次世代事業準備室で2017年にやったこと&得られた学びを振り返りました | ディップ株式会社's Blog
こんにちは、次世代事業準備室の安元一耀です。今日は12/25(月)なのでアイキャッチ画像はクリスマスにしました。今回はディップにおける今年(2017年)の振り返りをします。僕は、社員10人ぐらい...
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こんにちは、ディップの安元一耀です。そろそろ2018年が終わります。
今年は4月に新卒でディップに入り、「新規事業の検証」と「新サービス「ガクセイハンター」の立ち上げ〜運用」をやった9ヶ月でした(あっという間に過ぎてしまいました)
せっかくの年の瀬ということで、去年も書きました「今年の振り返りブログ」を自分のためにも書いておきます(これを書き、1年後とかに見返すことで「自分がどれだけ成長できたか?」がわかります)
※去年のブログはこちら(内定者アルバイトを4ヶ月ほどやっていました。この時よりは少しは成長できていると感じます)
本ブログでは、「この9ヶ月を通じてできなかったこと・反省点・思ったこと」を書いてみます。
「ディップの次世代事業準備室に入りたい」とか「ディップで新規事業をやってみたい」と考えている学生の参考にもなるかもです(?)
上司やガクセイハンターの開発をしていただいている開発会社さんから「安元(さん)、これどうする?どうしたい?どうするべき?」という質問がバンバン飛んできます。
AでもBでも大して差がない場合の意思決定にはあまり時間を割くべきではありません。なるべくその場で即決したいものです。
これは反省ではないかもですが。
入社してすぐ、いわゆるリーンスタートアップという手法で新規事業を考えて検証してみましたが、「サービスの企画自体はリーンスタートアップでなくても良い」と考えるようになりました(検証自体はリーンに進める必要あり)
リーンスタートアップは、「1:顧客/課題特定 → 2:解決策立案」という一連の流れにおいて、1が未立証の場合に特に力を発揮すると考えています。しかし、今の時代は1の難易度が高すぎると感じます(特にC向けプロダクト)
1が既に立証済であり、既存の解決策よりも優れた解決策を考案することでも事業は作れますし、そちらの方が個人的には合っている気がしてきました。
※以上のことについては以下の記事も読んでみると良いかもです。
これはまだまだ改善の余地があります。
「100%の仕事をしている」=「目の前のやるべきタスク(※)をこなしながらも、本当にやるべき仕事(※)にも注力できている状態」と自分なりに定義し、それを目指すのであれば、スピード感を持って前者をこなさないと後者の時間は作れません。
※「本当にやるべき仕事」とは、とある仕事xに対する成果をyとした時、自分がxを実行することで10yなど大きな成果に結びつく可能性があるxのことです。今の自分にはサービスにおける施策の考案・そこそこ重要そうな意思決定・新たな事業の考案などがそれに相当すると考えています。
逆に、1.2yなどの大きさになると予測されるxが「目の前のやるべきタスク」であり、そのxをスピード感を持って片付けられる力が必要です(場合によっては思い切ってインターンとかに振るのもあり)
これは今年のもっとも大きな反省です。「ガクセイハンター」における施策の数が圧倒的に不足していると感じました。
③でも書いた通り、ここに自分のリソースを投下可能にするためにも「目の前のタスクをこなすスピード」は重要です。
※以下の記事も非常に参考になります。
これは僕自身も何回かやってしまいました。。。
検証をしなくても、世の中に既に出回っている調査データ・情報で仮説を確かめることが可能な場合は、検証自体が不要かもしれません。「そもそもそれって本当に検証すべきことなのか?」と1回自分に問うことも必要です。
※仮説のない検証を行うことは論外・NGです。
これは③でも書いた「スピードを意識する」こととも関係してきます。
最近の例ですと、「今から1時間以内にガクセイハンターで使用するバナーを3つ制作する」と自分の中で決めて作業に取り掛かり、2個制作が完了した時点で集中力が低下し、3個目がなかなか完成しませんでした(結果的に目標の1時間をオーバーしました)
集中力が切れた時点で思い切って一旦休むとか、別のタスクに切り替えることも必要です。
(筋トレすれば集中力上がるそうです)
これも今年なかなかの反省です。
②に書いた、「1:顧客/課題特定 → 2:解決策立案」という一連の流れにおいて、1が既に立証済であり、既存の解決策よりも優れた解決策を考案するためには、多くの事業をインプットしておく必要があります。
他社の事業を見て、それを抽象化したりエッセンスを見抜き、自社(僕の場合はディップ)が参入したいマーケットに転用するというやり方も事業を作る1つの方法(「具体→抽象→転用」という流れ)なので、多くの事業を自分の中にストックしておく必要があります。
※「具体→抽象→転用」については以下の記事が参考になります。
※以下の例は非常にわかりやすかったです。
来年は以上のことを改善していけるようにしたいです。
というわけで今回はこれで終了です。ありがとうございました!良いお年を!
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