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【社員インタビュー】チャンスを掴む価値観変革、必要な時に必要なことをやり続けられる理由とは?

こんにちは。イードア採用担当の曽我です!

今回は、新卒からイードアへ入社し、現在ではマネージャーという役職を持ちつつ産官学連携で新潟県長岡市との取り組みをしている河野さんに、仕事への向き合い方やイードアでの成長をインタビューさせていただきました。


―現在の業務内容と役職を教えてください。

2015年に新卒で入社後、2019年にシニアコンサルタントへ昇格し、現在は第2コンサルティング事業部のマネージャー兼、長岡市産業イノベーション課スタートアップ支援アドバイザーをやっています。事業部では4名のチームのマネジメントをしており、主に人や物が「移動する」というコンセプトで、モビリティや物流などのスタートアップ企業を支援しています。長岡市産業イノベーション課はまだ始まったばかりなのですが、長岡市でスタートアップ企業のエコシステム作りをやっていく予定です。 長岡の地域活性化起業人という仕組みで、産官学連携で教育機関や地場企業との連携もできたら良いなと思っています。


―新卒からイードアに入社しようと思ったきっかけは何ですか?

当時は人材やコンサルがやりたいというわけではなく、どちらかというと有形商材のビジネスが好きでした。無形商材だと本当に価値があるかどうかが分からないというのと世の中の手触り感みたいなところで実物が見えた方が分かりやすいと思っていました。特に学生時代はもっと頑固だったので、そんなの怪しい!みたいな感じで思っていましたね。でも今は無形商材の難しさや、不確定要素が多い中でいかに適切な提案をできるかという自分の実力の介在余地という意味で面白いと思ってます。就活も気合を入れてやっていたわけではないのですが、漠然と当時の価値観のまま年を重ねることが嫌だったんです。それで成長したいと考えた時にスキルというよりは価値観を変革させて自分を変えたいと思って、ベンチャー企業のイードアを志望しました。当時はギリギリの単位でおおよそ駄目になっていく学生の典型みたいな感じだったので、自分が優秀ではないからこそ、優秀な人が真っ直ぐ上っていくような階段を 二、三段飛ばしで上っていくとか、全然違うルートから上って周りの人とやっと肩を並べられるぐらいのことができたらいいなって思ってました。最終的な軸としては、無形有形とかではなく自分の価値観がどう変わるかという方に重きを置いていたように感じます。



―入社してから約10年の間で沢山の壁があったと思いますがどんな経験をしましたか?

壁しかないです(笑)今も一つ越えたら三つぐらい壁が出てくるんです。入社した頃は何にもできなかったのでどうしていいか分からずにお客様に怒られたりもしました。そこから少しずつ身になってきてシニアコンサルタントに昇格したと思ったら、自分自身の成果を上げられなかったり、そこを乗り越えてマネージャーになってからも会社が求める多角的なソリューションの提供ができず悩むことが多かったです。

そんな時に新潟社長の石川さんに相談して、ETSUZANのプロジェクトを一緒にやらせてもらいました。プロジェクトを通して、色々な人の思いがある中で関係各所に配慮しながら調整していましたが、利害が対立してるわけではないのでみんなで目標に向かって熱意をもって実施できたのですごく充実していました。この時には、ETSUZANの活動をやりながらある程度プレイヤーとしての再現性が持てるようになってきて個人実績も過去一良かったです。ただ、チームとしては文鎮型の組織だったので1on1でのコミュニケーションしか取れず、人を増やせないという課題があったと感じています。個人として調子が良くてもこのままの動きは続けられないと思ったので組織作りの本を読んでチームとして動くにはどうすればいいかを学びました。具体的には、1対1でマネージャーがレクチャーしてその通りにメンバーが動くというところからチームのメンバー同士で周りの進捗に関心を持ってみんなで良くしていくにはどうしたらいいかという話し合いをしており、最終的に自分が具体的に指示しなくてもある程度チームのメンバーで作り上げられるようになりました。ゆくゆくは階層化して複数のチームを作ることで私も新しい事ができるよう自分の役割を引き継いでいける体制を作りたいです。


ー今の河野さんの価値観を形成したターニングポイントはなんですか?

