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自分のWillが実現できると、直感で感じた。  リクルート出身の廿楽が、エッセンスを選んだ訳。


今回、リクルートキャリア出身であり、「人材」に対して熱い想いを持つ廿楽(ツヅラ)に
エッセンスの魅力や自身のキャリアについてお話をお伺いします。


廿楽 知実のプロフィール:
2011年に家庭用教材会社に営業として新卒入社。2年目にリーダーとなり、メンバーマネジメントを経験。2015年にリクルートキャリアへ転職。キャリアアドバイザーとして求職者への支援を行う。
2018年にエッセンスへ転職。両面型のコンサルタントとして活躍しながら、新規事業の立ち上げを兼務。

私のWillは、「人の可能性を広げること」

・社内の中でもユニークなキャリアを持っている、廿楽さんですが
 どのような経緯で人材業界で働こうと考えたのですか?

 私は、元々教育関係の事業に興味がありました。新卒で学習教材の会社を選んだのも、教育や人の成長に関われると思ったからです。
 その後、まったく頭に描いてなかったリクルートキャリアの転職を決めた理由も、『人の可能性を広げること』という共通点を面接を受けていく中で感じたからでした。よくよく考えてみると、親がわくわく挑戦できていない中で、その背中をみて育つ子どもはわくわくして挑戦できるのだろうか?逆に親をはじめとした大人が自身の可能性を信じて頑張れていれば、子どもたちも自分の可能性を信じられるようになっていくのではないか?そのように考えるようになりました。これが私が人材業界に足を踏み入れたきっかけでした。



・その後、なぜ大手のリクルートキャリアを退職しようと考えたのでしょうか?

 リクルートキャリアでキャリアアドバイザーとして3年経験を積み、大きく2つの理由から転職を決意しました。

 1つ目は、分業制の人材紹介の中に、自分の提供できる価値の限界を感じていたからです。
 リクルートキャリアでは、企業側の対応をする法人営業担当と、求職者に求人紹介を行うキャリアアドバイザーとで分業体制を取っていました。そこで、異業種や異職種への転職サポートする部署でキャリアアドバイザーを担当として3年間勤務したのですが、紹介先の内情まで把握しきることが正直難しい、と思っていたんです。

 求職者の方は自分のキャリアに悩み、「転職のプロ」に相談しにきています。そのニーズに対して本質的な提案ができるかと考えた時に、企業の生の声が聞けない私では、目の前で悩んでいる求職者の方に本当に良い提案ができないと思ったんです。より求職者個人のキャリアに向き合うためにも、法人営業とキャリアアドバイザーを両方担当できる、両面型の人材紹介に興味を持つようになりました。

 2つ目は、自分のWillである「人の可能性を広げること」に疑問を抱いたからです。
 リクルートは、KPIをしっかりやる文化があります。成果や雇用創出することにおいても、非常に優れた仕組みだと思っています。KPIをやり切る=多くの転職者を輩出することができれば、リクルートで次のステップにも進んで行けたかもしれません。

 ただ、KPIの数字をやり切る=転職者を多く輩出することに「違和感」を感じてしまったんです。自分のWillである「人の可能性を広げること」ができているのか、と考えた時に迷いがありました。私自身結果を残すこと、KPIをやり切ることは大切であると理解はしているものの、心の中での納得感が得られなかったんです。自分の時間を投資するのであれば、「人の可能性を広げること」に強い意思を持って取り組みたいと思ったんです。より目の前の顧客(クライアント)や求職者のためになる提案をしていこうと決め、私自身の転職活動をすることにしました。



人材紹介は、人の可能性を広げることができる。
企業と人をつなぐ「ハブ」になれる。

・どのような転職活動をされたのですか?

