フェンリルでは新卒メンバーを対象に、入社後3か月間の研修を実施しています。
全職種共通の人事研修と、専門スキルを磨く部門研修の2軸で成長をサポートしています。
今回お届けするのは、デザイナーの研修を振り返る、新卒と先輩のクロストーク。
研修で印象に残っているエピソードや成長につながったきっかけ、そしてオンラインとオフラインを上手く活用したコミュニケーションの工夫などを語ります。
写真左から、
塩澤さん(先輩:情報収集・コンセプト設計研修を担当)
冷水さん(先輩:グラフィック作成研修を担当)
鈴木さん(新卒)
佐藤さん(新卒)
フェンリルの第一印象と実際の雰囲気
塩澤:2人とも、研修お疲れ様でした! 今日は私と冷水さんで、2人の研修の振り返りや率直な感想を聞きたいです。まずは、入社前後でフェンリルの印象が変わったか教えてもらえますか?
佐藤:面接の時に感じたあたたかい雰囲気のまま、毎日とても楽しく働けています。
フェンリルが大切にしているクレドにも書かれているとおり、一人一人の考えや環境を尊重してくれると感じています。
鈴木:私は、入社前は「スタイリッシュな会社」というイメージを持っていました。
今は、真剣に仕事に向き合いながらも、優しさとユーモアにあふれる先輩たちに囲まれ、会社や人に対する信頼感がより深まったと感じています。
冷水:そう感じてもらえていたならよかったです。研修中も、2人が意欲的に取り組む姿を頼もしく見ていました。特に私が担当したグラフィック研修では、それぞれが興味のあることや理想の表現を楽しそうに探求していて、主体的にIllustratorに向き合う姿がとても印象的でした。
塩澤:私が担当した情報収集・コンセプト設計研修は、研修期間の早い時期にありました。7日間ひたすら企画を続けるタフな内容でしたが、頭を悩ませながらも楽しんで乗り切ってくれていましたよね。企画やプレゼンを通してお互いの信頼を深めている姿が印象的でした。
対面とリモートをどう使い分ける? 研修でのコミュニケーションの工夫
塩澤:研修は対面(オフィス出社)とリモート(在宅)の両方を組み合わせて実施しました。実際にやり取りする中で感じたメリットやデメリット、工夫したことはありますか?
佐藤:対面は周囲の空気感や会話のテンポをつかみやすいので、アイデアを出し合うグループワークには最適だと実感しました。一方で、個人の作業に集中したい時は、リモートの方が自分のペースを保ちやすいですね。状況や作業内容に応じて最適な環境を選択できる柔軟性がある点も、フェンリルの大きな魅力だと感じています。
鈴木:リモートは、自分の席や会議室を確保する手間が掛かりません。周りの音を気にせず議論に没頭できるのが大きなメリットでした。その一方で、言葉だけだとニュアンスが伝わりにくい場面もあり、ボディランゲージや画面上で絵・図解を描いて説明する難しさと大切さを学びました。
冷水:受講する側の視点、すごく参考になります。研修の担当者としては、新卒メンバーに手持ち無沙汰や不安な時間を作らないことを一番に意識していました。対面で実施したグラフィック研修は、作業スピードに個人差が出やすいプログラムでした。そのため、対面だからこそ気付ける表情の変化を見て声掛けを増やしたり、空き時間の過ごし方を提案したりと、新卒全員が安心して取り組める寄り添ったフォローを心掛けていました。
塩澤:対面ならではのきめ細やかなサポートと、オンラインだからこそできる集中した議論。それぞれのメリットを掛け合わせることで、研修の質と安心感をより高めることができましたね。
実践的な課題と手厚いレビューで手に入れた成長
冷水:塩澤さんと私が担当した「情報収集・コンセプト設計」と「グラフィック作成」の研修課題について、難しかったことや印象に残っているエピソードはありますか?
佐藤:私は学生時代にタブレット版のIllustratorを使っていたので、最初はPCでの操作に不慣れだったんです。苦手なままにせず、自習時間にタイポグラフィのトレースを繰り返し、PC操作の向上に努めました。「情報収集・コンセプト設計」では、短時間の発表で魅力を伝えるスライド構成の難しさを実感して……提案力を磨く必要性を強く感じました。
塩澤:コンセプト設計の研修では、単にユーザー視点だけでなく、「会社の持っている資産」や「業界の状況」といったビジネス視点も意識できる構成にしていました。さらに、レビューやインタビューを通して自分たちのコンセプトを何度も批判的に考え直す時間を作ったので、頭を悩ませる場面も多かったですよね。鈴木さんはどうでしたか?
