こんにちは!人事戦略事業部中島です😊
今回はエイトビット株式会社と業務提携を行った株式会社FITの“これまで”と“これから”について代表取締役社長・福岡氏へインタビューさせていただきました!
FITの成り立ちから、エイトビットとの協業にて生まれる将来についてたっぷりお話いただきました👀
ぜひ最後までご覧ください✨
――まずは、株式会社FITの事業内容と、札幌を拠点にした取り組みについて教えてください。
福岡さん:
当社は2002年に6名で会社を立ち上げ、私は2012年から社長を務めています。
事業の中心は、半導体のLSI設計 や 組み込みソフトウェア開発 です。創業者が東京で最先端の論理設計を経験しており、それを「札幌でもできるようにしたい」という想いから会社が立ち上がりました。
北海道には半導体や組み込みの開発企業が非常に少なく、メーカー向けの高度な開発を札幌で担える点が当社の特色です。お客様は大手メーカーが中心で、現在も札幌にいながら東京の最先端の案件を手がけています。
近年は 業務系Webアプリ開発 にも事業を広げ、ハード・組み込み・Webの“3本柱”体制になりました。
――FITならではの強みはどこにあるのでしょうか?
福岡さん:
一番の強みは、ハードとソフトが一体となった開発ができること です。
産業用の製品開発は、半導体と制御ソフトが密接に関わりますが、当社はその両方をワンストップで担えるため、お客様から高い信頼をいただいています。
また、社員の9割以上が北海道出身で、郷土愛が強く地元に根付いた働き方ができる点も特徴です。札幌は落ち着いた環境で、東京のスピード感とはまた違う良さがあります。堅苦しくなく、穏やかに技術と向き合える社風ですね。
――今年、エイトビットのグループ会社となりました。提携の背景や変化について教えてください。
福岡さん:
採用や組織強化を考える中で、エイトビット社と協力することで技術者の確保や育成の幅が広がると感じ、グループ入りを決めました。
実際にグループになってからは、
- 採用面でのノウハウ共有と強化
- 会社間の技術者連携
など、様々な面でプラスを生み出していきたいと思っています。
今後は、FITの技術力 × エイトビットの組織・人材力 の掛け合わせを強めていきたいです。
――採用や育成で大切にされている考え方は?
福岡さん:
北海道では観光や農業などの地場産業が中心となる中、私たちはIT・ものづくりの分野で北海道に還元できる動きを進めています。毎年人口が減少している状況でも、地域に貢献できる事業を生み出し、そこに携わる人材を育てることが私たちの使命だと感じています。
――FITが今後1〜3年で目指している姿を教えてください。
福岡さん:
エイトビットとの技術的な交流、そして人材の交流を活発に行い、
エイトビットグループとのつながりを最大化し、技術者の育成・採用・事業拡大に本格的に取り組んでいきます。
――最後に、社員と未来の仲間へのメッセージをお願いします。
福岡さん:
FITはモノづくりで技術を提供している会社なので、最先端の技術に触れながら、それを世の中に広めていきたいと思っています。
エイトビットとFITがお互いに刺激し合いながら、少しでも世の中を良くするサービスや商品をつくり、価値を生み出していけたら嬉しいです。
これから一緒に、よりよい未来を作っていきましょう!
✏️ 編集後記
今回のインタビューを通して、FITが札幌という地で最先端の技術開発に挑み続けてきた背景や、エイトビットとの提携によって広がる将来の可能性を、あらためて深く知ることができました。
「北海道の若手エンジニアが活躍できる場をつくりたい」
「地域と技術のどちらにも貢献したい」
福岡さんのお話の中には、FITの根底にある“人”と“地域”を大切にする姿勢が、一貫して流れているように感じました。
これから生まれる新しい挑戦やコラボレーションの広がりが、とても楽しみです。
今後もエイトビットグループの動きをぜひ楽しみにしていただけると幸いです✨