ディップの現役社員にフォーカスを当て、働き方や入社のいきさつなどを探っていく特集企画。今回は、システム開発部の福地にインタビュー。これからのチームを牽引するプロジェクトマネージャー候補を募集しているシステム開発部。即戦力ではなく、これから育てていく人材に出会いたいとのこと。その真意とは。
入社後にじっくり育っていってください
――どのような人材を求めていますか
システム開発部ではプロジェクトマネージャー候補を探しています。あまりハードル高く捉えないでほしくて、あくまでも、私たちが出会いたいのはズバリ、候補。今までの募集では、こういう条件を表立って言ってこなかった。でもマッチングを高めていくなら、きちんと伝える必要があると思って。なので今回は「マネジメントの実務経験がなくてもOK」と先に言っておきます。マネージャーとしての即戦力がなくても、問題ナシ。入社後にじっくり育っていってもらう、ポテンシャル含めての採用です。
部でぽっかり空いた枠
――なぜ、あえて候補として採用する流れになったのでしょうか
現在のシステム開発部の年齢層って大きく二層に分かれていて。ディップでのキャリアが長く、マネージャーの役割をしている40歳前後のシニアと、新卒とかエンジニアとしてもまだ若手の子たち。そう、30歳前後の中間層がいない。今の若手がある程度育って、プロジェクトマネージャーを目指したい!ってキャリアを見据えたとき、お手本とするモデルケースが身近に存在していない。そこで、将来のマネージャー候補を採用して、「これからの若手たちの道しるべ」のような存在を集めたいと思っています。
キャリアの分岐点にいる中堅エンジニアへ
――イメージしているのはどんなエンジニアですか
例えば、エンジニアとして開発経験を積んできたけど、これからの自分のキャリアをどうするか。プロジェクトマネジメント的なことにも携わってみたい、と考えている人でしょうか。もちろん、マネジメント経験がなかったり、迷いだったりとか、どうしたらいいんだろうっていうことに対しては経験値のある先輩がサポートします。現在プロジェクトマネージャーは6~7人いるので、後継者として迎えます。
あと、SIerとして開発スキルを積んできたけど、自社サービス開発に転向してみたい思いがあるとか。エンジニアとして転換期にいる人ですね。実際、開発会社から転職してくる人も多い。SIerだとクライアントのシステムをどんどん開発していくのが仕事。でも、次のステップは腰を落ち着けて自社のサービスを見ていきたいタイプには合っていると思います。「バイトル」「はたらこねっと」はCMも流れていて、知名度もある。そういう規模として大きいサイトに携わっていけるのもキャリアとして魅力的だと思います。
自分の成長や努力がサービスに直結するやりがいも大きいです。ただ、今まで大規模なサービスに携わった経験がないからって心配はしなくても大丈夫です。エンハンスなどの小さな仕事もあります。大きいサービスの小さな部分からできる領域を増やしていって、慣れてもらうので。
チームのサポートで大病から復帰
――ワーク・ライフ・バランスの面ではいかがでしょうか
残業は波があるけどずっと高稼働な会社ではないので安心していいと思います。一部上場企業だし、環境・福利厚生が整備されているのは感じますね。
私は3年くらい前に生きるか死ぬかってくらいの病気をしたんです。それも周りがサポートしてくれて今こうして働けています。2ヶ月入院して、1カ月自宅リハビリ。会社からは復職のタイミングも自分の判断に任せると言ってもらったので、最初は時短のような形で現場復帰していきました。
こうやって自分が急に抜けた期間があっても、復帰したとき自然と周りのメンバーが自主判断で動いて、カバーしてくれていたのも安心しましたね。私がいない間に、業務の仕組みを変えてくれて、むしろアップデートまでしてくれて。このように、「チームで補完しあう働きやすさ」は、これから結婚する人や子育てする人にも魅力的じゃないでしょうか。
ちょうど今キャリアの分岐点にいるエンジニアにもそういう世代は多いと思うし、安心できる部分。エンジニアとしてのキャリアアップ、今後の人生を考えた時のライフサポート。どちらも望めるのはディップの魅力だと胸を張って伝えたいです。
Interview&Photo_Takashi Murata | Text_Moeko Tomioka | Assistant_Yuta Kobayashi
福地 克明(ふくち かつあき)
商品開発本部システム開発部プロダクト推進課シニアマネジャー。2006年12月入社。「バイトル」「はたらこねっと」のシステム開発に関わるプロジェクトマネジメントの支援を担当。趣味はスキー。
引用元:https://jisedai.work/dip-008/