cooboo's Family Storyとは
コーボーの仲間一人一人のキャリアへの考え方・築き方、コーボーに入社した理由、未来への展望を過去・現在・未来の時間軸で語ってもらうコンテンツです。
こんにちは。株式会社コーボー人事の梁瀬です。
2023年9月よりジョインした、エンジニア金子さんの紹介記事を書かせていただきました。
会社や事業の想いに共感し、自身の思い描くキャリア形成が出来るを感じてコーボーにご入社いただいた金子さん。
なぜ数ある企業の中からコーボーを選択したのか、コーボーでどんなことを成し遂げたいのか…など、たくさんお話を伺いました。
是非ご覧ください!
過去:エンジニアには向いていない!?諦めずにやり続けることで、楽しいと思えるように。
ー 金子さんは文系学科を卒業されていますよね。どうしてエンジニアという職業に興味を持ったんですか?
そうですね。自分は経済学科を専攻していたのですが、将来のキャリアを考えたのはやはり就職活動時期でした。就活をしていて色々な企業の説明会などに参加をしたんですが、多くの企業は【コミュニケーション能力】【ガッツ】【愛社精神】みたいなものを求めているように感じられて、生意気ながらそこに違和感を感じたんですよね。その中で自分が職業としてつきたいのは【論理的な正しさが尊重される仕事】が良いなと思いエンジニアが良いのかなと思ったんです。
ただここからが前途多難でした。基本はエージェントを活用して就活をしていたのですが、ことごとく選考に落ち続けたんです。先ほどのような話をしておいて恐縮なのですが当時の自分は決して論理的なわけでもなくて。そこで自分は大学を1年休学をして、その1年間でエンジニアとしての勉強をし再度チャレンジすることにしました。
休学中はスクールに通い、メンターをつけながらプログラミングについて学習をしました。
ー 就活時期に大きな挫折を経験されながらもエンジニアの道を目指したんですね。実際にプログラミングをしてみてどうでしたか?
恐らく最初は向いている方ではなかったと思います。笑。ただ、自分は決めたことはやり切る性質を持っていて、当時は1日10時間以上プログラミングに取り組んでいました。
最初のうちは、なんでエラーが出るのか?それをどうやったら解消できるのか?も分からない状態でした。その中で、ある時にふと法則というかコツに気が付いたんです。そこから「あ~、プログラミングって楽しいな」と思い始めました。
一見無理だと思われたことでも、思考して手を動かしていけば実現できるというのがプログラミングの世界にはあると思っていて、そういった課題解決が出来ることに面白みを感じました。
ー 苦しい想いをしても頑張り続けられる強い意志が金子さんの素敵なところですね。その中でエンジニアへのキャリアはどのように作られてきたのでしょうか?
スクールで学び始めて半年で再度就職活動を始め、結果として内定を頂いた企業に就職をしました。
その際に自分が重視していたことは【どれだけエンジニアとして成長が出来るか】。開発が出来るということと、新卒にも例えばポートフォリオ提出を求めているような一定高いレベルを求めている企業様に絞って応募をしていました。
前職はSESの企業で2年半の経験を積んできました。プロジェクトは複数参画していますが、長いプロジェクトは2つで1つ目は建築業向けの複数プロダクト間のデータを集約したWebサービスでのバックエンド開発。言語はTypeScriptでした。2つ目はDXを目的とした新規Web開発でバックエンドはTypeScript、フロントエンドはVue.jsでの開発でした。
ー 実際にエンジニアになってみて楽しいことや大変だったことはどんなことですか?
TypeScriptでの開発は初めての経験でしたが、入社してすぐにJavaの研修があり、言語的に似ていたので自分としては馴染みやすかったです。
楽しいと感じたことは、この開発によってあらゆる作業が効率化され、時間短縮が実現出来ること。DX関連の開発をしていたこともあり、プロダクトを活用する方々が「以前より効率化されて楽だな!」と感じられる世界を作れたことにやりがいを感じました。また自身が開発速度を上げていくことも楽しいと感じました。先輩エンジニアには根掘り葉掘り色々なことを聞いて今までよりも品質の高いものが早く出来るようになることで成長を実感できました。
一方で大変だったことは最初のプロジェクトでの経験でした。元々ベテランエンジニアにフォローをしてもらいながら開発をする前提だったのですが、参画早々その方が退職されてしまいました。その後は自分も含めて2名のジュニアレベルのエンジニアですべての開発を行わなければならず、その時はすべてが困りごとだったかもしれません。笑。調査・設計からテストまですべての工程を試行錯誤しながら進める毎日でした。
そのような日々のおかげか、2つ目のプロジェクトは新規開発でゴリゴリコードを書く日々でしたが、設計書がきちんとあったので自分としてはかなり楽だと感じました。
(論理的で分かりやすいコミュニケーションをとってくれる金子さん)
現在:”いい仕事をしよう”という意識を持つ会社を求めて
ー そのような中で転職を考えたきっかけはどんなものだったんですか?
