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海外カンファレンスに行ってきた!Google I/O 2018 レポート!#io18jp

こんにちは!名古屋支社でモバイルアプリ開発を担当している谷口です。

このたび、現地時間 5/8 ~ 5/10 に行われた Google I/O 2018 に参加してきました!

今年は、去年の新卒スタッフと私の2名で参加。

海外カンファレンスと聞いて気になるのは費用面ですが、try Swift Tokyo 2018 (参加報告) に引き続き、渡航費、滞在費、チケット代等を会社に負担してもらいました。 先輩方を差し置いて自分たち若手が参加したというのは非常に恐縮なのですが、とてもいい経験になりました!

以下では、会場の様子や個人的に面白いと思ったセッション、フェンリルが去年から加入した Google Developers Agency Program の表彰式の様子を紹介します!

会場はまるで夏フェス!

こちらは Amphitheatre で行われていた Keynote の様子です。 ここは屋外のライブステージで、 Google が I/O を festival と言っているように、さながら夏フェスのようでした!

こちらは会場内にいくつか設置されていた Sandbox と呼ばれるドームで、中では Google の製品やサービスのデモを見ることができます。

会場には I/O Store があり、限定グッズなどが販売されていました。私もTシャツを購入しました。

おすすめセッション

ML Kit: Machine Learning SDK for mobile developers

ML Kit に関するセッションです。

ML Kit には、

  • Text recognition
  • Image labeling
  • Barcode scanning
  • Face detection
  • Landmark recognition

上記のような Base APIs と呼ばれる機能があり、これらが手間なく利用できます。

また、Session では Compression/conversion of TF Models と呼ばれる機能が紹介されました。こちらは自分で作ったカスタムモデルを圧縮する機能。セッションでは 90% 以上容量を削減した例が発表されました。圧縮率はモデルにもよるかと思いますが、これほど大きく削減できるのはすごいですね!

端末側で Deep Learning の推論を行う際に問題となるのがそのモデルの更新方法。既存のモデルを改良したモデルに差し替えたい場合、アプリをまるごと更新するか、なんらかの形でアプリにモデルをダウンロードさせる必要があります。今回、Firebase を利用して簡単にモデルを更新できる機能が発表されました。

余談ですが 、私は Firebase は mBaas サービスくらいの認識で、自分にはあまり利用する機会がないと感じていました。しかし、ここまで色々な機能が追加され便利になると、いずれ使わざるを得ないサービスになりそうです。

Google Developers Agency Program - Android Certification Award Ceremony & Social Mixer

2017 年より、フェンリルは Google Developer Agency Program において日本資本の会社としては唯一の Certificated Agency となりました。今回、 I/O の開催に合わせてその表彰式が開催され、会社を代表して参加してきました。


最後に

Google I/O 2018のレポートをお届けしましたが、会場の雰囲気を感じていただけましたでしょうか。

個人的な感想ですが、関連した技術に対するスキルはもちろんのこと、英語のスキルも重要だと実感しました。短いセンテンス、単純な質問のやり取りには困りませんでしたが、込み入った質問のやり取りや、海外のエンジニアとの議論があまりできなかったのはもったいなかったと思います。より深い理解や議論ができるよう、英語のスキルアップもがんばります!

また、6月のWWDCにもフェンリルのメンバーから数名参加予定です! そちらの報告も楽しみですね!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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