時代に合わせて進化をつづける、販促イノベーションカンパニー・SPinno。
販促物の企画・開発メーカーとして創業し、以来20年以上、時代と共に変化に対応し続け、現在はSaaS事業も手がけるテックカンパニーです。
今回は、販促領域で培った知見を活かした自社サービス「販促クラウド SPinno」において、お客様の導入と運用サポートを担当するカスタマーサクセス部門の近藤さんにインタビューを実施しました。
1社目は社長直下の「何でも屋」。事業企画、新規営業、マーケティング、PMと盛り沢山な日々
ーSPinnoへ入社するまでの経歴を教えてください。
自分は2018年卒で社会人になり、SPinnoは2社目です。
学生時代は、ビジネス街にあるカフェでアルバイトをしていました。いろいろなビジネスパーソンとふれ合いながら、自分がどんな風に働きたいかを考え、「裁量権を持って仕事をさせてもらえる会社に入りたい」と思うようになったんです。
また、大学では経営学を学んでいたので、学んだことを活かせるような、事業企画の分野にも興味がありました。
就職活動でもそれらの軸を持って行動し、中小・ベンチャー企業を中心に受けていました。最終的には、前職であるWebサービスを主な事業とする会社に決め、社長直轄の新規事業チームの「何でも屋」として、新卒ながらいろいろな経験を積ませてもらえました。
―やりがいのありそうなポジションですね! 当時はどんなお仕事をされていたんですか?
自社リソースを活かしたWebサービスの立ち上げや他企業とのコラボ、ブロックチェーン技術など新技術を活かした事業など、いろいろチャレンジしましたよ。
新規事業のチームは、ビジネスサイドが僕を含む2名、あとはエンジニアとデザイナーでしたので、タスクとしても、事業計画の策定から新規営業、Web広告などのマーケ領域のこと、時には他社からシステム開発を受託してベトナムの開発拠点に依頼するPMをしたりと、とにかく幅広かったです。全部の時間を仕事に費やしていました(笑)
そうしていろいろなビジネスに触れる中で、SaaSというビジネスモデルに興味を持ち、それが後にSPinnoへ転職するきっかけとなりました。
―「SaaS」というモデルに惹かれていたんですね。具体的にどんなことを考えていたんですか?
少ない人数で次々と新しいサービスを立ち上げ、事業化していく中で、月額で必要な機能だけ使えるSaaSシステムの利便性をユーザー目線で実感していました。
同時に、「これからはいろいろなシステムやサービスを、月額課金で組み合わせて使う、というのが主流になるのでは」と考えるようになり「自分はそういうところをサポートできる、SaaSの導入コンサルがしたい」と思ったんです。
その第一歩として、まずはSaaSのビジネスモデルを理解しようと考え、知人から声をかけてもらっていたSPinnoへ入社することを決めました。
仕事の魅力はシステムがきれいにハマる達成感と、「リアル×デジタル」のハイブリッド感
―SPinnoでの業務内容について、改めて教えてください。
SPinnoでは、販促クラウド「SPinno」のカスタマーサクセスを担当しています。
具体的な業務内容としては、新規で導入される企業がスムーズにシステムに現行業務を移行できるようにするためのヒアリング、移行計画策定・実行支援と、導入済みの企業がSPinnoをより活用できるようにする日々の運用サポートを行っています。
現在は20社ほどを担当しています。
ー販促領域に特化はしていますが、希望されていたSaaSコンサル的な仕事でもありますよね。実際やってみて、いかがですか?
やはりお客様の煩雑な業務フローを効率化して、きれいにシステムにはまった時や、「SPinnoを導入してよかった」と言われた時には、すごくやりがいを感じます。
販促業務は企業によって本当にフローや関係者がさまざまなので、お客様に綿密にヒアリングして、現在の業務状況を少しずつひも解いていき、システムに移行できる部分、時には効率化が必要な部分を長い時間をかけて洗い出していくんです。
自分がお客様の業務を充分に理解できていたかどうか、やってきたことが間違っていなかったかどうかは、運用に入った時にわかります。
そこでうまくいった時には「自分がやってきたことは間違いじゃなかった!」という、大きな達成感がありますね。
―管理画面を説明して「どうぞ使ってください」ではないんですね。それほど、販促業務が特殊ということなのでしょうか?
そうですね。販促という業務も、そこに特化して作られたSPinnoも特殊だと感じています。
そもそも自分は「販促って何?」という業界知識レベルでSPinnoへ入ったので、初めは新規のお客様へのヒアリングから販促について学ぶところからでした。そして一緒にシステム化していく中で、自社サービスへの理解を深めていきました。
ただ、そんな特殊な販促業務ならではの楽しみもあります。
販促業務は、最終的にポスターやPOPといった販促物が、目に見える成果物として出てくるんです。なので、SPinnoのシステム運用は、クラウドサービスでありながらもリアルな成果物が出てくる「リアル×デジタル」のハイブリッドなシステムともいえると思います。
だからこその難しさもありますが、仕事として、とても楽しいです。
―他にもSPinnoで働く魅力があれば教えてください。
SPinnoで働く魅力としては、関われる「業務」と「顧客」の幅がそれぞれ広いため、柔軟な対応力が身に付くところ。
SPinnoは販促メーカーとしての歴史も長いため、誰もが知る大手の消費財・食品メーカー、流通・小売企業などともお付き合いが深い一方で、中小企業・ベンチャー企業ともお取引があります。
企業規模・業種はさまざま、企業により業務フローもバラバラ、SPinnoを使う目的・ITリテラシーのレベルもさまざまなので、相手方に合わせた柔軟な対応力が身に付きます。
お客様の理想と現実、そのギャップを埋めるために具体的に何をするか、SPinnoで何ができるか・・そういったことを考えながら、パズルのようにプロジェクトを組み立てていくので、決まった仕事をこなすより「自分で考えて動く」という要素が大きいですね。
―お客様の理想を叶えて、自分も成長できるんですね。
顧客の声に耳を傾け、成長に貢献できるSPinnoを目指す
―今後、SPinnoでチャレンジしてみたいことはありますか?
今後は顧客の成長に寄与できるようなチームになりたいです。
現在はお客様のアナログな作業のシステム化、安定した運用の支援までは叶えられるようになってきましたが、システム化したからこそできる今後の成長戦略に活かせるデータ収集・分析までを支援していきたいと思っています。
また、そのためには、お客様の声やニーズを的確につかみ、システム自体を成長させることも不可欠だと考えています。
―頼もしいお言葉ありがとうございます!
最後に、SPinnoに入社して仕事を楽しめるのは、どんなタイプの人だと思いますか?
月並みですが、「自分で考えて動ける人」です。
良くも悪くも人数が少ない会社ですので、自分がやってみたいことは声を上げれば叶う環境ですので、それが楽しめる人の方がいいかなと。
販促クラウド・販促ソリューションいずれの部署でも、顧客のことを自ら調べ、調べた上で丁寧にヒアリングして、本当の課題やニーズをつかめるような人が活躍できると思います。
現時点でそれができる方というより、そういう仕事をしたいという方、ぜひ一緒に働きましょう!
カスタマーサクセスチームでは1番の若手な近藤さん。しっかり者であると同時に、お客様には「こんちゃん」と愛称で呼ばれ、社内でもいじられることの多い愛されキャラです。
株式会社SPinnoでは現在、一緒に働く仲間を募集しています。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください!