前回、キャリアは「自分で描く」だけでなく、「他人に引っ張られる」ものでもあるんじゃないかな、という話をしました。
今回は少し視点を広げて、
キャリアと人生、そしてライフステージというテーマで考えてみたいと思います。
人生とキャリア──「働く」ってなんだろう?
人生において「働く」とはどういう位置づけなのでしょうか。
- ワークライフバランス派:定時で仕事を終え、プライベートを充実させることを第一に考える人たち。
- ワークアズライフ派:仕事そのものを人生の一部として楽しみながら生きる人たち。落合陽一さんの言葉を借りれば、"as"=「共に」生きるというスタイル。
どちらが正しい、ではなく、
どちらも“その人らしさ”が反映された働き方だと思います。
そしてこのスタンスもまた、ライフステージによって変化していくものではないでしょうか。
ライフステージで変わる価値観
たとえば…
- 20代前半:学生時代よりもお金が手に入り、独身で自由。やりたいことに挑戦する時期。
- 20代後半:結婚や起業など、人生の選択肢が多様化してくる時期。
- 30代前半:家を買う、子どもを持つなど「守るもの」ができ始め、自分の働き方を見つめ直す時期。
このとき、とあることに気づくんです。
「スキルだけでは、得たい人生は手に入らない」と。
社会的信用、収入の安定、家族との時間。
どれも“人生の豊かさ”をつくる大切な要素です。
フリーランスも正社員も、どちらも正解
20代で好きなことに全力投球し、
「やりきった」と思える経験を積んだからこそ、
次は「家族のために頑張ろう」と思える──それはとても素敵な人生です。
コツコツとサラリーマンとして頑張る人生も、
フリーランスとしてスキルで稼ぎながら壁を乗り越える人生も、
どちらも素晴らしい。
キャリアを考える際に忘れてはいけない大事なのは「価値観は変わる」ということ。
だからこそ、今の価値観だけで未来を決めつけすぎなくても大丈夫です。
ライフステージは、計画よりも“引き寄せ”?
人生は計画通りには進まない。
むしろ、出会いや環境、偶然によって進むものだと感じています。
だからこそ、今のステージで「何を感じているか」「何に向き合っているか」が大切。
逃げた課題はまた違う形で戻ってきますが、
壁を越えた分だけ、人間力は高まっていくと私は信じています。
PRするつもりはないですが、
弊社トーカイテックは、“安定”が魅力の会社です。
電気を守る、インフラを支える仕事。
これからも必要とされる仕事ですし、
電力業界の2次請けは参入障壁の高い産業。
創業37年の歴史が、私たちを支えてくれています。
でも、単なる安定だけではありません。
この仕事は「人」が資産。
だからこそ、コミュニケーション力=人間力が何よりも大切です。
何を言うか、何を言わないか。
どう伝えるか、いつ伝えるか。
マニュアルでは教えられない“人としての力”が求められる職場です。
20代、いろいろやってきたあなたこそ。
壁にぶつかったり、迷ったり、遠回りした経験。
それが全部「人間力」になっていく。
私たちの会社には、そうやって乗り越えてきた20代30代の仲間がたくさんいます。
もし、次のステージを考えているなら。
ぜひ、一度お声かけください。もしかしたら、いい場所があるかもです。