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https://www.projectsprint.org/
みなさんこんにちは、コパイロツトの情報発信チームです!
コパイロツトは2005年からプロジェクトとプロジェクトを進めることについて考え続けてきた会社です。そもそも「プロジェクト」とは何なのか。その問いを起点とし、未だに悪戦苦闘しながら実践と探求を重ねています。
そんなコパイロツトがこれまでどのように歩んできたのか、本ストーリーでは設立から現在に至るまでを簡単に振り返ります。
*本ストーリーはコパイロツトのビジョンブック「プロジェクト推進宣言」を再構成したものです。
コパイロツトは、2005年の設立当初「ディレクターズ・ユニオン」と名乗り、事業や商品のブランド開発、プロモーション、クリエイティブディレクションなどを手掛けていました。しかしさまざまなプロジェクトに携わるうち、進行役をディレクターひとりが務める手法の限界を感じるように。
ひとりのディレクターの限界を乗り越えるために必要なのは何か。そのことを考えながら辿り着いたのは、プロジェクトに関わるメンバーの力を引き出し、存分に力を発揮できる環境を作る、というアイデアでした。そこからそのアイデアを実現するためにはどうしたらいいか、模索がはじまりました。
2013年になると、わたしたちは自分たちの仕事について「グッド・チームビルディング・アンド・プロジェクト・マネジメント」と表現するようになりました。
ディレクターからプロジェクトマネージャー/ファシリテーターに役割を変え、「プロジェクトを成功に導くため、クライアントと共に考え、共に手を動かす会社」を目指しはじめます。
プロジェクトマネージャーやファシリテーターはチームを勇気づけ、メンバー全員の力を発揮してもらうために奉仕する仕事です。スケジュールを引き、ミーティングを招集し、その日話す議題をまとめて提示し、議事録をとり、ミーティングの中で新しく発生したタスクを整理します。この支援によってプロジェクトのメンバーは自らが担当している本来の仕事に集中できるとわかってきました。
しかし、チームのメンバーがプロジェクト推進に集中するための後押し役としてのプロジェクトマネージャーは、コパイロツトにとっての終着点ではありませんでした。
2014年、プロジェクト推進に関するナレッジを生み出すため、社内にナレッジ・ラボチームが誕生しました。
当時のコパイロツトではすでに、ミーティングを「対話する機会」ととらえるようになっており、その場を活用してチームやプロジェクトを方向づけながら進めることが当たり前になっていました。
アジェンダ・議題やロードマップ、タスクの可視化によってミーティング単体を改善していく実践から始めましたが、次第に複数のミーティングのフォーマット化へ進んでいきました。複数のミーティングをまとまりとしてとらえる、目標を見直す機会を作る、チームメンバーのロールを可視化するなど、プロジェクトを取り巻く環境の整備、プロジェクトチームが機能する枠組みそのものの提供を意識するようになりました。
2015 年には10年の実践から導き出したナレッジを、「コンセンサスビルディング(合意形成) =コンビル」としてはじめてパッケージ化。プロジェクト推進のための独自メソッドの開発を着々と進めました。
2019年、公の場ではじめて、プロジェクト推進における独自メソッド「ProjectSprint」を発表。一定の手応えを得て、2020年に「Project Sprint」version1.0をオープンソースとして初公開しました。
そして2021年には、初の自社サービスとなる「SuperGoodMeetings」正式版をリリース。実践と探究を繰り返しながら編んできた私たちのメソッドを、プロジェクト規模の大小、法人・個人問わず、多くの人に活用していただくことを願って開発しました。
コパイロツトは現在、主に3つのサービス――パートナーとしてチームに参加し共にプロジェクトを推進する「プロジェクト推進支援」、最適なチームづくりやプロジェクト推進のための環境構築の支援をする「ナレッジを蓄積する環境づくり/プロセス改善」、プロジェクト推進を円滑にする「ツールとメソッドの導入支援」――を提供しながら、プロジェクト推進のための実践と探求を継続しています。
2022年3月には「Project Sprint」のメジャーバージョンアップも実施。「プロジェクト」そのものの捉え方、定義を大きくアップデートしました。定例ミーティングを軸に、チームが主体となってプロジェクトを定義すること、またそれを環境の変化に応じて再定義し続けることにより、さまざまな変化に柔軟に対応し、継続的に改善していくための力が得られると考えています。
コパイロツトは企業や団体が取り組むさまざまな「プロジェクト」に外部パートナーとして参画し、プロジェクトを推進していく役割を担っています。コパイロツトで、さまざまなプロジェクトに携わりながら、これからの時代に求められる「プロジェクト推進のあり方」を実践、探究していきませんか?