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未経験からITエンジニアへの就職活動を成功させるためには募集要項のココに注目!

転職を考えた時に、多くの人が求人媒体であるナビサイトなどを見て、企業を検索すると思います。

自分の希望にチェックを入れて絞ったとしても、予想以上に多くのIT企業が表示され、どう選んでいいかわからないと思うことはないでしょうか?

とにかくいっぱい応募して選考を受けてみるのも一つの手ですが、限られた時間や労力を無駄にしたくはありませんよね。

今回は初めてIT企業への就職を考える方のために、募集要項のどんなところを見ていくと良いかをざっくり解説していきたいと思います。

就職活動における成功の定義とは?

就職活動の「成功」というと、まず成功の意味を定義しなければなりませんが、人それぞれ価値観が違うため簡単に決めることはできません。

楽して稼げる仕事が成功だと思う人もいれば、例え激務でも乗り切った先に自分の成長が実感できることが成功だと思う人もいるはずです。

仕事に対する満足度や幸福感が得られているかどうかや、業務内容、職場環境、人間関係など、仕事に対するポジティブな感情を持てるかどうかという話になりますが、そうなると判断できるまでに長い時間がかかってしまいます。

今回は入社前と入社後で、自分の想像してたイメージとの差が少ないとか、前向きに仕事に取り組める環境があるというくらいの意味で捉えて下さい。

給与条件は「固定残業代」の記載に注意

●給与条件

給与条件については媒体の条件項目で絞れたりするので除外しようと思ったのですが、一点だけ気を付けてほしいのは、固定残業代(みなし残業代)の表示についてです。

初めて就職・転職活動を行う場合、ご存じない方もいると思い取り上げることにしました。

固定残業代とは表示されている給与額にあらかじめ一定時間分(企業によって異なる)の残業代が含まれていて、その残業時間を超えた分については別途残業代が支払われるというものです。

例:「月給:24万円 ※20時間分の固定残業代20,000円を含む。(超過分は別途支給)」

上記の例のように書かれている場合は、毎月20時間までなら残業をしてもしなくても月給は24万円ということで、20時間を超えた分の残業代については、プラスで支払われるということです。

給与額が多い企業だと思っても、よく見ると固定残業の時間も多かったというケースもIT業界の求人ではよくあったため、現在はほとんどの大手求人媒体が月給表示と合わせて固定残業の時間と金額を明記することを規則としています。

ちなみに絶対ではないですが、固定残業で設定されている時間が、その企業の平均的な残業時間と大体同じくらいの事が多いようなので、一つの目安にするといいかもしれません。

仕事内容は先のキャリアパスも含め注目

●仕事内容/業務内容

「やりたいことは決まってないけど、とにかくITに関わりたい!」という人以外は、しっかりと仕事や業務内容を確認しておかないと、入社後にイメージと違ったということになりかねません。

IT企業といっても多種多様な会社があるため、プログラミングで開発をする仕事をやりたいのに、ITインフラやハードウェアを専門的にやっている企業に面接に行ってしまうと、お互いに「違うな……」という感じになってしまいます。

逆にネットワークやサーバーを扱いたいのに、開発エンジニアの求人に応募しても同じです。

ただ、いきなり未経験者がいきなり上流のシステムエンジニアの仕事に就ける事は少なく、だいたいがプログラマーやシステム運用のエンジニアから初めて徐々にステップアップしていく人がほとんどです。

同様にネットワークエンジニアやセキュリティエンジニアも、未経験者の場合は運用・保守エンジニアやフィールドエンジニアからキャリアを始める事が多くあります。

そのあたりのキャリアパスのことも含め、まずは面接に行く前にしっかり自分でネットの情報などで調べておくことが大切ですが、身近に詳しい人がいれば話を聞いてみるのがいいかもしれませんね。

私が未経験でITエンジニアの面接を受けた時には、特に細かくやりたいことが決まっておらず、ただIT業界に関わる仕事がしたいと思っていただけなので、仕事内容の理解があまりできていませんでした。

