1
/
5

「技術よりセンス」を求める会社の社長が選んだ、「技術よりセンス」な80年代の名曲3選


現在(2018年11月現在)、エレファントストーンでは業務拡大につき正社員を募集しています。社内でどういう人材にジョインしてほしいかという議題になった際に、キーワードのひとつとして挙げられたのが「技術よりセンス」という言葉でした。

【実際の募集要項】

映像エディター
求む、技術よりも"センス"。ベンチャー企業で成長したい映像エディター募集
株式会社エレファントストーンは代官山にある映像制作会社です。2011年4月の創業以来「FOCUS ON YOUR HEART.(あなたの想いは、象れる)」をコンセプトに、完全オーダーメイドの映像制作に取り組んできました。 私たちは感性を司る”右脳”だけに頼らず、”左脳”を用いてロジカルにお客様のインサイトを追求する映像制作にこだわり続けています。   企業紹介やWEB動画、商品・サービス紹介、観光ムービー、不動産映像など実績多数。 https://elephantstone.net/works/ ----------------------------------- ■bacter http://bacter.elephantstone.net/ エレファントストーンのクリエイターが毎月1人ずつディレクターとなり、完全オリジナルの映像を制作して配信しているサイトです。 ■ZOOREL https://zoorel.com 2018年10月に開設した、動画・映像制作に特化したオウンドメディアです。 ■観光ムービー.com http://www.kanko-movie.com/ 観光・地方創生・地域活性化を目的とした魅力ある映像制作サービスを提供するウェブサイトです。 ■マンションムービー.com https://www.mansion-movie.com/ 分譲マンションなどの不動産に特化した、シアター映像・物件紹介動画など、多彩な映像コンテンツの制作サービスを提供するウェブサイトです。 -----------------------------------
株式会社エレファントストーン

要は、技術は後からいくらでも伸ばせるけど、センスは後天的に伸ばすことは難しいというもの。

別業界でも同じことが言えるのではないかということで、「技術よりセンス」な80年代の名曲を3つ選んでみました。(むしろ「技術が無さすぎるけど名曲」ともいえますが・・・)

The Jesus And Mary Chain - Just Like Honey

スコットランドのThe Jesus & Mary Chainのデビューアルバム「Psychocandy」 (1985年)の1曲目。

シンプルな曲を「3コードの曲」と表現することがありますが、この曲はリアルに3つのコードのみ。しかもメジャーコードだけ。

ちなみに、このMVでドラムを叩いているのは、なぜか同郷のPrimal Screamのボビー・ギレスピーなのですが、このドラムが叩けない人はいないんじゃないかというくらいシンプル。

ただ佇まいがめちゃくちゃかっこいい。

もともとは技術の無さを隠すためともいわれたノイズまみれの轟音ギターに甘いメロディが、世界中の捻くれたインディバンド好きには新鮮に聞こえたのでした。

ちなみにCorneliusの『FANTASMA』に収録されている「GOD ONLY KNOWS」にも

97年3月に
JUST LIKE HONEY という歌を
世界中でたったひとり
口ずさんだ男だった

という歌詞があります。

エンディングではサビのコーラスがそのまま使われており、最初聴いた時には度肝を抜かれました。

Joy Division - Love Will Tear Us Apart

マンチェスター出身のJoy Divisionの1980年の作品。

日本では、もしかすると曲よりもアルバムジャケットを使ったTシャツの方が有名かもしれません。

全体的に演奏レベルは低く、サビのメロディをベースもキーボードもなぞり続けるという謎設定ながら、ふと思い出しては中毒的に聴いてしまいたくなる名曲。

個人的には「ダサかっこいい」の代表曲だと思っています。

ちなみに、ボーカルのイアン・カーティスは1980年に首吊り自殺。

イアンの生前に結ばれた「メンバーが一人でも欠けたらジョイ・ディヴィジョンの名前でバンド活動は行わない」という約束に基づき、バンド名はNew Orderに改められ、イアンの自殺について歌った歌が「Blue Monday」という名曲になります。

The Vaselines-Son Of a Gun

スコットランドのエディンバラ出身の2人により87年にリリースされたシングル曲。

とにかくシンプルな3コードとヘナヘナなギターソロ。シンプルすぎるドラム。そしてまさかのベースレス。録音も酷い。

完全な初心者に1週間練習させても完コピできるんじゃないかというシンプルさ。

こんなスコットランドのミュージックビデオもないインディーバンドの曲だったのですが、アメリカのカート・コバーンが「世界で一番好きなバンド」と公言して、NIRVANAでカバーしたことで世に知れ渡ることに。

ちなみに3バンドとも休止や改名などしつつも細々と活動をしていますが、現在も多少はましにはなったものの大して技術はあがっていません(笑)

知識や技術というのはもちろん大事ですが、30年以上経っても世界中で聴かれ続けるという現象は、それ以上に必要な何かを考えさせる良いきっかけになるのではないでしょうか?

Invitation from 株式会社エレファントストーン
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社エレファントストーン's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like Mai Akiyama's Story
Let Mai Akiyama's company know you're interested in their content