BLOG | D2C ID Inc. - 株式会社 D2C ID
マーケティングとクリエイティブの力で「超えていく力」を生み出す、D2C IDのBLOGです。
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改めまして、2024年よりD2C IDの社長をしている山口です。
2025年はIDとして対外的なアウトプットを強めていこうと思いまして、私もブログをスタートします。
Xでもたまにつぶやいてまいりますので、覗いてみてください。
山口のアカウント
25年度が4月からスタートしてはや1ヶ月、今年度もCX CRAFTSを推していきます。
今回は、私自身のキャリアとCX CRAFTSについて振り返ってみたいと思います。
CX CRAFTSを構成する、Web、SNS、PR、イベント各領域を跨いで「マーケティング」と「クリエイティブ」を両輪で回していくことを続けてきたなと改めて思います。
特に電通に出向していた時には、コミュニケーションの全体方向性提案と並行してWebサイトのアナリティクスツールの画面とにらめっこし、KPIの報告レポートを作っていたりしましたし、
マス含めてのクリエイティブをデジタル基点で展開する大型キャンペーンを実施しながら、SNSでの発話3,000件を目視でみてポジネガの判定もしていました。(当時はAIがまだ機能していなかったです)
また、領域についても、Webを起点にPR、イベント、SNS、メールCRM施策など横断して担当しており、およそデジタルという言葉がつきそうなもの全てを守備範囲にしておりました。
「人はサッカーをツイートだけで観戦することができるか?」という企画があり、サッカーの試合が行われているスタジアムの外のブースから、X(旧Twitter)のハッシュタグを見ることだけで、タレントさんがサッカー観戦を楽しむことができるかを検証する番組を、Ustreamで生中継配信をしたりしました。まだ、YouTube ライブでのWeb番組配信もYouTuberもまだまだ一般化していない時代の話です。結果は7,700人の同時視聴は2012年では大健闘だったかなと思います。
広告のクリエイティブ、サイトやアプリを作って終わりになりがちな広告キャンペーンのプロジェクトの中で、データを通じて顧客に向き合うことができた経験はとても貴重でした。
顧客にどんな体験をしてもらい、認知、理解や共感を獲得するのか、Web、SNS、PR、イベントの各施策を駆使し顧客を心理変容や態度変容にどう導いていくのか。その結果をもってしてクライアントの事業に成果を残せるのか。最後のキャンペーンレポートまでデータと顧客、クライアントに向き合い続けることの大切さを実感していました。
時には、良くない結果で着地となり、クライアントにご迷惑をかけたこともありますが、その結果から学び、次の改善に繋げることで、クライアントとの信頼関係を再構築してきました。
時が経ち、私の経験も、D2C ID全体でCX CRAFTSに向き合うことに繋がっているなと思っています。
10年の時を経ていますが、「マーケティング」と「クリエイティブ」を両輪で回すことが本質的な課題解決につながっていくこと、顧客体験の創造に繋がっていくことは、きっと今も昔も大きくは変わりません。今だとさらに、AIを使っての文脈がより顕著になってきていますが、AIについて大いに脅威と感じつつ、逆にチャンスと捉えて様々なチャレンジをしつつ顧客体験価値の最大化であるCX CRAFTSに向き合っていきたいと思っております。
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