「総合診療は、専門医の“下”なのか?」 私たちプリモの答えは明確です。
なにをやっているのか
私たちは関東圏を中心に展開する動物病院ネットワークです。
最大の特徴は、すべての医療の根幹=総合診療(ジェネラルプラクティス)を大切にしていること。
そのうえで、認定医や学位の取得を希望する獣医師には、学会発表支援や専門医からの直接指導など、多様なサポートを行っています。
本人の努力が前提の分野ではありますが、環境が整っているからこそ挑戦しやすい文化が育っています。
なぜやるのか
【事実】「専門医にならなければ」という空気
学生や若手の中には「専門医こそ一流/総合診療は二流」といった誤解、そしてプレッシャーを感じる人も少なくありません。専門領域は華やかで魅力的だからこそ、上下を意識してしまう。
【解釈】総合診療こそが、最初の専門性
人間医療を思い出してください。風邪をひいた時、最初から大学病院の呼吸器外科には行きません。まずは近所のかかりつけ医に診てもらう。
その医師が全身の状態や生活背景を理解したうえで、「ここは専門医へ」と判断する。
この【最初の一手を誤らない判断力】こそ、総合診療医の専門性です。鑑別診断、合意形成、連携判断。この土台があるからこそ、専門診療の価値は最大限に活かされます。
だから「どちらが上か下か」という議論は、的外れなのです。
どうやっているのか
① 資格や学位は「入社後」に伸ばせる
プリモには、入社後に認定医や学位を取得した獣医師が多数在籍しています。まずは総合診療を経験し、興味や適性を見つけた後に、会社や仲間の支援を受けて専門性を深めていける文化があります。
② “寄り添い”と“連携”の二刀流
各病院はかかりつけ医として日常に寄り添いながら、必要と判断すればグループ内の認定医や専門チームへスムーズにつなぐ。仲間が多いから、グループ内で完結できるケースも多く、「広さ」と「深さ」を両立できます。
③ 5年後に迷わないキャリアの地図
- 0〜2年目:総合診療の「型」を徹底的に身につける
- 2〜4年目:外科・猫・皮膚など、興味分野を深掘り(認定医準備もスタート)
- 3〜5年目:後輩指導やチームリーダーを経験し、視野を広げる
キャリアの見通しがあるから、安心して挑戦を続けられます。
こんなことをやります
- 総合診療医として、動物とご家族の物語に向き合う一次診療
- チームカンファレンスを通じた診断・治療方針の検討
- (キャリアに応じて)認定医取得に向けた症例研究・学会発表
- グループ内の専門チームや地域病院との連携・紹介対応
- 後輩獣医師の指導・メンタリング
求める人物像【獣医師】
【一緒に働く上で欠かせないこと】
- 獣医師免許(取得見込みを含む)
- チーム医療を尊重し、仲間と共に学ぼうとする姿勢
- 動物とご家族に、誠実に向き合えること
【こんな方を歓迎しています】
- まずは幅広い視野を身につけたいという考えをお持ちの方
- 将来的に、自分の「好き」「得意」を専門性として深めたい方
- 症例の背景にある家族の物語にまで思いを馳せられる方
あなたの5年後を、一緒に設計しませんか?
総合診療という確かな土台があるからこそ、安心して専門の高みを目指せます。上か下か、ではありません。目の前の動物とご家族にとって、最善の「次の一手」を常に考え、実行できるプロフェッショナルへ。——そのための環境が、ここにはあります。
まずはオンラインで30分、あなたのキャリアプランを聞かせてください。お待ちしています。