「会社」という名の研究所で、一生かけても終わらない問いに挑む。
Photo by Mohammad Alizade on Unsplash
起業を決意した29歳の頃、私の目的はただ一つ。「事業を通じて心の豊かさを提供すること」でした。今で言う、ウェルビーイングの提供です。
その手段について考え抜きました。政治なのか、行政なのか、それともビジネスなのか?
辿り着いた答えは、「経済の仕組み」を使うことでした。
既存の習慣や価値観に介入して変えようとするのではなく、思わず手に取りたくなるような「魅力的な選択肢」を提示すること。それが一番自然に、広く深く広がっていくはずだと信じたからです。
知らぬ間に社会の一部が、そして多くの人々が心豊かな状態になっていく。そんな貢献をしたいと志を立て、今もその想いは変わりません。
「心の豊かさ研究所」としての会社
では、その「心の豊かさ」とはそもそも何でしょうか?人それぞれが抱く幸せの知覚とは?それらに共通する真理とは?
私達がつくった会社は、この一生かけても終わらないような問いに向き合い続ける、実証実験の場です。会社という形をした「心の豊かさ研究所」と言ってもいいかもしれません。
哲学、社会学、心理学、アート。
ヨガ、瞑想、食、睡眠、スポーツ。
あるいは人との繋がりや、旅の中に答えがあるかもしれない。
私たちは、手がかりとなりうるこれら全ての領域を現在事業ドメインとしています。毎日少しずつ解像度を高め、そこから生まれたエッセンスを製品やサービスに詰め込んで、毎日世の中へ送り出しています。
魂を共鳴させて生まれる「何か」を見たい
志に対して、微力ながらも真っ直ぐに進んでいる手応えがあります。
この自分達の「魂の使い方」を清々しく感じており、一切の曇りも後悔もありません。
しかし、私たちが生み出せている影響は、まだまだ微小です。
だからこそ、新しい仲間が必要です。
これらを語り合い、特有の体験に基づく考えや希望を持った新しい仲間と、魂を共鳴させて生まれる「何か」を見てみたい。そしてその産物を世界へ届けたい。
一生かけても解決まで辿り着けるかわからない。そんな果てしないチャレンジを共に歩むこと自体が、心豊かな毎日であることは間違いありません。
その「今の連続」を共に楽しみ、歩んでくれる方。
ぜひ、コラゾンのドアをノックしてください。