「“自分の人生、ちゃんと主役として生きてる?”──そんな問いかけから始まる、リヴェルの挑戦。」
技術だけじゃない。人として“どう在るか”を大切にする会社が、今どれだけあるだろう。SES・受託開発・ITコンサルティングの3軸で成長を続ける株式会社リヴェル。けれど、その成長の裏にあるのは“人間力”に本気で向き合う覚悟だった。
今回は代表・山崎さんに、会社の事業内容から、“教育”と“あり方”にかけるリアルな想いまで、余すことなく語っていただきました。
会社紹介・事業への想い
リヴェルではどんな事業を展開していますか?
SES(システムエンジニアリングサービス)事業、受託開発、そしてITコンサルティングの3本柱でやってます。僕は代表として、特にこの3本のバランスを意識しながら、エンジニアの育成と活躍の場を広げることに注力しています。
特に力を入れている領域やプロジェクトはありますか?
どれも大事にしてるんですが、やっぱり教育と採用ですね。代表として、うちに入ってくれたメンバーがどう成長して、どう幸せになれるかを本気で考えています。現場の責任者が中心に進めてくれてますが、必要があれば僕自身も先頭に立ちます。
他社と比べて御社の強みはどんなところにあると感じていますか?
僕が一番大事にしてるのは、人の“あり方”と教育体制です。技術責任者の西田が中心になって、メンター制度を整えてくれていて、それぞれのキャリアにしっかり向き合っています。テックカンパニーを目指している以上、スキルだけじゃなく人間力を育てることがうちの強みだと自負しています。
教育面ではどんなことを重要視していますか?
僕自身が実感してきたことなんですが、スキルって後からでも身につくけど、あり方は最初が大事なんです。だからリヴェルでは、ヒューマンスキルや人間力、つまり“自分をどう生きるか”に向き合う教育を大切にしています。人生の主役として生きる力を、一緒に育てていきたいと思ってます。
創業ストーリーと仕事への価値観
創業のきっかけを教えてください。
もともとSESの会社にいたんですけど、そこがまぁ、いわゆる“ヤバい会社”で(笑)。助成金の不正受給をすることを当時の社長が決めて、これはダメだと思ったんです。自分の大事な人生を、こんな会社で終わらせたくないと思って不正受給に関わる前に抜け出しました。それが僕の原点です。そこから自分の信じられる仲間と一緒に、SES事業を立ち上げました。
リヴェルを立ち上げた当初の苦労は?
最初は本当に全部自分一人でやってました。営業も管理もマネジメントも、全部僕。人が増えてからも、急拡大に組織作りが追いつかずに、何度もコミュニケーションの壁にぶつかりました。それでも社長として、責任を持って組織を作る覚悟を持ち続けてきました。
会社として大切にしている価値観は?
僕がずっと心に持っているのは、“命がもったいない”という言葉です。スポットライトから逃げず、自分の人生を生きてほしい。代表として関わる以上、社員一人ひとりが自分の人生をコントロールしていけるようにしたいと思っています。
教育におけるポリシーは?
人間力、つまり“人としての魅力”を大事にしています。SESでは現場で評価される力こそが信頼につながるんです。コミュニケーション力や巻き込み力があると次の案件につながるし、僕自身も現場に行って「またあの人に来てほしい」と言われるような存在になってきたからこそ、それを大切にしたいと思っています。
今後、リヴェルとして描いているビジョンはありますか?
5年でグループ全体の売上100億円を目指してます。ITだけじゃなく、不動産や教育、自社プロダクトなど、幅広い事業に挑戦していきます。若いメンバーが自分の夢を形にしていく、そのプラットフォームを僕はつくりたいと思ってます。僕自身が育てたメンバーが、次の社長や事業責任者になっていく未来を、本気で描いています。
ここまで読んで、「ちょっと他のIT企業と違うな!」そう感じた方もいるかもしれません。
でも、リヴェルの魅力は、実はここからが本番。後編では、組織のカルチャーや“人が集まる理由”、そして仲間たちへの熱い想いが語られます。
本気で「人と向き合う」って、どういうこと? その答えは、後編に。