参加しました

こんにちは!2018年度エンジニアフェローの圖子です。

みなさんはiOSDCというイベントはご存じでしょうか?2016年より年1回開催されているiOSエンジニアのための国内最大級のカンファレンスです。今年は第3回目の開催となりました。

フェンリルからは、大阪・東京・名古屋の各支社から計11名のエンジニアが参加。
カンファレンス参加費補助制度があるので参加費用、地方メンバーは宿泊費・交通費も会社のサポートで参加しています。

さらに今年はカンファレンスへの参加だけではなく、エンジニアフェロー活動の一環として、スポンサー企業としても参加させていただきました。そこで今回は参加者としてのレポートではなく、スポンサーとして参加したiOSDC2018の舞台裏をお伝えしたいと思います。

複数のスタッフでつくりあげたスポンサーブース

iOSDCのスポンサーシップは複数種類あるのですが、私たちはブース出展ができるスポンサーシップを選択。私は言いだしっぺとしてスポンサーブースの方向性や運営委員会との連絡などを担当しました。

他社のブースは自社プロダクトの紹介が多いと思ったので、今回はあえてフェンリルの共同開発にフォーカスし、自社プロダクト開発とは異なる共同開発の面白さをアピール。

ブースの雰囲気は、フェンリルらしいかっちりとした印象になるようにデザイナーと相談して決めていき、採用面でもしっかりアピールできるように採用担当の意見も重視しました。

このように、様々なスタッフと試行錯誤しながらブース制作を進めていきましたので、関わったスタッフたちの感想をリレー形式でお伝えします!

他とは何かが違う、フェンリルらしいブースに

こんにちは。ブース全体のアートディレクションとデザインを担当した中西です。

iOSDCのようなテックカンファレンスは、ふだん会えない他社のエンジニアの方たちと交流できる貴重な機会。待ち受けるスポンサーブースでは、立ち寄ったエンジニアにフェンリルらしさを感じてもらい、そしてコミュニケーションが取りやすい場となるようなブースを目指しました。

バックパネル&ロールアップバナー

空間の中で占める面積が多く、スポンサーブースの印象を左右するバックパネル。記者会見などでみるロゴを市松模様にプリントしたものが主流ですが、他社とは違った試みを…という考えで、フェンリルのデザイナーたちが働く「デザインスタジオの写真」 をプリントしました。

このスタジオは、大阪本社にあるデザイナー専用の執務室で、見学にいらっしゃる方も多い自慢のスタジオです。内装も什器もフェンリルのデザイナーが自ら設計していることから、フェンリルらしさを感じてもらいやすいと考えました。

ロールアップバナーとテーブルクロスは、フェンリルのブランドマークのみをプリントした意匠に。バックパネルと比べてずいぶんとあっさりしていますが、アイテムごとの役割を明確にして、各アイテムが情報過多にならないように配慮することで、結果的にひとつひとつのアイテムはとてもシンプルに仕上がったと思います。

卓上パネル&ポストカード

iOSエンジニアの採用を知らせるパネルは、フェンリルデザインの独自形状。来場者からみて、奥から手前に向かって緩やかな傾斜がついており、正対してコンテンツに接することができる設計です。

スポンサーブースのテーブルに隙間なく載せるため、テーブルの奥行きを基準として底辺は450mmに、また全体の高さを抑え、パネルの最も高い部分で210mmにしました。このため、来場者とフェンリルスタッフとの間を遮らず、会話を邪魔しません。

そしてこのパネルには、なんとiPadが埋め込めます!
iOSDCの期間中、フェンリルの自社プロダクト『Sleipnir Mobile』でコーポレートサイトを表示し、来場者に共同開発プロジェクトの実績をアピールしました。

ポストカードはパネルと同様、デザインスタジオの写真を背景に、ブランドマーク、共同開発の楽しさを伝えるコピーで端的に構成。入場時に配られたサコッシュにも入っています!

スポンサーブースに立ち寄られなくても、iOSエンジニア募集のメッセージが届くように願ってつくりました。(参加されていてまだ手に取られていない方、ぜひご覧ください!)

「共同開発」がテーマなので、クライアントとフェンリルとを正方形に見立てて、隙間なく並んだ1:2の矩形にしました。ステッカーのような配りやすさがありながら、リーフレットほど商業的な臭いを感じさせないアイテムにできたと思います。

今後も、イベントへの協賛とスポンサーブース出展を通じて、フェンリルのブランドイメージ向上に取り組んでいきます。

続いて、ブースのデザインは今回が初となる、新卒デザイナーの髙塚にバトンタッチします!

