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こんにちは、e-dash編集部です!
今回はe-dash採用担当から届いた社員インタビューをご紹介させていただきます。
今回インタビューをさせていただいたのは、プロダクトマネージャーとして「e-dash」のサービスの中でもCO2排出量の可視化のクラウドサービスの開発に携わる春日さんです。
労務からキャリアをスタートし、クラウド型バックオフィスソフトを取り扱うSaaS企業のカスタマーサポート・プロダクトマネージャーを経て、現在新たな領域での開発に挑戦する春日さん。
今回、プロダクトマネージャーの立場から感じる開発体制の魅力や、企業カルチャーについて、お話を聞きました。
労務経験を通じて感じた課題を解決すべくSaaS業界へ
新卒で調剤薬局を展開する企業に入社し、人事労務を担当しました。そこでは月に約3000人分の給与計算等日々多くの処理に追われる中で、労務の基礎を身につけました。薬剤師は女性が多いため、育休や産休を取得する社員も多く休職の状況を考慮する複雑な処理が求められる場面も多くありました。
こうした業務を通じて業務の難しさや負担を痛感する中、クラウド型バックオフィスソフトを使用し、その使いやすさ、サクサクと動かせるユーザー体験のよさに感銘を受けました。この経験をきっかけに、当時そのプロダクトを展開していたSaaS企業でプロダクトづくりに関わりたいと思い、転職を決意しました。
ユーザー視点を活かしながら、プロダクトを作る楽しさを実感
転職後は、カスタマーサポートを担当する部署でプロダクトづくりに関わりました。同社では労務経験者がプロダクトに関わるのは初めてでしたが、ユーザー視点で「プロダクトをより良くする」という楽しさに気づき、QA(品質管理)部門へ異動しました。
その後、前任のプロダクトマネージャーが異動するタイミングで、新たなチャンスを得て正式にプロダクトマネージャーとしてのキャリアを歩むことになりました。プロジェクトごとの優先順位を調整する難しさに直面しつつも、チーム全員でひとつのプロダクトを作り上げる面白さを実感する日々が続きました。特に、自分が長く構想していた機能をリリースできたときの達成感は大きく、さらなる機能を求めるフィードバックをユーザーからもらえた瞬間は、心から嬉しく感じました。
事業全体を見渡しながら総合的にプロダクトづくりに携われる環境へ
4年間ほどプロダクトマネージャーとして楽しく仕事をしていましたが、企業が急成長する中でプロダクト周辺の体制や方針が変わり、転職を考えるようになりました。
プロダクトマネージャーに限らずプロダクトづくりに携われること、さらに自分の担当するプロダクトだけでなく、会社全体を見渡せるような規模を重視して新たな環境を探しました。
また、前職でエンジニアリングマネージャーと相談しながら、エンジニアのスキルアップを意識して業務を進め、成長を支援できた経験が印象に残っています。そのため、一緒に働く人たちの成長を後押しできる環境で仕事がしたいという想いがあり、そうしたことを話し合いながら実践できる職場を求めていました。
業界を問わず幅広く見ていく中で、転職サイトのスカウトをきっかけにe-dashを知りましたが、業界に対する理解が浅かったため、当初はあまり優先順位は高くありませんでした。まずは話を聞いてみようと思い、実際に社内の方々と会うたびに、徐々に志望度が高まっていきました。
事業に向き合う楽しさと落ち着きが共存するカルチャーに魅力を感じ入社へ
複数社を検討する中で、入社の決め手となったのは、なんといってもそのカルチャーでした。お会いした方々が皆楽しそうに働いていて、落ち着いた雰囲気の中でコミュニケーションが取りやすい印象を受けたことが大きかったです。平均年齢が30代中盤ということもあり、大人なスタートアップとして働きやすそうだと感じました。
また、プロダクトが解決する課題にも共感でき、「CO2排出量の可視化」など、これから多くの企業が直面する問題に取り組んでいる点や、請求書をアップロードするだけで簡単に確認できる等、操作性の良さも魅力的でした。さらに、オフィスの明るい雰囲気も、働きやすそうだと感じたポイントの一つです。
柔軟なカルチャーと日々のコミュニケーションが支える開発体制
e-dashでは、一つの課題を解決するにあたって、想像以上に多くの周辺プロダクトがあることに驚きました。
例えば、脱炭素を推進するためのキュレーションメディア「accel.」を含め、全体で4つほどのプロダクトを展開しています。その中でも、私は排出量の可視化を通じて企業を直接サポートする「e-dash」に携わっています。
開発を進める中では、プロダクトに関わるメンバーだけでなく、約30名規模の社員が集まって話し合えることが魅力で、異なるチームとも気軽に声をかけ、連携をとりながら日々の開発を行っています。
具体的な業務の進め方としては、セールスやカスタマーサクセスからの機能リクエストをもとに優先度を決めて進めていますが、より深掘りが必要な場合には、お客様との打ち合わせ同席や社内への追加ヒアリングを行うこともあります。
課題が抽象的な段階でもオンラインですぐに相談できるカルチャーがあり、この柔軟な環境には非常に助かっています。社員同士の仲も良く、プロダクト開発部は普段リモート勤務の方が多いのですが、全社オフサイトミーティング等で集まれる機会があると、素直にとてもうれしいと感じますし、日々楽しく働けています。
当事者視点に近づき、本質的な課題解決をするプロダクトを作りたい
今までのプロダクトマネージャーの経験では、労務という自分が慣れ親しんだ領域だったため、課題と解決策が明確でした。
脱炭素という領域に初めて触れることもあり、今は当事者として課題を理解するのが難しいからこそ、ユーザー視点を持って課題を捉えることが、私にとっての大きなモチベーションになっています。
プロダクトマネージャーとして、開発の要望が来た際には、その背後にある本質的な課題を深掘りすることを大切にしています。できれば企業の環境サステナビリティ部に直接出向してみたいと思うほどですが、それが難しい場合でも、例えば、脱炭素のミッションを他の業務と兼務しながら取り組む担当者の業務全体において、脱炭素がどのような意味を持ち、どのように解決するべきかという解像度の高いユーザー視点を意識し、本質的な課題解決を目指したプロダクトづくりに携わっていきたいと考えています。
これから入社する方へのメッセージ
e-dashのカルチャーは、既存のメンバーによって自然に形作られたものであり、良くも悪くも決まりごとが多くない環境です。そのため、自分自身でカルチャーを作り上げていきたいという意欲のある方にとってはとても快適な職場だと思います。
また、e-dashは現在、「脱炭素」の分野でサービスを展開していますが、会社としては「X(=未知の課題)を加速する」をミッションに掲げています。脱炭素は数多ある社会課題の一つに過ぎません。
サステナビリティ全体を俯瞰し、その中でe-dashがどのような問題を解決できるかを考えられる方にとって、非常におもしろく、やりがいのある環境だと思います。
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