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新規サービス・新規事業のアイデア発想に使えそうな4つの手法を書いてみた

こんにちは、次世代事業準備室インターンの安元一耀です。今回が本当にインターン最後のブログです(4月からは次世代事業準備室の社員として戻ってきます。)

2017年10月からdipで内定者インターンを初め、今回のブログを含めて合計9本のブログを書きました。

※書いたブログ一覧はコチラ↓↓↓

安元 一耀 プロフィール - Wantedly
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https://www.wantedly.com/users/13060121#posts

ブログを書くことで得られるメリットとしては、自分のインプットや思考を言語化することによって情報を構造化・整理できることだと思ってます。

(情報に限らず)言語化するという作業に慣れておくと、普段の仕事におけるコミュニケーションコストを削減したりできます(たぶん)。一番わかりやすい例ですと、仕事のメンバーから「お前の言ってることはよくわからん!整理してからもう1回言いに来い!」みたいなことをなるべく回避できたりします。

なので、言語化するという作業はブログに限らず、自分ではなるべく心がけているつもりです(本当につもりなだけかも?)。社員になっても、時間があればブログは書きたいなーとは思ってます。

話が逸れてしまいました。。。というわけで今回は、新規サービス開発の担当として採用された僕が、この5ヶ月のインターンを通して考えた「新規サービスのアイデアの見つけ方」についてまとめてみます。(この5ヶ月は失敗ばかりでしたが笑)

2017年10月にインターンを始めた当初は「新規サービスってどうやって考えていけば良いのかな?」とかなり手探りの状態だったのですが、dipの仕事で進藤さん(次世代事業準備室室長)からアドバイスもらったり、自分で情報収集したり、自分で手を動かしてサービスを作ったりしていくうちに「こういう風に考えていけばアイデアが見つかるのでは?」というフレームワークのようなものが自分の中に生まれました。中にはベタなものもありますが、自分の備忘録としてもこのブログにサクッ!と書いておきます。

①課題解決型

まず1つ目です。これが一番シンプル&王道だと思います。自分が「不便だな〜」と感じることであったり、顧客が不便に感じていることを解消する方法です。

わかりやすい例ですと、「営業でお客さんのところに行った時、お客さんが〇〇ということに困っているということがわかり、××のようなサービスを思いつきました!」みたいな感じでしょうか?本当に王道中の王道という感じです。

②既存サービスのリプレイスを狙う

(大きなマーケットの中では特に)代表的なサービスが出てきたら高確率でそれに対する新たな不満・ニーズが生じます。(それはユーザー自身が気づきていない場合もある)そして、その不満・ニーズを解消・満たすサービスが伸びる(既存サービスをリプレイスする)というのがインターネットサービスの歴史からも見てとれます。

また、外的要因によってマーケットに変化が起こったタイミングでのリプレイスもあります。わかりやすい例ですと、「時代がスマホシフトしていくタイミングで、メルカリがヤフオクをリプレイスした」とかです。

マーケット変化による比較的最近の例ですと、「クックパッド VS クラシル」みたいな感じでしょうか。「動画」という波にクラシルが乗ったことでクックパッドをリプレイスしようとしています。

【余談】

「リプレイス」という面で個人的に注目しているのは「タベリー」というサービスです。どんどん便利になっていく世の中において、ユーザーは検索することすらも面倒に感じている(いわゆる思考停止時代)という時代の流れを汲み取ったサービスです。

※「思考停止時代」におけるサービスのリプレイスについては「CASH」を運営する光本さんも以下の記事で話しています。

2018年のキーワードは「与信」「決済」「思考停止」。BANK社の光本勇介社長とのインタビュー。
今回のポッドキャストは、2017年、驚異的な速さでサービスの立ち上げから70億円の事業売却まで実現させた「CASH」を運営するBANK社の光本勇介氏をゲストに迎えました。 今回のポッドキャストのハイライトはこちら: Cashのアイディアはどうやって思いついたのか? スタートトゥデイの前澤社長はどんな人?彼から一番得られた事とは? 2018年のトレンド。そして「思考停止」な時代について。 Podcast: Play in new window | Download Subscribe: Apple Podc
http://hiromaeda.com/2018/01/14/cashinthebank/

③トレンドを追って、そこに張り続ける

機械学習、ブロックチェーン、スマートコントラクト、VR、評価経済(価値主義)、インフルエンサーマーケ、二次流通市場、ライブ配信の一般化など今後、明らかに伸びてくる(伸びやすい)であろう技術や分野があるので、そこに関するトレンドを追って張り続けるという手法です。

例えば、今ライブ配信の最先端を走っているのは中国です。日本のライブ配信アプリで有名な「SHOWROOM」は中国の「YY LIVE」というのを参考にして作られています。

④「観察」からインサイトを得る

これはまさに「まだない新しいものを世に生み出す」「新たにマーケットを作る」「ディスラプトする」という感じかもしれません。

ユーザー・顧客を「観察」することによってその人自身もまだ気づいていない欲求や不満(潜在ニーズ)を発見(仮説構築)する。そして、それを満たす・解決するソリューションを提示し、検証していくという感じです。例をあげると、「Talkroom」や「nana」などでしょうか?

ただ、この手法はユーザー自身もまだ気づいていない欲求や不満(潜在ニーズ)が存在しているため、どうしても非論理的にならざるを得ない要素が多く、不確実性がかなり高くなってしまうとは思っています。個人的には今回紹介した手法の中では最も難易度が高い気がしています。。。


以上、今回は新規事業のアイデアを考える時に使えそうな手法を4つ紹介してきました。自分が得意 / 不得意な手法は人それぞれだと思うので、結局は自分が一番やりやすそうな手法を使うのが一番良いかな?なんて思ったりしてます。僕もなるべく早くいいものが作れるようになりたいと思います!

というわけで今回はこれで終了です。ありがとうございました!

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