 転職活動をしていた当時は、人材サービスの中でもベンチャー企業を中心に受けており、以下の3つのポイントからエッセンスへ入社することを決めました。

 1つ目は両面型の人材紹介できること、2つ目はミッションへの共感です。
 当時、エージェントは人と企業をつなぐ『ハブ』としての役割を担うことができる存在なのでは?と漠然と考えており、その可能性を追求するうえでも両面型のエージェントに強く興味を持っていました。マッチングをする上で、企業の情報と個人の情報を持ち合わせ、またそこから見えてきたお互いの課題点を改善や提案に変えていける唯一の存在、そんな風にとらえていました。

 実はエッセンスの最終面接で、企業と人をつなぐ「ハブ」になり、人の可能性を広げる人材紹介をしたいと、手書きの図を持ち込み、熱弁したんです。そしたら代表の米田は「お、いいね!それやりなよ」と面白がってもらえたんですね。今思うと面接でそんな話をするのは恥ずかしいですが、それぐらい人材紹介に想いを持っていました。合わせて上記の話をする中で、エッセンスのミッション「新しい、仕事文化をつくる」が私のやりたいこととビタっと一致したんです。代表の米田のスタンスや会社として、日本の雇用問題、社会課題に取り組む考え方を伺い、自分のやりたいこと「人の可能性を広げること」がエッセンスであれば実現できると感じました。

3つ目は、早期に裁量権を持てることです。
 個人のスキルを伸ばす環境として、エッセンスは最適だったんです。まだまだ型が整っていないベンチャー企業だったこともあり、結果を出せば早期に裁量権を持って事業全体を見ることができたんです。前職のリクルートですと、一定の事業への裁量を持てるポジションに就くまでに何年も掛かりますが、エッセンスですと、より早く高いポジションを獲得して経験を積むことができたんです。ここで結果を出して自分の経験値や武器を増やそうと、前のめりな気持ちで入社しましたね。



・実際入社した時、エッセンスはどのような仕事環境でしたか?

 私が入社した当初は、自走を求められる風土があり、本当に自分次第の環境だと思いました。現在もそうですが、上司に管理されることが少なく、個人の判断で仕事を動かしてく風土があります。1から丁寧に教えてもらうのを待つのではなく、自分から質問したり、数字を取るために主体的に行動するスタンスが必要です。

 一方で結果を出せば、社内からも称賛され、しっかり評価してもらえる「近さ」を感じることができます。例えば、数字面以外でも評価対象にしてくれます。とても難易度の難しい案件を転職支援できた際に、「どう決めたのか、何を決めたのか」を細かく上司や執行役員が把握し、評価してもらえるんです。マイクロマネージメントをしない会社ですが、自分と上司の距離の「近さ」を感じることができることは、組織の強みだと思っています。


「目の前にある、1つの転職の質にこだわる」
そして、私自身が価値提供できる人間になりたい。

・エッセンスで感じたギャップは、ありましたか?

 実際に入社してから、リクルートでは担当できない企業や業界を支援することが出来たり、PR力がない企業の支援をゼロベースから考えることなど、私がエッセンスに入社したからこそ、生まれたマッチングは多数あると思っています。

 一方で、入社してから悩んだ時期もありました。エッセンスは大手の人材紹介会社に比べると、求人の数が少ない面があります。そのため、エッセンスが持つ求人数では、どうしても個人の方の期待に応えきる支援が難しい場合に直面しました。その時、転職希望者の方へのキャリア支援が十分に出来ているのか、と何度も自問していました。ただ、そこで前職に戻りたいという気持ちを抱いたわけではなく、すべてを自分で解決したいという想いにとらわれることなく、今ここで自分が提供できる最大価値を提供するために、どのように考え方を変えるべきかにフォーカスできたことが気持ちの解決の糸口になりました。私が『全ての人を救おうと思わなくてもいいのではないか』といい意味でふっきれた感覚でした。採用したい企業と転職したい人をマッチングする。そこの精度をより高めていくことが大事ではないかと考えたんです。私のやるべきことは転職の数を最大化させるのではなく、「目の前にある、1つの転職の質にこだわる」ことではないかと、改めて転職しようと思った時の気持ちに立ち返った結果になりました。


・エッセンスだから得られる経験や知見などありますか?

