フェンリル初の音楽イベント「狼音楽祭2024」を開催! 貸切のライブハウスで大盛り上がりしました | フェンリル
こんにちは! 総務部の岩田です。8月末にフェンリルの社内イベント、狼音楽祭(ウルフェス)を開催しました。出演バンドを社内で募集し、ライブハウスは貸切に! 初開催にも関わらずフェンリルのメンバー1...
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昨年大好評だった社内のライブイベント「狼音楽祭(ウルフェス)」。
今年も大阪のライブハウスを貸し切りにして開催されました。
「狼音楽祭」は、フェンリルに音楽鑑賞や楽器演奏を趣味とするメンバーが多いことから、「音楽を通じたコミュニケーションの場を作ろう」と、始まったライブイベントです。今年も、全拠点を対象にフェンリルメンバーで結成された5組のバンドが大阪に集結。出演者、参加者、MC、全員フェンリルのメンバーです!
昨年の様子はこちら。
イベント当日のMCは今年入社した新卒2名が担当。会場の熱気を、今回はMCの視点でお伝えします!
MCを務めた新卒デザイナー、阿部(写真左)と眞田(写真右)
阿部: 今回、開催前に社内公開された動画「ウルフェスTV」がイベントへの大きな期待感を生みましたよね。ウルフェスTVは、昨年からアップデートされた試みの一つで、当日出演するバンドメンバーが登場し、演奏曲を紹介する動画コンテンツです。
眞田: イベント運営を担当したメンバーによると、昨年、観客の皆さんから「演奏曲を予習したい」という声が多かったと聞いて、バンドの世界観や演奏曲を事前に知る機会を作ったそうです。演奏曲を前もって聴いておくと、ライブでの掛け声やノリ方が分かり、当日の生演奏を何倍も楽しめます。私もこのコンテンツを見て、ライブがより楽しみになりました!
阿部: ライブ体験をさらに特別なものにしたのが、イベント関連グッズの数々です。これもフェンリルのメンバーが制作。遊び心あふれるデザインで、フェスらしいワクワク感を演出していました。
眞田: グッズを制作したデザイナーに、グッズのコンセプトを伺いました。
【ポスター】
参加アーティストを妖怪に見立てています。あえてダークトーンを避け、シアンと蛍光ピンクでポップで派手な色彩にすることで、夏の高揚感と非日常を表現しています。
【ラバーバンド】
昨年のデザインを引き継ぎつつ、ポスターの基調色であるシアンをメインに。今年は「ウルフェスTV」のタイトルロゴも加わり、新しい試みと一体感を象徴しています。
【ドリンクチケット】
テーマカラーのシアン一色で統一し、ポスターに登場した妖怪をチケットごとに異なるデザインに。手に取るたび楽しい工夫を施しています。
【Tシャツ】
ポスターのデザインを忠実に再現できるよう、レイアウトをアレンジ。ポスターで描いた独特の雰囲気をそのままTシャツへと落とし込んでいます。
阿部: こういうクリエイティビティが、イベントの質をグッと引き上げますよね。
眞田: そして、いよいよライブ本番です! 5組のバンドが、それぞれの情熱を爆発させていました。それぞれのバンドメンバーに演奏の裏話や感想を聞きました。
GORILLA's MONSTER
サックスメンバーの存在を欠かせないものとして結成された、激しめのロックバンド。バンド名は、メンバーを象徴するワードである「GORILLA」と「MONSTER」を掛け合わせたものです。
ライブ直前にボーカルが欠席するというハプニングがありましたが、急遽、別のメンバーがボーカルを担当して本番をやり抜いていました。ステージを終えた後、大役を果たしたメンバーに話を聞くと「大変な状況を楽しんでいる自分もいた」とコメントをいただきました。熱いパフォーマンスを支える情熱を感じましたよ。
ボーカルの愛称にちなんで、人気漫画のサブタイトルをバンド名にしたした4人組。結成後にボーカルが交代したことで、演奏曲の方向性を変更したそうです。
ボーカルの雰囲気とマッチした英語の歌詞が、会場を大いに盛り上げていました。「昨年の狼音楽祭の盛り上がりを見て、今年は絶対出演したいと思っていた」というコメントからも、このイベントにかける熱意が伝わってきました。
新卒メンバーで結成されたこのバンドは、新人(New)の「N」と、期待を超えたいという「+1」から命名されました。全員が楽器未経験同然の状態からスタートし、練習に励んだそうです。
本番は、誰かの背中を押してくれるような疾走感と勢いのある曲に挑戦。出演後、メンバーに感想を聞くと「(このイベントをきっかけに)音楽にどハマりした」というコメントから、狼音楽祭が新しい趣味のきっかけにもなったことが分かりました。
北海道支社のメンバーで結成されたバンド。バンド名の由来は演奏曲と「札幌」をもじったものです。 支社メンバーでお昼ご飯を食べに行った際、偶然、ギター/ベース/ドラム、とメンバーが揃ったことが結成のきっかけなのだそうです。
メンバーの好きが詰まった選曲理由に加え、お盆休みに12時間半もの練習をしたという驚きの裏話も明かしてくれました。機材トラブルを乗り越え「観客の皆さんが盛り上がってくれたので、演者として楽しかった」というコメントが印象的です。
バンドの演奏が続く中で異彩を放ったのが、フェンリル初のミニオーケストラ「ちいけすとら」です。「クラシックのかっこよさを伝えたい」という思いで結成されました。
演奏を終えたメンバーは「学生時代の部活動では経験できなかった、アドリブ演奏の楽しさを発見できました!」とコメント。イベント終了後には「ちいけすとらの演奏をまた聴きたい!」と、たくさんの反響があったそうです。
阿部: どのバンドも、普段の業務とはまた違った「本気」の顔が本当にかっこよかったです。リハーサルで緊張していた方が、本番では別人のように堂々と演奏している姿には驚きました。会場の一体感をMCとして感じられたのは貴重な経験でした。
眞田: バンドの演奏はもちろん素晴らしかったのですが、それを支える運営の工夫にも感動しました。例えば、転換時に出演者インタビューをしたり、BGMを途切れさせなかったりと、一切間延びせず、良いタイミングで演奏が始まる工夫が本当にすごかったです。
阿部: 運営の中心となったメンバーは、「今年もやるよね?」「もう練習してるよ!」という声がモチベーションになったと話していました。出演を希望するバンドが昨年の2倍の10組もあったそうで、それだけ期待されるイベントに育ったことを喜ばれていましたね。
眞田: アンコールを用意したり、私たち新卒がMCを担当したりと、昨年からさまざまな点がアップデートされたそうです。すべては「出演者と観客みんなで作る、さらに愛されるイベントにしたい」という運営メンバーの思いから。ライブハウスでのライブ体験、という目的から逸れずに新しい企画を盛り込むのは難しかったと思いますが、見事に成功を収められました。
阿部: 音楽イベントを超えて、メンバー同士の一体感を深める場になったことが、皆さんのインタビューから伝わってきました。
眞田: 来年、再来年と、この熱いバトンがつながっていくのが楽しみですね。また来年、この最高のイベントで盛り上がりましょう!