CREFIL株式会社の募集・採用・募集条件 - Wantedly
CREFIL株式会社の新卒・中途・インターンの募集が13件あります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。
https://www.wantedly.com/companies/crefil/projects
CREFILで働くメンバーのリアルな声をお届けする『CREFIL Voice』
今回は、組織づくりの中でも特に難しいとされる “ソフトスキル” の育成に取り組むメンバーに話を聞きました。
教育心理学を背景に持ち、大規模プロジェクトの技術推進から組織全体の育成まで幅広く牽引する 廣澤 篤紀 さんです。
廣澤さんの「自分で考える力」を引き出す育成の取り組みは「廣澤塾」としてメンバーたちから親しまれ、CREFILの文化を支える存在になっています。
この記事では、その取り組みが生まれた背景から、実際に現場で実践する方法まで、リアルな話をお届けします。
General Manager 廣澤 篤紀
大学院で教育心理学を学んだ後、大手ERPパッケージベンダーへ。
基盤領域・業務領域を中心に7年間従事し、2020年にCREFILへ入社。
💡 廣澤さんの主な「育成」の取り組み
2023年 心理学を活用したモチベーションコントロール
2024年 プラス10(月10万円昇給させるプロジェクト)
2025年 M10(マネージャーを10人増やすプロジェクト)
🌱 「思考×体験」 場づくりの背景
⚡ プラス10 ・ メンバー育成の実践
🚀 M10 ・ マネージャー思考の体験
🧩 思考の再現性:日常に落とす仕組み
── 「育成」に取り組むようになった背景にはどんな想いがありましたか?
実は、元々あまり介入したくないと考えていたんです。
必要以上に介入してしまうと、その人の本来の良さや個性を奪ってしまうのではないかという不安がありました。
そんな中、「育成に関わってほしい」という声を受けて、どう向き合うべきか改めて考えたとき、前職時代にCEOやCOOが毎月 “考え方” や “ソフトスキル” について語る文化 があったことを思い出したんです。これがすごく良かった。組織として意図的に“考える場”をつくることで、人が自然と育っていくのを実感してました。
だからこそCREFILでも、個性を尊重しながら“自分で考える力”を引き出す関わり方で育成に踏み込むようになりました。
── 昨年はメンバーから応募が殺到した「プラス10(月10万円昇給させるプロジェクト)」がありましたね。具体的に教えていただけますか?
まず、目的は「メンバーを成長させること」です。
「評価する人(直属の上司)ではない自分だからこそ、できることがあるのでは?」という考えのもと、昇格/昇給に向けて積極的に取り組みたいメンバーを全社から募集したところ、10名の方が手を挙げてくれました。
具体的な取り組みは、
・週1~5回、短時間の個別面談
・直接課題を聞いて、行動に繋がるアドバイス
というシンプルなスタイルです。
ただ、進めていく中で、“メンバー層には非常に効果的” である一方、“リーダー層にはあまりフィットしない” と感じる場面が出てきました。そこで、最終的にはメンバー層を中心に面談形式が適している6名に対象を絞って進めていきました。
── 参加メンバーに変化はありましたか?
“プロジェクト全体への意識” が強くなったと感じてます。
自分のタスクが何のために必要なのか、誰と関わっているのか、どんな影響があるのか、といった意識ですね。
資格取得を推奨したことで、資格マニアになるほど学習に火がついたメンバーもいますし、COOからは「よく育ってるね」と仰っていただきました。
── 今年始めた「M10(マネージャーを10人増やすプロジェクト)」の背景と取り組みを教えてください。
1番の理由は、昨年の「プラス10」でリーダー層に対してのアプローチが難しかったことです。メンバー層には個別面談が効果的でしたが、マネージャーを目指す層は、日々の業務課題は自力で解決ができてしまう分、面談で関与できる範囲には限界がありました。
ただ、「経験を積めばマネージャーになれるだろうが、具体的にどんなことが必要なのかわからない。」という声があり、そこに課題意識があったんです。
マネージャーになるには、単に経験を積むだけではなく、“考え方そのもの” も変えていく必要があると思います。そこで、面談形式ではなく、マネージャーとして必要な “考え方” を体験させる場をつくる ことにしました。
「M10」の取り組みとしては、今年の6月から全社会毎に研修をしています。
・6月 第1回:朝会夕会研修
・8月 第2回:思考の順序研修
・10月 第3回:信頼関係を築くコミュニケーション研修
まずは、「朝会夕会をマネージャーから奪う」という、マネージャーになるための具体的なアクションと方法を伝えました。次に、タスクだけでなく「思考を巻き取る」こと。そして、「コミュニケーションの質を上げる」といった順で進めています。
今後の全社会でも引き続き、 実施していく予定です。
全社会にて研修を行う廣澤さんの様子
── “考え方” という目に見えないものを、体験させるためにどんな工夫をしてますか?
「イメージしやすく」「なるべく具体的に」を徹底しています。
抽象的なテーマこそ、具体的な場面で伝えないと理解できない。
例えば、これまでの研修では「プロジェクトで実際にあった場面」を必ず用いるようにしてきました。そして、その中でもメンバーの写真を意図的に使うようにしてますね。私自身の写真もよく使ってますが、他の人の写真を使うならまず自分も使わなきゃと思って(笑)
余談ですが、「おもしろさ」も取り入れるようにしています。
超人気漫画やアニメのセリフとか。CREFILのバリューが新しくなった時もすぐに取り入れました。つまらない研修を聞くのは難しいですから。
── 日常マネジメントに落とし込む際のポイントを教えてください。
研修でも使用しているものですが、“考え方” を整理させるために、図のフォーマットを使ってます。
言葉や文字だけ使うよりも視覚的で伝わりやすいですし、段階的に整理することで、「どこで認識がズレてしまったか」が正確にわかります。
事実の収集 → 事実の解釈 → 判断結果
例えば・・・
事実
👉 お客様から「この機能、追加できますか?」と聞かれた。
今回開発する機能は手一杯な状態。
事前知識・事実解釈
👉「10日はかかる」「他機能の方が優先度高いが、業務では欲しい機能」
判断結果
👉「今回は他機能の開発に影響があるので難しいですが、次回差し替えますか?次回ならユーザーテストには間に合います。」
メンバー自身の考えを整理するだけではなく、相対するステークホルダーの意図を考えてもらうのにも役立ちます。
お客様の「事前知識」や「何を重視するのか」といった視点を紐解いていくことで、コミュニケーションの質が大きく変わってくると思います。
── なかなか成果が出ない時、どんな打ち手がありますか?
やはり、「繰り返す」ことだと思います。
同じ内容を繰り返すことも重要ですが、例えば、研修や以前話したことのキーワードを意識して使ったり、同じ内容を表現を変えて伝えてみたりしてますね。
そもそも、これまでの取り組みで伝えたいことの本質は一つなので。
前職のCOOの受け売りでもあるんですが、「100年後でも通用する働き方を身につけましょう」という一言に本来の想いがあります。
見えないスキルを高めるのはなかなか難しい取り組みですが、研修を通じて個々の成長に貢献できたら嬉しいですね。
── 最後にメッセージをお願いします!
楽しく仕事をするのが1番!
修行期間は辛いこともあるかもしれませんが、一人前になれば裁量をもって仕事できるようになるので楽しめるようになります。
爆速で成長して一緒に仕事を楽しみましょう!
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