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「数字を追うだけではなくユーザーの気持ちになって考える」私が未経験からバイトルのグロースハッカーになるまで

ディップでは新卒1年目から部署別・職種別の採用をしています。1年目からバイトルの企画やデザイン、マーケティングなどに関わる部署に配属されるメンバーが例年10人前後おり、営業職からの異動も定期的に行われています。

今回はそんな部署別の採用で2018年4月に入社し、メディアプロデュース統括部グロースハック部に配属され、現在入社2年目の根本さんにインタビューをしました。

新卒で企画職に就職したい学生の方も多いかと思います。今回はグロースハッカーの仕事はどんなものなのかについて詳しく聞いてきました!

サービスが成長する仕組みを作り、ユーザーの期待や想像を超える体験を提供する

ー今所属している部署や組織はどこですか?

所属はメディアプロデュース統括部グロースハック部です。グロースハック部としてのミッションはサービスが成長する仕組みを作り、ユーザーに期待や想像を超える体験を提供することです。

ーグロースハック部のメンバー構成を教えてください。また、雰囲気はどんな感じですか?

メンバー構成は20名ほど所属していて、ディレクターとデザイナー、そしてエンジニアの3職種が所属している組織です。

ディレクターは、はたらこねっと担当が5名、バイトル担当が8名。デザイナーは、はたらこねっととバイトル合わせて4名が所属しています。

雰囲気としてはそうですね、仕事とプライベートのメリハリがある部署だと思います。業務の中では、サービスを改善するために遠慮なく意見をぶつけ合うこともありますが、プライベートでもメンバー同士の距離が近く、同期と話していても他の部署や組織以上に交流の機会が多いと感じます。

あとはもともとディレクターではない部署から異動されている人が多いです。営業をやっていた人も実はたくさんいます。新卒で入ってきている私のような人もいれば、営業を経験してから異動される方もいるし、中途で入られた方もいるし。バックグランドは様々でいろんな人がいますね。

ー他部署、他組織、他職種とのやりとりはありますか?ある場合はどんなところとどんなやりとりがありますか?

システム開発部、CRM室、SEO企画推進室、コンテンツ企画室、バイトルメディアプロデュース室など、多くの部署とのやり取りがありますね。

たとえばシステム開発部には、ABテストの実装依頼をします。1つのプロジェクトをフロント側の企画開発(求職者側)はグロースハック部が、バック側の企画開発(掲載企業側)は別組織のバイトルメディアプロデュース室が分担するなんてこともあるんですよ。

ー自分の所属している部署、組織の仕事はどんな人に向いていると思いますか?どんなことが好きだったり得意な人だと楽しめそうですか?

「自ら考え行動できる人」「新しいもの好きな人」「モノづくりが好きな人」この3点に当てはまる人に向いていると思います。

自ら考え行動できる人

グロースハッカーはプロジェクトの中心となって指揮をとることが多いので、言われたことをするのは当然ですし、自ら指示が出せるような人にならなければならないので、今何が必要なのか自分の頭で考えて行動できる人に向いていると思います。
新しいものが好きな人

ユーザーさんに向けて機能やデザインをより良いものにアップデートしていくのがグロースハッカーのメインの仕事になるのですが、ユーザーさんに向けてサービスを提供していく中でサービス自体もトレンドに合わせていかなければなりません。ですから新しいものを追うことは重要です。常に最新のものに触れている、触れていたい人に向いていますね。
モノづくりが好きな人

自分でアイデアを出したり新しいものを作ってみたいと考えている人に向いているのかなと思います。私自身も絵を書くのが好きですし。

他の人をみていてもそういう人が多いように感じますね。逆にそれをやらされているって感じてしまう人は向いてないかもしれません。

私は日常生活で新しいものに触れるのが好きで、例えばIOSとAndroidでもアプリによってデザインが違うものが多いので社用はiPhone、私用はAndroidで分けて使っていたりします。

フィードバックを一つ一つ吸収してより良いものを作る

ー入社1年目から企画職に配属されたことでスキル面など最初苦労はありましたか?もしあった場合はどのようにキャッチアップし、その苦労を乗り越えたか教えてください

苦労したことは入社当初は、企画を考える際に考慮が浅く、なかなか施策が通らなかったことです。(今でもまだまだですが。。。)

例えばこれは結果的に通った施策ではありますが、バイトルの職種の並び替えに関する施策提案に苦戦した経験があります。

ある職種が他よりも多く検索されていることがわかっていて、職種検索の順番を並び替えたいという提案をしました。ですが、その時は「並び替えをしても、検索された後に応募へ結びついていなかったら意味がない」と上司の方にフィードバックをもらって。

需要のある職種を上位に表示させても、募集がなければかえってバイトルの信用を下げてしまうことにも繋がりかねないですよね。

こんな感じで、先の先のところまでしっかりと見えていないと上司や先輩からのフィードバック時に指摘されてしまいます。いただいたフィードバックをひとつひとつ吸収してより良いものを作ることを意識しました。

そして1度フィードバックで指摘された部分は、2度と繰り返さないように取り組んでいます。

ー現在はどんな業務内容を担当されていますか?

