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こんにちはドクターズプライムの高井です。ドクターズプライムでは事業の成長に伴い色んな職種に化けて活動しています。
今日は『入社から3年で10の職種を経験して得たもの』というお題で、ドクターズプライムが創業した月から今まで僕がこれまでどんなことをやってきたかをご紹介します!事業の成長・拡大に伴って、与えられたミッションと職種が短期間で変わる少し特殊な経歴になっているかと思いますので、こんな方に読んでいただければなと思っています。
こんな方におすすめ
- ベンチャーに興味があるけど、どんな仕事があるのかよく分からない方
- ベンチャーでのキャリアの一例を知りたい方
- ドクターズプライムの事業成長の変遷を知りたい方
なお、それぞれのチームでやってきたことを詳細に書くとかなり長くなってしまうので、先にこのキャリアを歩んだ上での個人的な感想のサマリーを記載します。
まとめ
良かった点
- 成長している事業の最先端を経験できた
- 0→1を作る力がついた
- 複数の視点で事業を見ることができた
- 早い段階で自分に向いていること・向いていないことが明確になった
さまざまな分野のチームの立ち上げを経験する中で、成長する事業のを直近で見て実際に作っていくことができたのが一番の経験だったかなと思います。 特に創業期の事業の立ち上がりを経験できたのは良い経験でした。 (なお、現状も次々と新規事業が立ち上がっている状況のためまだまだ同じ経験の場は開かれていると思います。)
それぞれ立ち上げる中で0→1を作る基礎力がついたことも貴重な経験だったと思っています。 詳しくは下記の記事に記載しています。blog.drsprime.com
また、なぜこれほど色々な職種にアサインされてきたか、という質問をいただくことが多いので自分なりに考えた理由を下記に記載します。
一番大きな理由としては繰り返しになりますが急成長している事業に関わっていたことかなと思っています。日々成長する事業にはどんどん新たな機能が必要とされるため、その分だけ新たなチャンスが舞い込んできました。また、変化を恐れないカルチャーもチャンスが生まれやすい環境を増長していたなと思います。
次に僕の個人的な特性なのですが、良く言うとオールラウンダー、悪く言うと器用貧乏な性質だなと思っており、まためんどくさがり,新しいもの好きな側面もあるので、色んな環境に早くキャッチアップし0→1の所を作っては次に移る、というような動きが性にあっていたのかなと思っています。
以上が僕の自身のキャリアに関する所感です!(反省ももちろんたくさんあるのですが超絶長い文章になってしまいそうなので割愛します)
ここからは過去やってきたことを具体で振り返っていきます!
ARR1億円への道のり編
1.Sales
3年前にインターンとしてドクターズプライムに入社しました。当時は会社の創業期で、Salesチームしか存在していないような状況でした。組織としては正社員が1名とインターン生が15名ほどの組織で、みんなで手探りでドクターズプライムに合った営業手法を模索していたのを覚えています。
そんな中、僕は入社後アウトバウンドコールでアポを取得する傍ら、受注,アポ取得の全体数に責任を持つセールスチームのリーダー業務をメインで行っていました。
入社したその月には
- 営業数値管理
- インターン生の出勤管理
- 効率的にアポを取得するための分析
- 受注・失注要因の分析
- 新規アポ獲得チャネルの模索
などの業務が見る間に増え、会社で働きはじめたばかりの自分にはとても刺激的な環境で学業そっちのけで仕事にのめり込んでいたのを覚えています。
特に前職のメドレーでトップセールスだった代表の田さんのノウハウをどうメンバーに落とすかに苦心したのを覚えています。
また、経験がない僕のようなメンバーでもポテンシャルを信じて仕事を任せる雰囲気がこの時には既にあったなと思います。
当時の様子については1人目社員のよしえり(@yoshieri35)がこちらの記事にまとめているので見ていただけると嬉しいです。
2.Product Ops
営業チームの順調な立ち上がりにより、病院数も伸びSales以外の機能にも目を向ける必要が出てきた頃、プロダクトに関するオペレーションを整える必要が出てきました。
今考えるとプロダクトに関するオペレーションってなんぞや?幅広すぎない?って感じですが、当初は自動化されているオペレーションはほぼなく、大半は人がカバーするような状態でした。
具体的には医師会員の登録導線の整備や医師と病院がマッチングした際のサポートなど十分にシステム化されていない部分をオペレーションでカバーする運用を作っていました。
最新の進化したProduct Opsについては、こちらに文さん(@cloclorets)がまとめているので是非読んでみてください。
3. In App Growth
オペレーションもある程度形になり、安定してきたタイミングで次の注力ポイントとなったのが、流入してきた医師会員のActivation(=1回以上サービスを利用すること)でした。
具体的にはDay7 Activationという登録から1週間以内に初応募をするユーザーの割合を目標としていました。
当時目標設定手法として採用していたOKRでは全社Objectiveに紐づく重要KRとして取り組んでいました。また最初は自分一人にアサインされていたKRだったため、かなりプレッシャーが大きかったのを覚えています。
また、このあたりの時期からフルタイムで取締役の京輔さんがジョインしたため注力所を見定めるための分析や、出てきた課題に対してより効率的にインパクトを出すためのアプローチ方法などより効果的に成果を出すための方法をひたすら盗もうとしていたのを覚えています。
ただ同時に目標としていた数値に対する結果は未達という形で終わってしまったため悔しい思いをしたのも鮮明に覚えています。自分でなんとかする必要があると思うあまり上長へのエスカレーションが遅くなってしまう傾向があり、このあたりから周りの人に助けを求めることの重要さを学びました。
失敗も寛大に許容してくれた組織に感謝しています。
4. Product Growth (User Acquisition & In App Marketing)
In App Growthでの経験を生かし、医師会員獲得数と登録後の応募数を目的としたチームを作りました。
具体的には下記をメインとして数値のグロースに責任を持っていました。
- 医師会員獲得を目的とした各種キャンペーンの設計・実行
- 医師会員の応募を目的とした各種キャンペーンの設計・実行
医師という特殊な職業を理解するためにユーザーインタビューを重ねたり、キャンペーンの結果をもとにした分析を繰り返していました。日々仮説検証しながら次の施策の企画に追われていたのが印象に残っています。また、この頃からSQLやGASなど自分でコードを書くことを覚えていきました。
必要な書籍やツールへの投資には寛大だったため学習には困らず、仕事に生かすために明確な目的を持ってスキルを身につけることができたのは学習スピードを高める上でもとても良い環境だったなと思っています。
また、このタイミングで学生社員の制度を使い入社しました。
新戦略編