鈴木:まさに方向性を見失いそうになった時、塩澤さんをはじめ先輩方が何度もフラットな目線で相談に乗ってくださったのがとてもありがたかったです。試行錯誤を繰り返し、レビューを受ける大切さを痛感しました。
佐藤:本当ですね。すべての研修を通して、先輩方の手厚いレビューが心に残っています。自分では気付けなかった強みや成長ポイントをしっかり言語化して評価していただけたことで、大きな自信につながりました。
鈴木:厳しくも的確なレビューをいただいたおかげで、自分の立ち位置が明確になりましたし、「目指したいデザイナー像」の輪郭が少し見えた感覚でした。
冷水:2人は課題を重ねるごとに本当に頼もしくなっていったと思います。最初の課題での気付きを最終課題で生かしていたし、提出データの見やすさにまで配慮できるようになっていましたね。デザイナーとしての視野の広がりを感じて感動しました。
同期や他部門とのつながり、「プロ」としての意識
塩澤:対面でのグループワークや人事研修を通して、同期や他部門のメンバーとのつながりも深まったかな?
鈴木:グループワーク中心だったので、同期全員と気軽に雑談できるくらい仲良くなりました! 「ハピチャン制度(※1)」で食事会をしたり、「鑑賞活動補助制度(※2)」で映画を鑑賞したりして絆が深まりましたね。人事研修やイベントを通した他部門との交流も多いです。
※1:ハピチャン制度とは、メンバーの偶発的な出会い、部門を超えたコミュニケーションを積極的に後押しすることを目的として、そのコミュニケーションに資する費用の一部を会社が負担する制度のこと
※2:鑑賞活動補助制度とは、デザイン業務に携わるメンバーが新たな価値創造や感性を磨く取り組みを支援することを目的として、映画や美術館などの鑑賞費用に対して費用の一部を会社が負担する制度のこと
佐藤:まるで「同じ目標を目指す学級」のような一体感があります(笑)。同期はお互いの強みを生かし補い合える存在です。他部門の方とも社内イベントをきっかけに、仕事や趣味の広がりが生まれています。
冷水:すごく良い関係を築けていますね! 研修期間を経て「プロフェッショナル」としての意識やスキルで変わったと感じる部分はありますか?
佐藤:はい。学生時代から「自ら判断して動くこと」を意識していましたが、すべての行動に責任が伴うプロ意識を学びました。スキル面では「アサーティブコミュニケーション(自分と相手の双方を尊重し、対等かつ適切に意見や感情を伝え合うコミュニケーション術)」を意識し、健全で誠実な対話を心掛けるようになりました。
鈴木:私もアサーションスキル(アサーティブな対話を実践するスキル)の成長を一番実感しています。学んだ考え方を実践できるようになったことで、日々の取り組み方や学び続ける姿勢といった、プロとしての振る舞いが「自分ごと」になりました。
塩澤:企画やデザインでは、一度自分たちのアウトプットを客観的に疑ったり、問題点を指摘し合ったりする場面が多いですよね。そうした議論の時に、チームの雰囲気を壊さず、お互いに前向きに高め合うためにも、アサーションスキルは本当に大切だと実感しています。
冷水:そうですね。デザインやアイデアを提示する時も、相手の要望をしっかり受け止めた上で、自分の意図や狙いを正確に伝えることが求められます。デザイナーとして活躍する上でも、欠かせないスキルですよね。
これからの目標と未来の仲間へのメッセージ
塩澤:2人の今後の目標は何ですか?
佐藤:私の目標は、自分の「得意分野」を確立することです。「この分野なら佐藤さんに安心して任せられる」と周囲から信頼されるようなデザイナーを目指したいです。
鈴木:私は、日々の業務や社内イベントへ主体的に関わることを大切にしています。そこで学んだことや人とのつながりを、プロジェクトの成功につなげることが目標です。
塩澤:今回の研修内容は実務ですぐに使えるものばかりではないかもしれませんが、「ビジネス的な視点」や「アイデアの表現方法」といったエッセンスは、今後あらゆる場面で生きてくるはずです。一緒に勉強していきましょう!
冷水:これから案件が増えていくと大変な場面があるかもしれませんが、研修でも落ち着いて取り組めていた2人なら心配いらないと思っています。私自身もまだまだ勉強中なので、一緒に成長していきましょうね。最後に、フェンリルに興味を持ってくれている方へのメッセージを聞かせてください。
佐藤:フェンリルは「誰かの好きに寄り添うデザイン」と「個人の思い」を共に大切にできる環境です。成長を目指して一緒に頑張りましょう!
鈴木:先輩方が優しく的確にアドバイスをくださるので、安心して挑戦できます。フェンリルは、お互いを尊重しながら技術を高め合える素敵な環境です!
塩澤:来年は2人が研修を担当する側として活躍する姿を楽しみにしています。ありがとうございました。