SEEKER STORY|カルチャーが“熱”を持つとき、グラフィックは単なる装飾ではなくなる
「好き」から生まれる、本気のものづくり
あるアーティストが手がけたグラフィックコレクション。原作への深いリスペクトと、10代の頃に衝撃を受けたヴィンテージバンドTシャツへのオマージュを重ねて、アパレルへと昇華されたそのアイテムたちは、単なる商品ではなく「語る服」でした。
原作の世界観に沿って毎回制作されるロゴ。風合いやダメージ、染め加工にまでこだわった一点一点。そこには、作品そのものへの愛と、カルチャーに対する誠実な眼差しが込められていました。
それは、「グラフィックが“広告”になる」という発想。 ファッションの文脈に落とし込みながらも、まるで原作を知らない誰かの目を留めるような“しかけ”を含むこと。
SEEKER CREATIVE STUDIOは、ブランドの世界観づくりにおいて「らしさ」だけでなく「熱」をどう届けるかを常に意識しています。
今回のプロジェクトでは、販売戦略から空間設計、プロモーション企画に至るまで、クライアントと二人三脚で進行。 セレクトショップでの展開を前提に、限られた空間でどう“共鳴”を生み出すかを追求しました。
単に商品を整えるだけでなく、
- この世界観をどう伝えるか?
- どんな人に響くか?
- それはどの瞬間か?
そんな問いを共有しながら、グラフィック、言葉、空気感を丁寧に整えていくとこを意識したものづくりを行っています。