現在は主にABテストの企画・ディレクション等を行なっています。

ABテストとは、「ある特定の期間にページの一部分を2パターン用意して、どちらがより効果の高い成果を出せるのかを検証すること」です。
出典:LISKUL

企画の際にはバイトルのユーザーさんにユーザーインタビューに行ったり、自社データを分析ツールで解析したり、競合調査を実施したりしています。

ー入社してからはどんなプロジェクトに関わってきたんですか?

主にバイトル内の機能のABテストです。スカウトのプロジェクトもやりましたね。

他には「新機能追加に関するプロジェクト」や「セグメントを強化するプロジェクト」、「サイトを変貌させるプロジェクト」などなど担当してきましたね。進行中のものが多くてあまり具体的に話せないのが心苦しいのですが。

ーセグメントを強化するプロジェクトやサイトを変貌させるプロジェクトってどういうプロジェクトなんですか?話せる範囲で教えてください!

詳細には言えないんですが、セグメントを強化するというのはユーザーを学生さんや主婦の方などに分けた時に、それぞれのユーザー層の応募数をどうやって増やすのか考えて行う施策ですね。

サイトを変貌させるプロジェクトというのは、デザインの変更や新機能の追加などですが、これはまだお話できない・・・(笑)社長直下でプロジェクトが降りてくることも多いんですよね。

課題発見をして様々な観点からユーザー行動を分析する

ー特に印象的なプロジェクトはどれですか?エピソードなども踏まえて教えてください。

職種の並び順を変えるABテストです。これは初めて私の提案が通った施策で、ユーザーインタビューや競合調査をもとに、当時の職種並び順だと主婦の方が探したい職種を見つけにくいのではないかという課題を発見しました。

それに対して、よく選択されている職種や応募に結び付きやすい職種など様々な観点で、ユーザー行動を分析し、最適な職種並び順を考えました。

結果として応募増加にも貢献することができ、昨年の社員総会で新人賞もいただくことができました。

ーABテストではユーザーインタビューもしていると思いますが、今までどのくらい行ったんですか?

多い月だと5人以上行っていますね。入社して1年半が経ちましたが、30人以上は行ったと思います。

ーそうなんですね。初対面のユーザーさんにインタビューするって難しくないですか?

そうですね、難しいことがたくさんあります。質問を考えるだけでも誘導にならないように意識したり、実際にサービスをどんな風に使っているのかに注目したりなど、気を配らなければならないことが多いです。

かなり大変ですが、データを集めるのにはどうしても必要な仕事ですし、実際にやってみると楽しいと感じることも結構ありますよ!

数字を追うだけではなくユーザーの気持ちになって考えることが大切

ー今の仕事のやりがいはなんですか?

自分の施策で応募を増やすことができたときにやっぱりやりがいを感じます。

グロースハッカーは数字で結果が見えやすいと思うので、数字が上がっているのを見ると誰かの仕事探しの役に立てたのだと実感できるんですよね。

ー逆に辛いことはなんですか?

プロジェクトの進め方がわからなくなったときは辛く感じます。

場合によってはプロジェクトの進め方には答えがないこともあります。そのような場面になった時は、色々なやり方を考えても、本当にこれがベストなのか?と不安になりますね。

ー企画職をやりたいという新卒の方は多いと思いますが、実際に経験してみてどんな人材が必要だと思いますか?

定量、定性が両方できる人に向いていると思います。

定量的に数字を追うだけではなくて、定性的に見てユーザーの気持ちを考えていくことも大切です。

また定性的な部分だけ考えて自分が思っていることを企画書でぶつけても、そこに定量的な根拠がないとその企画は通りません。定量的にも定正的にも分析して考えられる力が必要な仕事ですね。

ー今後ディップでやっていきたいこと、社会人としてこうなっていきたいなどどんなものがありますか?

ユーザビリティにこだわり続けて、サービスをより良くしていきたいです。

今までは応募を最大化するために色々試作してきましたが、応募の最大化だけを求めてしまうと案件とのマッチングがうまくいかなくなることがあります。

もっとユーザビリティーにこだわった施策ができるようになっていきたいですね。

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ディップ株式会社

引用元:https://jisedai.work/nemoto/

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