こんにちは、タイムリープ人事・広報の中薗です。
私たちタイムリープは、2019年の創業以来RURAという遠隔接客サービスを提供している会社です。
そんな当社の魅力として社内でよく挙がるのが、「人」!
ということで、人の魅力を感じていただくためにタイムリープのメンバーを紹介していく本企画。
第4弾となる今回は、執行役員 兼 CPO(Chief Product Officer)を務める折下さんをご紹介します。
新卒でキヤノンのエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後はモンスターラボの海外拠点での開発責任者、さらにSHIFTのベトナム法人「SHIFT ASIA」のCEOなど、豊富な経験を積んできた折下洋介さんに、これまでのキャリアを通じて得た学びや、タイムリープを選んだ理由など、さまざまなお話を伺いました。
少しでも興味を持っていただけますと幸いです!
キヤノンで得た“ものづくり経験”が、自分の軸になっています
中薗:まずは、折下さんのこれまでのキャリアについて教えてください!
折下:私のキャリアはキヤノンから始まりました。グローバル企業のスケール感ある環境の中で、エンジニアとして製品づくりに取り組んでいました。
中薗: キヤノン、まさに“日本のものづくり”を代表する企業ですよね。どんなところにやりがいを感じていたのでしょうか?
折下: 自分が関わった製品が社会に与えるインパクトの大きさですね。国内だけでなく世界中で使われていることを実感できることは、非常にやりがいのあるポイントだったと思います。
中薗: スケールの大きなプロジェクトも経験されたとか。
折下: はい。様々なプロジェクトに携わりましたが、印象深いのは社会人6年目ごろに、半導体製造装置の新製品開発を任されたことです。
PdM(プロダクトマネージャー)として要件定義から設計までの責務を担いながら、50名以上の開発チームをまとめるPM(プロジェクトマネージャー)の役割も兼任していました。今振り返ると、とても大きな裁量をもって仕事をさせてもらっていたなと思います。
プロジェクト遂行の中でさまざまな課題が発生しましたが、最終的には良い製品を計画通りにリリースすることができて感動しましたね。
中薗: その製品が今でも世界の工場で現役稼働していると聞きました。すごいですね!
折下: そうですね。“ものづくりって楽しい”と心から思えた経験であり、私のエンジニアとしての原点です。
スタートアップでは“変化のスピード”と“組織づくり”を学びました
中薗:その後、スタートアップにも飛び込まれたんですよね?
折下:はい。より経営に近い経験を重ねていくことを考えて、MBA取得のタイミングでスタートアップの世界に飛び込みました。当時はまだ小規模だったモンスターラボやSHIFTといった会社にジョインし、ITの受託ビジネス業界の成長を目の当たりにしました。
中でもSHIFTは、入社当時500人ほどだった社員数が、5年後には5000人以上にまで拡大するという急成長をしました。その変化を間近で体感できたことは自分にとっても非常に大きな経験となりました。
中薗:それはすごいスピード感…!その中で、ベトナム法人の立ち上げも担当されたんですよね。
折下:そうなんです、SHIFTでは「SHIFT ASIA」というベトナム法人の立ち上げを現地代表として担いました。私がジョインした当初は法人を立ち上げたばかりでとても未熟だった組織が、約3年で150人の規模にまで成長しました。
その間、人も組織も、数ヶ月毎に成長していく様を肌で感じることができるやりがいがある仕事でした。
「プロダクトをつくる」開発の仕事とは異なりますが、「会社をつくる」という意味で、同じように“ものづくりの醍醐味”を感じられる仕事でした。
“人”と“プロダクト”の魅力が、タイムリープ入社の決め手でした
中薗:大企業とスタートアップの両方で豊富な経験をしてきた折下さんですが、なぜタイムリープに入社してくださったんでしょう?
折下:一番の決め手は“人”ですね。経営陣も社員も、誠実で良い人たちばかりなんです。
そして何より、仲間のポテンシャルを信じて行動している。その姿を見て、自分もここで力になりたいと自然に思えました。
中薗:プロダクトの将来性にも魅力を感じられたそうですね?
折下:はい。ビッグサイトなどの展示会でRURAの説明員として参加する機会があるのですが、本当に業界を問わず多くの方から関心を寄せていただいています。
改めて、日本の労働力不足という大きな社会課題の深刻さを実感しますし、それに真正面から向き合っているRURAは、非常に社会的意義のあるプロダクトだと感じています。
プロダクトの“地図”を描くのが、今の自分の役割
中薗:現在はプロダクト責任者としてご活躍中ですが、どのような想いで取り組んでいらっしゃいますか?
折下:プロダクトの“方向性”を定めること、つまり中期ビジョンやロードマップを描くことが自分の役割だと捉えています。目の前の課題に対応するだけでなく、将来のRURAをどう育てていくのかを常に考えています。
1年前にリーダー陣と共に中期的なプロダクトロードマップを作成しましたが、その方針に沿って着実に進められていると感じています。
中薗:組織づくりという面では、意識していることなどありますか?
折下:そうですね、私ができることは“メンバーの目線を上げる”ことだと捉えて、課題を自分で解決するよりも、メンバーが解決できるように導くことを意識しています。
その効果もあってか、組織も人も、驚くほどのスピードで成長しているのを実感しています。
多様なバックグラウンドを持つ優秀なメンバーとフラットに意見を交わしながら仕事ができるのは、何よりも楽しいことですね。
変化を恐れず挑戦し続ける仲間と出会いたい
中薗: 最後に、折下さんが一緒に働きたいと思うのはどんな方でしょうか?
折下:変化を恐れず、目線を高く持って挑戦できる人ですね。会社の成長を一緒に楽しめるような、そんな前向きな仲間と働きたいです。
中薗:変化を楽しめる人、強いですよね。
折下:本当にそう思います。そして、自分から変化を起こしていける人となら、もっと面白い未来を一緒に創っていけると信じています。
折下さん、ありがとうございました!
人事である私も、採用や組織・制度づくりなどで普段からとっても頼りにしている折下さん。
今回お話を聞くことで、キヤノンで身につけた技術者としてのDNAから組織の立て直しや立ち上げなど、本当に幅広い経験をしているからこそ私にはない視野の広さを持っているんだな、と改めて実感しました。
製品にも組織にも、真摯に向き合う折下さんの言葉からは、RURAへの深い愛情と責任感がにじみ出ていました。
タイムリープでは、一緒に働く仲間を募集中です。
興味を持ってくださった方、私たちと一緒に働いてみませんか?