入社してから「これもIT業界の仕事なんだ」と知る事も多かったですが、結果的には前向きに仕事に取り組むことができたので、自分に向いている仕事だったのかもしれません。

また最近はSESや派遣契約で、入社した企業ではなく、お客様先の環境や在宅で働くケースも増えてきました。

SESについては別の機会に詳細に説明しようと思いますが、働き方の特性上、「出勤場所が思ってたんと違う!」というギャップが発生しかねません。

面接のタイミングで就業場所を聞こうにも、その時点では配属される案件が確定しているケースは少ないので、企業側も明確に答えられない事もありますが、お客様先での就業があるのかどうかは確認しておいたほうがいいでしょう。

社内の様子は自分の目で確かめるのがベスト!

●社内の雰囲気/社風

自分にとって働きやすい環境を考えたとき、社内の雰囲気や会社の持つ文化、社風は大きく影響してくるものだと思います。

企業側もそれを理解しているので、求人媒体やWebサイトなどで積極的に自社の雰囲気を伝えようとアピールをしています。

ただ、個人的には企業側が出す写真や映像などは、ある程度の演出が入っていて、悪い言い方をすれば「いい部分をよりよく見せる」ことは当たり前に行われていると感じます。

もちろん求人募集に嘘を書くことはNGですが。

社内の雰囲気や社風をより詳しく知るには、会社見学に行くことが一番の手段だと思います。

実際にその企業を訪れることで、オフィスの様子やどんな人が働いているかなど、社内の雰囲気がよりわかるはずです。

しかし、コロナ禍を境に対面での接触が控えられたり、面接もほとんどオンラインで行われることが多くなったため、なかなか社内を実際に見ないまま入社するということも珍しくないようです。

最近は訪問OKという企業も増えているようですし、もし就職する企業の社内の雰囲気にこだわりたいと考えるなら、手間であっても企業に会社見学できないか聞いてみるのもいいと思います。

企業側から会社見学の案内が無くても、依頼すれば応じてくれるところもあるはずです。


社風や企業文化にもつながることですが、個人的には企業のWebページの理念のページや、代表者のメッセージをちゃんと読んでおくといいと思います。

企業はよく船にたとえられることがあり、従業員は、船に積まれた荷物ではなく、船を動かす船員として乗り込んでいるといわれます。

船ごとに目的地や航路が定められており、航海士、機関長、甲板員などが、それぞれの役割を果たしながら同じ目的地を目指して働くことで、無事に目的地へたどり着けます。

企業理念には船の目的地が示されており、代表者のメッセージには、船長がどの航路を選んでどこへ航海するかが語られています。

その企業が社会において成し遂げたいことを知り、それに共感できるかを考えることが、長期的な視点でミスマッチのない選択につながるでしょう。

シーエスコミュニケーションでも未経験エンジニア募集中!

研修内容や福利厚生なども求職者からすれば大きく気になるところだと思いますが、企業による部分が大きいので、詳細は企業からの情報を確認するしかありません。

細かい点を挙げ始めればキリがないかもしれませんが、すべての希望条件に完璧に合致する企業を見つけるのは難しいものです。そのため、何かしらの条件において妥協が必要になることが多いでしょう。

重要なのは、自分の中で「ここだけは絶対に譲れない」という明確な軸を持ちながら、「この部分は企業の方針に合わせてもいい」という柔軟さを持つことです。

こうした自己分析をしっかりと行うことで、企業とのフィット感を見極め、納得のいく選択ができるようになります。


最後に宣伝になりますが、シーエスコミュニケーションでは、未経験のITエンジニアを常に募集しています。

いいところもあれば、まだまだ改善が必要なところもある企業ですが、世の中をITの力で便利にしていきたいという想いを持って集まった仲間が、一丸となって仕事に取り組んでいます。

求人募集の条件もしっかり見ていただいた上で、我々の理念や想いに共感してくれる方のご応募をお待ちしています!

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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