【#DroidKaigi 2025】ディップがGOLDスポンサーとして出展したので非エンジニアの私も参加してみた | ディップ株式会社
こんにちは。CTO室の小林です。4月からDevRelチームで技術広報やエンジニア採用を担当しています。先週(9月10日~9月12日)開催されたDroidKaigi2025にディップがGOLDスポ...
https://www.wantedly.com/companies/dip/post_articles/1009263
新卒XX年目の今までのキャリアを振り返ろうというテーマで、社外のエンジニアの方々をお招きしたイベントを開催しました!
そしてこのイベントの登壇者はiOSDCとDroidKaigiで募り、その場で登壇を決めてくださった7人です!詳細⬇️
多くの若手エンジニアと交流する中で、「いろんな年次のエンジニアの経験をシェアし、お互いのキャリアのヒントになるような場を作りたい!」という想いから企画しています。
当日は、新卒1年目から社会人10年目まで、多様なバックグラウンドを持つ7名の方にご登壇いただき、それぞれの「紆余曲折」を語っていただきました!
今回は、そんな大盛況だったイベントの様子を、各登壇者の発表内容の要約を感想と共にお届けします!✨
📌marcyさん(新卒10年目)
「キャリアビジョンなんかない」
「キャリアビジョンはない」と断言し、その時々で「組織の弱点と自分の価値」を掛け合わせることを軸にキャリアを選択してきたというmarcyさん。 営業からエンジニア、そして人事、EMと満遍なくステータスを振るように経験を積んできた「生存戦略」について語っていただきました。
「キャリアビジョンはなくてもいい」という言葉に、心がふっと軽くなった方も多いのではないでしょうか? 無理に未来予想図を描くのではなく、目の前の組織の課題に自分の価値をどう活かすか、という視点は多くの参加者にとって大きなヒントになったと思います。
📌こいぬのぽちさん(新卒1年目)
「気がついたらエンジニアになっていた」
元々は社会福祉士を目指していたという、こいぬのぽちさん。 大学の授業で紹介されたVBAとの出会いや、補欠合格だったインターン経験が転機となり、エンジニアの道へ進んだそうです。 コロナ禍で学習時間が確保できたことや、ChatGPTの登場といった「運」も味方につけたと振り返りました。
たった30秒のVBAのデモが人生を変えるなんてすごい! 「やってみないと分からない」と一歩踏み出した勇気が、今のこいぬのぽちさんを創っているんだなと、胸が熱くなりました。
📌Tamonさん
「寄り道、回り道ばかりだと思ってたら、全部今に繋がってた」
学校の先生を目指していたものの、大学4年でエンジニアにキャリアチェンジ。 1社目では、CI/CD環境構築やPM業務に携わりましたが、その当時は「やりたいことと少し違う」と感じていた経験が、現在の業務や、巡り巡って高専の学生支援という活動にまで、すべて繋がっているというお話でした。
「一見無駄に思える経験も、いつか必ず役に立つ」。点と点が線になる瞬間って、感動しますよね。特に、不本意だと感じていた仕事が未来の自分を助けてくれるというメッセージは、多くの若手エンジニアにとって大きな勇気になったはずです!
📌とーくんさん(新卒3年目)
「象徴社長へ至るまで 新卒エンジニアどうしてこうなった」
優秀な同期の中で「ナンバーワン」ではなく「オンリーワン」を目指す戦略にシフトし、エンジニアと広報の二足のわらじを履くことに。 社内イベントの運営に積極的に関わる中で代表の目に留まり、ある日突然Slackで「象徴社長にならないか」と打診されたそうです。 現在は「リゾート好きの社長」というキャラクターで、会社のタレントとしても活躍されています。
「象徴社長」というパワーワード😂自分の戦うフィールドを冷静に分析する戦略性と、「面白そう」という直感でチャンスに飛び乗る瞬発力のバランスが絶妙だと感じました。キャリアは与えられるものではなく、自分で創り出すもの。改めて実感しました。
📌φOKAさん(新卒3年目)
学生時代の映像制作経験から「クリエイターに価値を届けたい」とソニーに入社。 配属先でHCD(人間中心設計)を学んだものの、実装経験が積めずに悩んだ時期もあったそうです。 しかし、そのHCDの知見が現在の新規サービス立ち上げで大いに活かされ、エンジニアとしての成長と組織貢献を両立できているとのこと。 その原動力は、常に「面白そう」と感じることに挑戦してきた好奇心だと語りました。
自分の「好き」や「面白そう」という純粋な好奇心を原動力にキャリアを切り拓いていくってすごい。 悩んだ時期に得た知識や経験が、次のステージで大きな武器になるというストーリーに感動しました。仕事に追われると忘れがちですが、「好奇心」を持ち続けることの大切さを改めて思い出させてくれる発表でした。
📌どくぴーさん(新卒8.5年目)
「キャリアが停滞したと思った時にそれを支えるものは何か」
多くのエンジニアが経験するであろう「キャリアの停滞」との向き合い方について、自身の経験を基に語っていただきました。 理想と現実のギャップを悲観的に捉えるのではなく、客観的に「計測」し続けることの重要性を指摘。 そして、停滞期を乗り越える支えとして、仕事と無関係の趣味や、社外のコミュニティといった「外の繋がり」が大切だと述べました。
「停滞」という、誰もが一度は感じるであろうリアルなテーマに、深く切り込む発表。停滞を自分自身と向き合う良い機会と捉える視点の大切さを感じました。仕事以外の「己を支えるもの」を持つことの重要性は、技術広報としても、もっと社内外に発信していきたいテーマだと感じます。
エンジニアと芸人という、二足のわらじで活動するジバさん。 自分で開発したアプリやVRを使った唯一無二のネタで活動されています。 会社に芸人活動がバレた話や、テレビ出演が決まり2泊3日でゲームを開発した裏話など、波乱万丈なエピソードを披露してくださいました😂
エンジニアと芸人、まさに「オンリーワン」キャリア! 自分の技術を全く異なる分野で活かして新しい価値を生み出す姿に、大きな可能性を感じました。発表自体もネタのように進み会場全体が盛り上がりました。
そして懇親会・・・
今回は参加者が30人ほどだったので食事はマックのハンバーガー40個にしてみました!
改めて、登壇いただいた皆様、そして参加いただいた皆様、ありがとうございました!
「キャリアに正解はない」ということ、だからこそ「なんでも挑戦してみる」ということの大切さを実感することができました。
色々なキャリアを聞けて面白かったので定期開催にしてもいいかも?と思っています🙌🏻
ディップでは、今後もエンジニアの皆さんのキャリアのヒントになるようなイベントを企画していきますので、ぜひご期待ください!