入社後はじめてのブースデザイン

こんにちは。新卒デザイナーの髙塚です。

学生時代は主に紙媒体のデザインをしており、こういったブースのアイテムを作るのは今回が初!私の趣味がファッションや裁縫ということもあり、テーブルクロスとユニフォームを主に担当しました。

テーブルクロス制作では、フェンリルのイメージカラーでもある“黒”を美しく見せつつ、白いロゴマークを象徴的にプリントすることを意識しました。ただ、業者さまに発注すると思うような色味が選べないこと、クロスの性質上どうしても折り目がつきやすくなってしまうことに悩みました。
そこで、「生地を買って、自作してみてもいいですか?」と駄目元で上司に打診したところ、「いいですよ!」と快諾。
新卒の私「柔軟な会社だなあ」

という訳で、条件を満たす生地を探して購入し、生地を縫い、いよいよブランドマークをプリント!
シルクスクリーンは予想外にインクが乗らず苦戦し、一か八か、上から筆で塗りかさねることに!

筆跡を残さないようにするのが大変でしたが、乾かしては塗り、乾かしては塗り。その甲斐があり、真っ白いロゴが完成!ワーイ!結果、狙い通り折り目もほどんど目立たず、真っ黒い生地に白いロゴがしっかり映えていて安心しました。

SNSでも話題に!オリジナルユニフォーム

ユニフォームは定番のTシャツは避けたい、との要望があったので、スタンドカラーを採用しました。他社とは違うものをつくりたいという考えは、フェンリル全体の共通意識になっていますね。

iOSDC用に作るということもあり、どこかにエンジニアが反応してくれそうな仕掛けを入れたいと考え、iOSのダイアログを模したデザインに決定。

ダイアログが出るシチュエーションは様々あると思いますが、今回はソフトウェアアップデートのダイアログを模し、「Job Update」として採用に寄せた内容のパロディに。

そして、完成したラフがこちら。

ご覧の通り、実際のソフトウェアアップデートと同様にキャンセルの選択肢はありません。後にも先にもフェンリルにJoinするしか道は残されていないのです・・・。(お待ちしております!)

カンファレンス参加中に「なんだあのダイアログ!」と気になる存在になってほしいと考え、列待機や、着席した場合それぞれのシチュエーションで見えやすい位置や大きさにこだわり配置。

思惑通り、写真を撮ってくださる人や、ツイッター上でも反応があったのでうれしかったです。(取り上げてくださった皆さん、ありがとうございました!)

採用の新しいフィールド

こんにちは!最後に採用担当の吉田が書きます。

今回、エンジニアフェローの圖子より「採用も相乗りで一緒に出ないか?」と提案してもらったものの、お恥ずかしながら個人的にはテックカンファレンス系イベントへの参加は今回が初。

とはいえ、せっかく採用のアピールができるのなら!と前のめりで要望を伝え、採用担当としても大満足のブース出展となりました。

エンジニア経験のない自分でも繋がる縁

丸一日ブースに立っていた中で、プライベートの趣味で知り合った方(それも3年間ほぼTwitterでのやりとりのみ…)に出会えたり、ブース訪問いただいた方が同じ地元新潟企業の出身だったりと、エンジニア界が狭いのか、自分の付き合いが広いのか、いや違う!それだけ世のエンジニアの注目を浴びるイベントなのでしょう。

就職・転職目的で来ていた方は少ないかもしれませんが、フェンリルを知ってもらうこと、そして何をやっている会社なのかを知ってもらうことが大事。そして、未来の選択肢に「フェンリルで働くこと」が加わればそれだけで採用担当として参加する意味があると感じました。

実りあるスポンサー経験に

デザイナー、採用担当と、それぞれに収穫があったようですが、私にとってもいろいろな学びがあり、楽しかったです。ブースデザインや当日着用したユニフォームはみなさんから好評のようであの 941::blog にも紹介されました。

また、ユニフォームについてもこのようにツイートされてます!(掲載を快諾いただきありがとうございます!)

フェンリルのデザイン力をアピールできたのではないでしょうか。今年度は他のカンファレンスにもスポンサーとして参加したいと思っているので、見かけた際はぜひお声がけください!

長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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