【インタビュー】ブランドの「らしさ」をデザインするマルチクリエイターの挑戦 | 株式会社エンビジョン
こんにちは、広報担当の真田です。今回は、エンビジョンで活躍するマルチクリエイター・加藤 元太朗さんにインタビューを行いました。デザインコンセプトの提案やブランドの「らしさ」の再定義、ガイドライン...
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こんにちは!広報担当の佐藤です。
エンビジョンでは、現在クリエイターの募集を行っています。
前回に続き、今回もエンビジョンで活躍するメンバーにインタビューしました!
今回登場するのは、クリエイティブコンサルタント兼ディレクターの中井 英之さん。
社内のクリエイティブ開発をリードしながら、若手メンバーの育成やチームづくりにも尽力されている中井さんに、エンビジョンへ入社した理由や、仕事で大切にしていることについて伺いました。
ぜひ、最後までご覧ください!
Creative Consultant / Director
中井 英之
これまでメンズインナーやライフスタイルブランドのクリエイティブディレクションを経験。クライアントとユーザーの間で誠実なコミュニケーションを築く事がモットー。インパクトのあるビジュアルづくりが得意だが、アウトプットにとらわれず、常にオルタナティブな選択肢を探っている。多様な価値観や感覚に寄り添うものづくりを大切に。趣味は銭湯と歩くこと。
━━普段、どのようなお仕事をメインに担当されていますか?
ディレクターとして、Webサイト制作やブランディングプロジェクトに関わっています。
Webサイト制作では、アートディレクションや撮影ディレクション、進行管理などを通して全体をリード。ブランディングにおいては、プロジェクトリーダーと連携しながら、クリエイティブの視点からアイデアを出し合い、クリエイティブ開発に取り組んでいます。
━━中井さんは2025年5月にエンビジョンに入社されましたね。前職はどのようなお仕事をされていらっしゃったのですか?
制作会社や事業会社で、今と同じようにクリエイティブのディレクションやデザインの仕事をしてきました。もう少し遡ると実は漫画家を目指していた時期もあるんです。環境は変われど、描くことや表現することはずっと自分のテーマですね。
━━エンビジョンに入社したきっかけや決め手を教えてください。
Webサイトを拝見したときに感じた空気感と、実際に代表の井上さんからお話を伺った際の熱量が完全に一致していて、まったく嘘がないと感じたので、素直に「信頼できる」と思いました(笑)。
私自身、常に新しい環境や挑戦に身を置きたいと考えているので、その点でも今のエンビジョンのフェーズと重なる部分が多く、ぜひこのチームに参加したいと思いました。
中井さんの撮影中、突如フレームに現れたエンビジョン代表・井上さん。思いがけない瞬間ながら、お二人の関係性がにじむ一枚に。
━━普段の業務において心がけていることはありますか?
ディレクターという立場上、デザイナーとクライアント、あるいはクライアントとその先のお客様の間に立ち、スムーズなやり取りをつなぐ役割があります。ときに、あえて意見のぶつかりを生むことで課題をクリアにし、解決に向かうこともありますが、大切なのは「投げたい球」を一方的に投げるのではなく、「ちゃんと伝わって、ちゃんと返ってくる」キャッチボールが成り立つこと。
そのために、場の空気や流れを感じ取りながら、状況に応じてバランスよく舵をとることが、ディレクターとしての役目だと考え、日々自分が発言するときは、ゴールを見据えてコミュニケーションを組み立てることを大切にしています。
━━クリエイティブチームのマネジメントにおいて意識していることはありますか?
クリエイティブのクオリティには、どうしても個人の感性や経験に左右される部分もありますが、根本的にはコミュニケーション次第で大きく引き上げられると考えています。
情報の共有スピードを上げたり、作業効率を整えたり、指示を明確に伝えたりすることで、クリエイターが本質的な表現に集中できる時間をつくる。それによって、たとえば1日1回だったPDCAを2回、3回とまわせるようになれば、チームや個人の力はもっと引き出せるはずです。だからこそ、今は「どうすればよりよいコミュニケーションが生まれるか」「そのためにどんな環境を整えるべきか」という部分に、自分の力を注いでいます。
━━日々の業務を支える中井さんのお仕事道具についても教えてください。
今の仕事道具は、ペンとノートとAI。
以前はビジュアルまで仕上げることが多かったので、Adobeを使う時間が長かったのですが、最近はあまり触らなくなりました。アイデアを出すのは、ペンでノートに書くのが一番早くてしっくりきます。情報整理や設計は、AIとの対話を通して組み立てることが増えました。
━━中井さんが考える「クリエイティブ」とはどのようなものでしょうか?
「クリエイティブ」には、大きく分けて2つの側面があると思っています。
ひとつはクラフトマンシップ的な「ものづくり」の力。もうひとつは、視点を変えることで新しい価値を生み出す「発想の転換」的な意味合いです。
「ものづくり」がなければ「発想の転換」はありえないので、どちらも欠かせない要素ですが、私自身は後者に魅力を感じています。アイデアで人を驚かせたり、ちょっとした視点のズレからインパクトを生み出すような表現が好きなんです。
インスピレーションは、読書や音楽、映画、Podcast、アート、ショッピング、散歩など…。本当にいろいろなものからもらっています。
日々の中で「オルタナティブ」を虎視眈々と狙っている感じですね(笑)。
━━エンビジョンの「らしさ」や独自のカルチャーだと感じていることは何ですか?
やはり、ポジティブに新しいものを受け入れようとする姿勢でしょうか。
コミュニケーションのスタイルって人それぞれだと思うんですが、対話で距離を縮める人もいれば、好きなものをシェアして共感したいタイプの人もいたりします。どんなものでもお互いをちゃんと尊重し合いながら、みんなそれぞれのやり方で関わろうとしてるのが、いいなと感じています。
━━今後挑戦してみたい分野や表現、クリエイティブでアプローチしたい課題を教えてください。
ひとつは、「人がゆるやかに接続できるコミュニティづくり」。介護、空き家、孤立といったテーマに対して、クリエイティブの力でなにかアプローチできないか模索しています。
もうひとつは、「インフラ、コミュニティとしての銭湯の継承」。場そのものが持つ力や、世代を越えて人が集まる価値を、違う視点で再編集できないかと考えています。
▼中井さんがエンビジョンで取り組むPROJECT事業
地域や業界、組織を超えた取り組み、さらにはクリエイティブがあまり介入していなかった新しい領域にも積極的にアプローチを行い、これまで気付かれていなかった社会や地域の課題の”種”を発掘し、その解決に向けた糸口を生み出す。
━━「こんな仲間と働きたい」という想いがあれば、ぜひ一言!
その人にしかない視点をもち、それを客観的に捉えたうえで、業務で実行できる人。
まったく完璧でなくて良いです。
たとえ経験不足でも、その感覚さえあればスキルや実績はすぐ追いつくと思いますし、逆に経験豊富でもその感覚がなければ、ただの作業としての「仕事」にとどまってしまうと思います。
自分なりの視点を大切にしながら、一緒に前を向いて進める人と働けたら嬉しいです。
いかがでしたでしょうか。
現在、エンビジョンではクリエイターの採用に力を入れています。
ブランド×社会課題に挑戦したい方、社会にWoWを届けたいと考えているクリエイターの皆さん、ぜひカジュアル面談であなたの想いや関心をお聞かせください。
皆さまとお話しできる日を、心より楽しみにしています!