 1つ目は、人材紹介サービスとして、1段階上の質の高い提案ができることです。
私もまだまだ、経営観点からの求職者のキャリア支援観点が不足していることがあります。ただ、弊社の執行役員を含めて、経営や幅広い領域に精通している人材が揃っており、社内から多くのアドバイスを受けることができます。自分では、口説くことが難しいハイレイヤーの求職者に対して、俯瞰的な視点から踏み込んだ提案ができます。より質の高い提案ができることは、エッセンスの強みだと思います。

 2つ目は、通常のエージェントさんでは得られない、エッセンスだけの情報が多くあることです。
 大きな特徴として、求人獲得は経営者に直接商談をして案件をもらっています。普段関われないような上層部と直接折衝でき、高いレベルの話ができるということが、非常によい経験になっています。そこでいい仕事をすれば、プライベートでも仲良くしていただき、自分の人脈に繋がることにもなります。単一的な仕事ではないからこそ、付随して多くの経験を積めると思っています。

 3つ目は、新規事業、他の事業にも関わることができることです。
 私自身は好奇心が強い人間であり、自分の仕事である程度結果が出せたら、違ったことをやってみたいと考えていたんです。今まで越境研修や人事構想会議の運営メンバー、プロボノ事業の立ち上げメンバーなどに参加してきました。「人の可能性を広げる」という軸から、人材紹介以外の経験を積みたいと思い、手を上げてチャレンジしてきました。

 少し私見にはなりますが、もし私が大手人材紹介会社にいれば多くのリソースを使って、今と比べて高い収入を得ることも可能かもしれません。それでも、なぜエッセンスに在籍しているのかを問いを立てると、人材紹介の質にこだわること、私自身がより幅広い領域で価値提供できる人間になりたいと考えたからです。自分のWill『人の可能性を広げる』に沿って行動でき、ワガママが通じるのはエッセンスだけだと思ったんです。私自身の自己実現するためにも、エッセンスで新しいチャレンジを通して成長していきたいと思います。



自分の意思を持って、挑戦する。

・ちなみに、周りにはどんな社員さんがいますか?

 経歴は本当に様々で、外資コンサル、リクルートやパーソルなどの人材、大手金融関係 、NPO団体出身などユニークなメンバーが在籍しています。共通点を挙げるとすると、マインドとして顧客の声を聞こうとしている、顧客に価値を提供したいと思っている人達であることです。一緒に仕事をしていると、何かしら日々葛藤しながら、努力を続けていることが伝わってきます。

 また、自分に肯定的で前向きな人が多いですね。社員それぞれの生き方を聞く機会があり、人生の中にドラマがあるなと思うんです。悩みを持ちながらも、自分なりに考えて行動してきた経験をしており、尊敬できる点がいくつもありました。他人と比較して物事の選択をするのではなく、自分はどうありたいのかを考えている人たちが集まっていると思います。


・今後、どんなことをしていきたいですか?

 私自身、入社当初から新しいことをしたい、自分のCan、スキルを蓄積したいという想いを持っていました。そして、そのスキルをもって、世の中にある課題に対して、自分の力で挑戦したいという気持ちももってきました。今、私は人材紹介事業に関わりながらも、新規事業である『CAREER FLIGHT』というプラットフォームサービスにも取り組んでいます。これまでの結果の積み重ねから新規事業に関わる機会をいただけたということもありますが、土台にあるのは「自分の意思を持って、新しい価値を提供したい!」という想いでした。そして、エッセンスという場所をいい意味で利用して、自分のキャリアを1段2段成長していきたいと考えております。新規事業のサービスを拡大させることもそうですし、これからも意思を持って「人の可能性を広げること」を実現していきたいと思っています。

 最後になりますが、自分の可能性を追求する方、チャレンジする方にとって、エッセンスは大いに利用できる舞台があります。まだまだ小さな組織ですが、多くの事業やチャレンジをしています。是非下記のような想いがある人は一緒に働いてみたいです。

・自分のCan、Willを基に自己実現したい。
・世の中にある課題に対して、自分の意思を持って、新しい価値を提供していたい。
・自分の可能性を追求していきたい、エッセンスを大いに利用してより成長していきたい。


エッセンスでは「人材」に対して熱い想いをもったメンバーを募集しています。
「新しい仕事文化をつくる」エッセンスの取り組みに興味持っていただけましたら、一度お話ししましょう。心からエントリーお待ちしております。

採用ページ:https://www.essence.ne.jp/recruit
Twitter  :https://twitter.com/essence_saiyo
 ※採用ページ、TwitterのDMからお気軽にご連絡ください。

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