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ファストコムに新卒第2号が入社!! 〜映像にかける思いとは〜

4月1日。
新元号「令和」の発表や新年度のスタートとして各地で入社式・入学式などが行われました。
そんなファストコムに3月に大学を卒業したばかりのメンバーが
新卒第二号として入社しました。

熊谷寿将(くまがい としまさ)
この笑顔で溢れた彼こそが新卒第二号として入社した新メンバーだ。

秋田で生まれ、学生時代を新潟で過ごした彼が目指したいもの、
そしてなぜファストコムを選んだのかを尋ねてみた。


日本に興味を持ち始めたきっかけとは

3月に大学を卒業したばかりの彼は、大学を一度休学していた。
"なぜ大学を休学したのか" 尋ねた。
「長期間海外に行ってみたかったから」

まっすぐで素直な学生らしい答えだった。
しかし、その海外に行くという選択がのちにやりたいことを考えるきっかけになったのだ。


彼が選んだ先は「カンボジア」
海外でインターンをするというプログラムに申し込んで渡ることになった。
そこでいろんなものを見たという。
子ども達の笑顔、そこで生きる人々...。



自分と違う国で生まれた人と出会い触れ合えたことは純粋に楽しかった。
そして、海外に行って日本のことを好意的に持ってくれてることが日本人として嬉しかったという。
そこから自分の将来について考えるようになったという。
自分が好きな仕事・やりたいと思える仕事に就こう。
日本酒、温泉、日本の伝統...。

何か1つに絞ろうと考えた末に選んだものは「日本酒」だった。
みんなでお酒を飲み交わしながら会話を楽しむ。
そんな姿に幸せを感じたからだそうだ。

最初は、海外に行って日本のことを好意的に持ってくれてる外国人に日本酒を広めるのかということを考えていたが次第に外国人という括りは違うと思った。
そして現場を知りたいと思ったそうだ。


そこから新潟にある酒蔵でアルバイトを始めた。
直接作り手の人たちを接点を持つことでさらに、日本酒の世界に魅了されていった。
そんなある日のことだ。
とある蔵人とお酒を飲み交わしているときに見せられた地元・秋田の映像を見たという。

言葉を使わない伝え方を知る

見せられた映像は、
ナレーションなし、テロップもなし、演出もなし。
その場所の風景や日常の様子を切り取った映像だった。
映像を見て、忘れかけていた故郷を大切にする心を思い出したという。
そして、言葉がなくてもここまで響くという感動を覚えたそうだ。

“映像で伝えることに挑戦してみたい”
そのように思ったという。
演出を加えずにありのままの姿を伝えたい
自分が響いたものをそのまま伝えられる映像を撮りたいと。

もともとカメラには興味を持ち、自主的に撮影・編集を行っていた。
しかしそんなきっかけから映像の世界へ足を踏み入れてからとある動画に出会うこととなったのだ。


ニッポン手仕事図鑑の映像に出会う

彼が静岡県掛川市を訪れているときとある生産者の方からとある動画を見せてもらったという。
ニッポン手仕事図鑑が撮影した「葛布・葛苧職人」の動画だ。
静岡県掛川市 SHORT FILM 前編 [ グリーンモンスターと掛川 ] 後編[ 憎まれっ子と職人 ]


それも葛布・葛苧職人の動画がアップされたばかりの時期だったそうだ。
その映像を見て、ニッポン手仕事図鑑存在を知り、連絡をして直接会って話をしたという。
そして今、こうして私たちと共に仕事をすることになった。

2月頃からすでにアルバイトで撮影チームのアシスタントとして関わっており、
すでに現場でも活躍している存在だ。

入社までのきっかけや思いの部分がとても面白いなと感じ、今回このことを書かずには入られませんでした。
これからどんな活躍をするのかが楽しみです。


それにしても人生何が起こるかわからない。
だからおもしろい ハッ-=≡ヘ(*・ω・)ノ

(記念なので若手でふざけました)

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