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上司・部下関係なく、本気の想いをぶつけあう文化

こんにちは!今年1月に大学スポーツチャンネル(以下、dsc)にジョインしました、大麻(おおあさ)です。
前回こんな記事を書かせてもらいました。

タイトル:大学時代から立ち上げ今年で10年。これまでの軌跡とこれからの組織について。
URL:https://www.wantedly.com/companies/daigakusportschannel/post_articles/140093

簡単にまとめると、これからは会社として個人の成長だけでなく組織の成長に力をいれていきます!という内容です。
これまで少人数での活動で現状も社員12名の組織(バイトスタッフを合わせると50名規模です)ですが、今後社員50名規模での活動を予定しています。

現状では、少しやりすぎなのでは?というくらいに様々な組織施策を実施しています。
勉強会、OKR、行動指針の見直し…etc
正直、現状12名という小規模の割には、あまりにも多い組織施策だなと感じています。

ですが、今後急拡大していく前に自分たちが組織に対して強い意識を持つことで、50名になった時にも「強い組織」でいられるのではないかと考えています。
本日は、dscで実施している組織施策のうちの一つをご紹介します。

上司・部下関係なく、本気の想いをぶつけるミーティング


今年に入って取り組んでいる施策のため、まだミーティング名はありません。
どんな組織施策かというと、タイトルのままです。笑

例えば…
Aさんは周りへの配慮とか、掃除とか色々してくれてるけど、達成能力が弱いよね。
Bさんは自分の興味の分野は頑張るけど、興味の無い分野へのやる気0だよね。
Cさんはせっかく周りを巻き込む力が強いのに、テレワークをしすぎていて、その力が発揮されていないよね。

など、お互いの「良いところ」と「改善点」を本気で言い合っています。(上司から部下のみならず部下から上司へも伝えています。新入社員の僕が社長に対して言うことも…)

日本人特有の空気を読むとか、上司に諂うみたいなことは一切せずに、互いの成長のために必要なことをガチで言い合っています。

なぜこんなことをするのか?

理由は2つです。

1つ目は先程記載した、今後の組織拡大に向けての準備。
そしてもう一つは、一言で言うと『怖い』からです。

私達は良くも悪くもベンチャー企業です。裁量権があって、自由があり、小さいからこその小回りの効くビジネス。全員が主体的に動きやすい環境、などのベンチャー特有のメリットのある企業であると同時に、特異性の高い業界(スポーツ振興、特には大学スポーツを主としている。)でのビジネスを行っているため自分たちの市場価値を把握するのが難しいです。

現状12人という閉じた世界でビジネスを行い、10年20年という時間がたった時に、大学スポーツという事情ではなく、世の中という市場で活躍できるような人材になっているのか?

比較対象に乏しいこの業界で事業を続ける中でそんな不安、恐怖がありました。
体育会部活性に対しては多大な価値が発揮できても、世の中の違う業界では全く求められないという可能性もあります。

だからこそ、今私達ができることは置かれた場所で咲くではありませんが、今ある環境を最大限に活かして、成長し続けることだと考えています。
以上のような理由から私達は『本気の想いをぶつけるミーティング』を実施しています。

本気の想いをぶつけるミーティングのルール

話を本気の想いをぶつけるミーティングに戻します。
このミーティングを実施する際のルール(前提条件)は2つあります。

①腹を割って話す

日本人特有の空気を読むとか、相手を傷付けてはいけないなどの遠慮は不要です。
この場では遠慮をすることが、逆に相手への失礼に当たります。
互いに、本音で話して成長をしよう!という場なので、部下から上司に対しても腹を割って話すことが1つ目のルールです。
(一番年下の僕からしたらかなり嫌なルールです…やりにくい…笑)

②自分のことは棚にあげてOK

人間誰しも完璧ではありません。
良いところもあれば、もちろん悪いところもたくさんあります。

例えば、誰かの改善点を伝える時に、自分はその人よりもできていないからそんな改善点とかおこがましいこと言えないや…
とか、改善点を伝えた相手からそもそもお前はできてんのかよ?って言われるとなにも言い返せなくなってしまいますよね…

なのでこのミーティングの中では、自分のことは棚にあげて色んな発言をして良いよ!というルールが設けられています。

この2つのことを常に念頭に起きながら議論を進めていきます。
あとは、簡単です。
これを元に一人を対象として、全員から良い点と改善点に関する意見をもらいながら、その人の良い点を伸ばすため、もしくは弱点を克服するためにはなにをすればいいのかを一緒に考えます。
だいたい一人1時間ほどかけてじっくりと時間をかけて行っています。

もちろん、アクションプランを決めることも大事ですが、それまでの議論を通して、相互理解を深めることも重要です。

そして一人が終えると、次の人へバトンタッチ。
私達キャリアチームは現状4名ですので、だいたい4時間ほどかけてこのミーティングをやっています。

たった4名のチームでこの施策が必ずしも必要かというと優先順位が下がるかもしれません。
ですが、こういった施策を通して少人数の時から組織に対して目を向けることができるようになると考えています。

組織拡大していくこのタイミングだから重要です。

50名でも、まだまだ与えれる影響は小さいですが、全員が「スポーツで日本の未来を変える」という共通の強い想いを持ち、強い組織としてスポーツ業界を変えていきたいと考えています。

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