一番大きかったのは、コロナの危機で本当に会社が潰れるか潰れないかっていう時です。その時は各々が上手くいかず、組織としての雰囲気も悪くなっていました。それがすごく嫌だったので、お客様と良い関係を築いて売り上げを出すために必要なことをひたすら集中して行いました。ミスしないことを徹底したり、上司の野口さんがやってることを真似して成果を出すために最適化しようとテンプレを作ったり、どんどん改良していたら数字に表れて、数字を上げるためにはこういうことをすればいいっていうのが何となく見えてきたんです。その試行錯誤のタイミングが一番変わった時だと思います。

まず業務の標準化をするとか、ミスをなくしてクオリティを一定に保つことで機会損失を防ぐということをやらない限りは再現性を持った仕事をできないなと思ってそれを徹底的にやりました。その経験から私自身、まず成果を出してから機会を得るという考えはすごくあって、自分の役割にちゃんと向き合わない人にはいいことがないっていうのはずっと思ってることです。やりたいことの希望だけを言う人もいますが、まずは全体として求められていることをやって初めて機会が与えられる土俵に上がると思っています。そこでチャンスを掴めるかどうかはまた別ですが。

 


ー当社で活躍できる人はどのような人だと思いますか?

活躍できる人で言うと二つあって、一つは周囲との和を大事にできる人だと思ってます。最近は特に1社でキャリアを終えることってあんまりなくなってきていて、だからこそどこに行っても使える汎用的なスキルをつけたいって考える人が多いと思うんです。それ自体はすごくいいと思っているのですが、組織や社会で働くということは、やっぱり周りから自分が何を求められているのかというのを考えて汲み取る必要があると考えています。人と一緒に仕事する上で、周りとの関係性の中で自分の役割が生まれると思っているので、自分1人だったら自分の役割って何もないですし、人と関わって仕事をしていくっていうことの大事さに気付ける人が活躍できると思います。

もう一つは、チャンスに備え、勝ち取ったチャンスを活かすためにベストを尽くす人です。自分が今できることから選択肢を選ぶのではなくて、どういうことがやりたいかということから選択肢を選んで努力をするとか、凝り固まった考えをせずに自分の日々の行動によって変わっていけるんだっていうマインドをちゃんと持ち続けられる人。私自身そういう価値観になりたいし、そういうチームであったらいいなって思います。 それで大きく飛躍するかどうかはまた別ですが、結果がどうかっていうのはあんまり関係なくて、挑戦することに意味があるかなって私は思ってます。良かったか悪かったかとか成功したか失敗したかとかその挑戦した結果を見ることが大事で、そこからまた考えられるじゃないですか。これは駄目だったけどその中でこういう気づきがあったとか。行動したらやっぱり何かしらの変化があるんです。


ー最後に仕事のやりがいを教えてください。

仕事のやりがいはチャレンジすることですね。長岡とかの話も新しいチャレンジだからすごくいいなって思ってますけど、チームとしてどんどん良くしていこうってみんなが考えるようになっていくのも面白いです。うちの会社では新しいことにチャレンジさせてくれます。人材紹介で数字を作れる人がいたら来年は更にそれをやってくださいって言った方が会社としてはプラスになるのにマネジメント業務をやりながら長岡の事業とか別のこともやらせてくれるんです。これはさっきの話にも通じる機会創出だと思うので誰もが手を挙げればっていうよりは、着実にできることをやって信頼をつみ重ねていった結果、やってみるかって言ってもらえました。そこでちょっと考えさせてくださいみたいに言ったらそのチャンスが他の人に移っていくと思うんです。もしこれは面白そうだなって思ったらノータイムで手を挙げることは重要ですが、まずはそのチャンスが回ってくる土俵に立てることが有難いって思います。できるかどうかっていうのは別問題。任せてもらえてるんだからそれは精一杯やってベストを尽くすってことだけです。

河野さんありがとうございました!

新卒で入社してからの9年間、様々な壁にぶつかる中でも人との関係を築きながらチャレンジを続けている河野さんだからこそ周りから信頼されているのが伝わります。仕事に向き合う姿勢やその変化が機会創出を生み出しているのだととても参考になりました!

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