”お客様に価値発揮をしよう””成長していこう”というマインドを持った方々と働きたいという想いが強くなってきたことがきっかけです。
成長や目標設定、勤怠など含めて全体的に緩さのようなものがあり、それが心地いい方もいると思うのですが、自分にとってはもっとアグレッシブに価値発揮や成長を追求していきたいなと感じていました。
転職活動はスカウトを頂いた企業を中心に実施し、期間としては1か月くらいだったのですがその間にありがたいことに60社程度から声をかけて頂きました。
ー 当社からもスカウトでまずお声がけさせて頂きましたよね。その際にどのような印象を持ちましたか?
多くの企業よりお声がけを頂きましたが、実際に返信をした企業は5社程度でした。前職が忙しく、いつ転職活動の時間が捻出できなくなってもおかしくない状況だったのでかなり厳選させて頂きました。
コーボーへの印象は、『優秀な方が多そうだな』というものでした。スカウトに返信をしてから面談までの梁瀬さんとのメッセージのやりとりからもそう感じましたし、最初のカジュアル面談を梁瀬さんや顧問の齋藤さんとした際もそれを感じました。いつもロジカルなコミュニケションをとってくださったことと、そこにプラスして心遣いを感じる温かみも感じました。
また、選考が進んでいくごとに『採用ページに書いてあることが本当なんだな』ということを実感できました。そこには背景も含めて、なぜ今このような事業になっているのか?制度を運営しているのか?を丁寧に話してくださったからこそ納得度が高く好感が持てました。
そして、コーボーには選考フローの中にtrackを活用したコーディングチャレンジというのがあり、コードのレビューをテキストと面談の中で行ってもらえるのですが、その際にも他社との違いを感じました。
一つ目は、ただ動けばいいのではなく可読性の高さなど【良いコード】を前提にフィードバックが頂けたことです。点数が良いものについても、『もっとこういう工夫ができたのでは』というコメントを頂けて、エンジニアの皆さんが視座高く仕事をされている様子を感じました。このレビューは自分にとってもとてもありがたく勉強になるものでした。
二つ目は、面接内での質問で、ただどんな言語を何年経験したというような経験をヒアリングされるのではなく、どんなマインドで仕事をしているのか?などの質問を頂いたんです。その点からも自分自身を知ろうとしてくれていることや、どんな人と働くのか?を重視されている様子が感じられてとてもいいなと感じました。
ー とても嬉しいお話をありがとうございます。複数社の選考に進まれている中で、当社への入社意思決定に迷いはありませんでしたか?
はい、全く迷いはありませんでした。実は、5社程度面談に進んでいましたが危惧していたように前職が忙しくなってきたため、実は途中からコーボーだけに絞って他はお断りさせて頂いていたんです。
内定をいただけるか?は不安が0だったわけではありませんが、コーボーに入社したい!と選考途中から自分の意思は固まっていたので内定を頂いてからは迷いなく入社への意思決定が出来ました。
(趣味はドライブ!7月には三重県までドライブ旅行をしてきました。写真は四日市工場夜景です)
未来:質の高い仕事をする集団の一員として背中を見せていきたい
ー 9月に入社をしてから今携わっているプロジェクトについて教えてください。
現在は、災害時に使用するマイクロサービスの設計や開発に携わっています。
技術としては、バックエンドではPythonを。フロントエンドではVue.jsを用いており、インフラはAWSという環境のプロジェクトです。
過去から独学でPythonはやってきておりますが実務で活用したことはないので不安もあると言えばあります。しかし例え困難が待っていても突破すればそれはすなわち成長していることなので、今はどちらかというとワクワクする気持ちの方が大きいです。
フルリモートのプロジェクトでもあるので、周りの方とのコミュニケーションも主体的にとりながら進めていければと思います。
ー 最後に、これからの抱負を是非教えてください!
コーボーは質の高い仕事をする集団であると思っているので、まず自分もその一員になっていきたいです。そしてその後は、常にいい仕事をする集団であり続けられるよう、マインド面もスキル面も自身がお手本となりそれを伝播できるような存在になりたいです。コーボーではエンジニアの採用活動を計画的に行っていて、これからも社員が増えていくと思います。場合によっては調和が乱れるリスクも0ではありません。自分も積極的に組織や風土作りに関わり、今のコーボーの”いい仕事をする”という目標に向かい、成長や価値発揮をし続ける存在であり続けられるように尽力したいです。